曲線美のデザインが優雅なホテル、ザ・プリンス 京都宝ヶ池、オートグラフコレクションに滞在してみました
京都の洛北・宝ヶ池の畔に佇む、ザ・プリンス 京都宝ヶ池、オートグラフコレクションに滞在してきました。
こちらのホテルは、ザ・プリンスのホテル名が示す通り、プリンスホテルグループにて運営されているホテルですが、オートグラフコレクションの名前からもわかる通りマリオットボンヴォイにも参画しています。
曲線美が目を引くデザインの大規模ホテルとなっていて、東山三十六峰のなだらかな山々の風景を堪能することができます。
今回宿泊させていただいたお部屋の様子やマリオットボンヴォイによる特典についてのレビューを共有させていただきたいと思います。
こちらの滞在記が少しでも皆さんの検討の参考になるとうれしいです。
ザ・プリンス 京都宝ヶ池、オートグラフコレクション (The Prince Kyoto Takaragaike, Autograph Collection)
こんばんちゃ、しげちゃです。
ザ・プリンス 京都宝ヶ池、オートグラフコレクションは、プリンスホテルグループとマリオットボンヴォイの2つの顔を持っています。
マリオットブランドのオートグラフコレクションに加盟したのが2020年10月で、マリオットにおけるホテルカテゴリーは8段階あるうちの”6”(2021年)と上から3番目となっています。
また、プリンスホテルグループのホテルカテゴリー(上から順に最上級のザ・プリンスギャラリー、ザ・プリンス、グランドプリンスホテル、プリンスホテル、そしてプリンススマートイン)では、上から2番目のカテゴリーとなっています。
こちらの建物は、建築家、村野藤吾さんによって設計され、1986年に京都宝ヶ池プリンスホテルとして開業しました。
上から見るとドーナツ型になっていて、外から見るとコロッセオのような流線形の美しいデザインの建物となっています。
ホテルの内側を見てみると、こんな中庭のある景色です。
ホテルのエントランスはこんな感じ。
エントランスの正面にはオブジェが飾ってあり、その向こうには中庭が見えます。
その横の方には、素敵な着物がディスプレイされていました。
また、ホテルの1階にはクラブラウンジが用意されており、マリオットのプラチナメンバー以上であればアクセスすることができます。
こちらではチェックインの手続きを行えると共に、ティータイムではソフトドリンクを、そしてカクテルタイムではお酒やお料理を頂くことができます。
“茶寮”という数寄屋作り建物がホテルの敷地内にある日本庭園に存在しています。
残念ながら、滞在時はクローズとなっていて中に入ることはできませんでした。
ホテルの立地
ホテルの名前にもある通り、宝ヶ池がすぐそばにあります。
宝ヶ池の周りでは、健康志向の方達がランニングを楽しんでいましたね。
チェックイン
ゲリラ豪雨等によって道が渋滞したこともあり、16時半ころホテルに到着しました。
フロントで名前を告げると、すぐにクラブラウンジにご案内いただき、そちらでのチェックイン手続きとなりました。
ほどなくして、抹茶とお菓子のセットが提供されました。
久しぶりに頂いた抹茶は程よい苦みで、甘めのお菓子によく合いますね。
土日であれば、実際に目の前で立ててもらった抹茶をいただけるようです。
今回は3名での宿泊ということで、ラウンジアクセスの1人分の費用(5,000円)が別途必要になるということで、追加をお願いしましました。(プラチナ特典でのラウンジアクセスは本人と同伴者の2名分までが対象となります)
今回の宿泊プランでは5,600円分のホテルクレジットが付帯されていましたので、そちらで相殺させていただくことにします。
ということで、チェックイン手続きはスムーズに完了しましたので、一旦お部屋に向かいます。
お部屋のご紹介
一番スタンダートなお部屋を予約していましたが、「デラックスフロア スイート」にアップデートしていただきました。
ありがとうございます。
スイートルームにアップグレードしていただいた時って「マリオットのエリート会員でよかった!」と思う瞬間ですよね。
エントランス
お部屋のドアには、除菌清掃を行った後に誰もアクセスしていないことを示す“シール”が貼られていました。
そのシールのロックを切ってお部屋に入ります。
扉を開けると、荷物を置けるような台も用意されていました。
そして、その向かい側の扉の奥には、トイレとシンクが設置されていました。
リビングルーム
エントランスから正面の扉を開けて進むと、リビングルームとなっています。
ソファーとテーブルが2セット分用意されていました。
お部屋の真ん中にはパナソニック製の55インチのテレビが設置されていました。
テレビ台の下には、飲み物がたっぷりと用意された冷蔵庫がありました。
洋酒のミニボトルもしっかり冷やされていましたね。
その隣には、セーフティボックスが置かれていました。
反対側の壁にはミニバーコーナーがあり、ネスプレッソがノリタケ製のカップと共に準備されていました。
ベッドルーム
次にお隣のお部屋ですが、こちらはベッドルームになります。
ダブルサイズのベッドが2台とエキストラベッドが設置されており、少し柔らかめのマットレスも私の好みにベストマッチでした。
おかげで、とってもよく眠れました~。
ベッドルーム側にも、パナソニック製の55インチのテレビが設置されていました。
こちらのテレビ下の棚にも冷蔵庫が有りましたが、中は空っぽでした。
その横には引き出しが用意されており、浴衣と共にパジャマも準備されていました。
パジャマは、上下セパレートタイプのものとなっていました。
水回り
流し台は1つですが、2面に貼られた鏡や広い洗面台のおかげで、とても使い勝手がよかったです。
ドライヤーはパナソニック製。
アメニティ類は統一された白い箱で美しいです。
女性にやさしい気遣いとして、クレンジング、化粧水やクリーム等のスキンケア用品が用意されていました。
そして男性向けには、ヘアケア製品が用意されていました。
シャンプー、コンディショナー、シャワージェル、ボディーローションは、アメリカで有名なシー・オー・ビゲロウのものが用意されていました。
少し歴史を感じさせますが、清潔感のあるバスタブと、
別途、トイレの横にはシャワーブースも設定されていましたが、レインシャワーはないタイプでした。
クローゼット
水回りの入り口の正面にはクローゼットが用意されていて、バスローブが掛けられていました。
その下には、スリッパとアイロンセットが準備されていました。
お部屋からの眺望
8階建ての4階フロアということで、目の前は木々が生い茂っており、緑一色の景色となっていました。
少し目線を下に向けると、ホテルの入り口近くにある“茶寮”の屋根と池を見ることができます。
ウェルカムギフト
ヒノキリボンというお風呂に浮かべることで、ヒノキ風呂にはいっているような気分を楽しめるギフトを頂きました。
ありがとうございます!
プラチナエリート以上の特典について
マリオットボンヴォイの会員になると、まずはゴールドエリートを獲得し、次に目指すのがプラチナエリートとなりますが、それぞれのステータスで得られる特典は以下の通りとなっています。
(正直、シルバーエリートについてはあまり説明するところがありません。。。)
ゴールドエリートになると、14時までのレイトチェックアウト(お部屋が空いていれば)やお部屋のアップグレード特典がついてきます。
ですが、スイートルームは対象外なんですよね。
プラチナステータスになると、ゴールドステータスよりも更に魅力的な特典が追加されます。
特に以下の特典がありがたいですね。
- スイートルームまで(空いていれば)お部屋のアップグレードが可能
- エグセクティブラウンジへのアクセス
- 16時までのレイトチェックアウト
- 選択できるウェルカムギフト
今回の滞在では、スイートルームにアップグレードしていただけました。 ありがとうございます!
また、16時までのレイトチェックアウトも可能とのことでしたが、次の予定があるので今回はご遠慮させていただきました。
そして、クラブラウンジでのカクテルタイムでは、お酒もいただくことができ、満喫させていただきました。
参考)マリオットのプラチナステータスをいち早く獲得されたい方は、以下を参考になさってください。
クラブラウンジ (Club Lounge)
このホテルには1階にクラブラウンジがあり、プラチナエリート以上のメンバーとラウンジアクセスの付いたお部屋に宿泊の方が利用することが可能です。
クラブラウンジのサービス内容としては、
①ティータイム (10:00am ~ 1:00pm)
②アフタヌーンティータイム ( 1:00pm ~ 5:00pm)
③カクテルタイム ( 5:00pm ~ 7:00pm)
④ナイトキャップ ( 7:00pm ~ 9:00pm)
⑤ご朝食 ( 7:00am ~ 10:00am) ※場所は1階にあるメインダイニング「いと桜」
となっていました。
①ティータイム (10:00AM ~ 1:00PM)
ラウンジでのソフトドリンクは、11:00amから常時頂くことができます。
ラウンジの窓からは、“茶寮”の池やお庭を眺めることができ、癒されますね。
②アフタヌーンティータイム (1:00pm ~ 5:00PM)
チェックインの後、早々にアフタヌーンティを頂きました。
木箱に入ったマカロンがかわいかったです。
③カクテルタイム (5:00pm ~ 7:00pm) & ④ナイトキャップ (7:00pm ~ 9:00pm)
カクテルタイム&ナイトキャップでは、アルコールとおつまみを頂くことができます。
カモ肉がおいしくて、おかわりさせていただきました。
ビールは自分で取って来れますが、シャンパン、ワインやカクテル類はお願いすると準備して運んできてもらえます。
⑤ご朝食 (7:00am ~ 10:00am) ※場所は1階にあるメインダイニング「いと桜」
朝食はクラブラウンジより少し奥にある“メインダイニングいと桜”にて頂くことができます。
和食と洋食から選択できるようになっておりました。
和食
3段のお重で提供され、それぞれの献立は以下の通りです。
別途、お櫃に入ったご飯とお味噌汁が提供されます。
私は、和食を選択しましたが、なかなか華やかな朝食を楽しむことができました。
洋食
洋食は、更にいくつかのプレートから選択できるようになっていました。
以下の写真は、“野菜ソムリエプロが選ぶ野菜のプレッセとマリネ野菜” となります。
野菜の味を感じることができ、とてもおいしかったとのことです(家族談)
チェックアウト
プラチナステータスのレイトチェックアウトの特典を案内頂きましたが、次の予定があったため後ろ髪引かれる思いで、11:30頃にホテルを後にしました。
フロントカウンターにて手続きを行いましたが、混雑することもなく手続きはあっという間に完了し、追加1名分のラウンジアクセス料金もホテルクレジットにてカバーすることができました。
その他施設
フィットネスルーム
24時間利用できるフィットネスルームが2階に用意されていましたが、今回は時間を確保することができずに利用することができませんでした。
公式HPからお借りした写真を添付させていただきます。
まとめ
京都の洛北・宝ヶ池の畔に佇む、ザ・プリンス 京都宝ヶ池、オートグラフコレクションに滞在してきました。
こちらのホテルは、ザ・プリンスのホテル名が示す通り、プリンスホテルグループにて運営されているホテルですが、オートグラフコレクションの名前からもわかる通りマリオットボンヴォイにも参画しています。
マリオットブランドのオートグラフコレクションに加盟したのが2020年10月で、マリオットにおけるホテルカテゴリーは8段階あるうちの”6”(2021年)と上から3番目となっています。
また、プリンスホテルグループのホテルカテゴリー(上から順に最上級のザ・プリンスギャラリー、ザ・プリンス、グランドプリンスホテル、プリンスホテル、そしてプリンススマートイン)では、上から2番目のカテゴリーとなっており、とてもラグジュアリーなホテルとなっています。
建築家である村野藤吾さんによって設計された建物の外観は特徴的で、上から見るとドーナツ型になっていて、外から見るとコロッセオのような曲線美が目を引くデザインの大規模ホテルとなっています。
また、ホテルからは東山三十六峰のなだらかな山々の風景を堪能することができます。
1986年に開業したホテルであることからハード面ではやや古い部分もありますが、しっかりとメンテナンスされたラグジュアリーホテルであると感じました。
文章と写真でうまく伝わらない部分については、別途動画もアップしていますので、そちらを見て雰囲気をつかんでいただければと思います。
関西に来る機会があれば当ホテルに滞在し、宝ヶ池を周回ランニングしてみたいと思います。
(公式) ザ・プリンス 京都宝ヶ池、オートグラフコレクション
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