日本初上陸のホテルブランド、ACホテル・バイ・マリオット東京銀座に宿泊してみた
東京銀座に新しく開業した、ACホテル・バイ・マリオット東京銀座に滞在してきました。
ACホテルはスタイリッシュなデザインが特長のマリオット系ホテルブランドとなっており、日本ではここ銀座が第1号ホテルとなります。
おいしいと評判のACキッチンでのお食事内容を含めた宿泊レビューを共有させていただきたいと思います。
こちらの滞在記が少しでも皆さんのご検討の参考になるとうれしいです。
ACホテル・バイ・マリオット東京銀座 (AC Hotel by Marriott Tokyo Ginza)
こんばんちゃ、しげちゃです。
ACホテル・バイ・マリオット東京銀座は、2020年7月9日に開業した新しいマリオット系ホテルとなります。
隣接している、コートヤード・マリオット銀座東武ホテルと同じく、東武鉄道の関連会社である東武ホテルグループがマリオットの冠を付して運営を行っています。
スペインが発祥で、ヨーロッパを中心に展開されているホテルブランドのようですが、日本では初めてのACホテルとなります。
2階から14階まで、全部で296客室あるホテルとなっています。
ホテルの立地
東銀座の駅から歩いて約3分、銀座の駅から約5分、新橋駅からは約8分という、銀座の街の中心地に位置するホテルとなっています。
歌舞伎座がある交差点から歩いてすぐの場所ですね。
ちなみに、このホテルの側にはマリオット系ホテルが仲良く並んでおり、左から、コートヤード・マリオット銀座東武、ACホテル、ALOFT、となっています。
また、開業年月もそれぞれ左から順に、1987/10 -> 2020/7 -> 2020/10 となっています。
ACホテルに宿泊されている方が、コートヤード・マリオット銀座東武でランチをいただいたりと、マリオットボンヴォイ会員の割引を利用して、ホテル間を行き来されている方もいらっしゃるようですね。
チェックイン
14:00頃ホテルに到着しました。
土曜日ということもあり、チェックインの列ができる前にということで少し早めに到着しましたが、並ぶこともなくスムーズにチェックインすることができました。
プラチナメンバーということで受付では、ウェルカムギフトとして、1,000マリオットポイント、ウェルカムフード、10ドル分のホテルクレジットの中からいずれかを選択することができます。
ちょっと小腹が空いていたこともあり、ウェルカムフードの中からビールとクロワッサンのサンドウィッチをチョイスしました。
お部屋に入って30分ほどした頃に、お料理が届きました。
山梨県産のホップで作られたCOEDOビールはフルーティでよいですね。
ハムとチーズの入ったサンドウィッチもおいしかったです。
ホテルのお部屋
お部屋は一番リーズナブルな低層階のスタンダードキングルームを事前に予約していましたが、同じスタンダードキングルームではありますが、12階のプライムフロアに変更して頂けました。
お部屋に入ると、すでに私が来ることが決まっていたかのように「しげちゃ様」と名前の書かれた手書きのウェルカムレターがテーブルの上に置かれていました。
すごく歓迎されているようでうれしいですね。
それと、ハンドシートと共にACホテルのロゴが入ったお菓子(日本橋にある「あめやえいたろう」の板あめ)も置いてありました。
ACホテル・バイ・マリオット東京銀座さん。
事前にご準備いただき、ありがとうございます。
新しいお部屋であることははもちろん、とてもスタイリッシュで素敵なお部屋です。
入り口をはいってすぐはこんな感じ。
洗面台とベッドルームが同じ空間にあるようなレイアウトになっています。
クローゼットの扉にもなっているスライドドアを開けることで、洗面台との間を仕切ることができるようになっています。
クロゼットの中には、黒のバスローブ、セーフティボックス、ハンガー、スチームアイロン、靴磨き、カサ、そしてスリッパなどが置かれています。
また、ベッドはキングサイズということで、これならいくら寝返りを打っても落っこちることはなさそうです。
フカフカで柔らか~いタイプのマットレスが好きな私は、当然ながらぐっすりと眠ることができました。
ベッドの横には一人掛けソファー、窓際には長いタイプのソファーがあります。
テレビは55インチのパナソニック製で、壁に埋め込まれている一体感があり、これもスタイリッシュに見せているポイントの1つになっています。
しか~し、HDMI端子に手が届きません。
しかもリモコンを操作してみると、外部入力のメニューがDisableになっていて選択することができませんでした。
せっかく持ってきたFireFoxTVで、AmazonPrimeやYouTubeをゆっくり見ようと思っていたのにぃ~ T.T
おやぁ? なんですとー。
のテレビにはアプリが組み込まれていて、オンデマンド系で有名な動画配信サービスやYouTubeが最初から見れるようになっているではないですか!
特に案内がなかったので、最初は気付きませんでしたが、リモコンを操作していて発見しました。 もっと早くに気が付いていたら良かったのに~。
※ ちなみに、自分のAmazonPrime等のIDを使ってログインした場合には、チェックアウト前に必ずアカウント情報を削除することを忘れないようにして下さい!!
お部屋のクリーンナップ時には履歴の消去や初期化までは実施されないようですので、次の宿泊者の方に利用されてしまう可能性があります。
ミニバーにはフリーのお水とネスプレッソマシーン。
冷蔵庫ではグラスとフリーのお水が冷やされていました。
さて次は、洗面台ですが、こちらもシンプルでとても使いやすかったですね。
歯ブラシや髭剃り等の洗面必需品は引き出しの中に整理されています。
その横の引き出しにはドライヤーが入っていて、こちらのスタイリッシュですねー。
ちなみに、髭剃りは替え刃のできるタイプで使い捨てるのは少し勿体ない感じでしたね。
シャンプー、コンディショナー等は、KORRES のものでした。
スタンダードキングのお部屋は残念ながら湯船は付いておらず、シャワーブースのみとなっています。
でも水圧が強くて、十分にリフレッシュできました。
その隣にはトイレがあり、もちろんきっちりと扉で独立されています。
TOTO製の勝手に流れるタイプのトイレです。
プラチナエリートの特典について
先日までゴールドステータスだったのですが、ステータスマッチの恩恵に預かり、現在は(仮)プラチナステータスとなっています。
プラチナステータスでの特典は以下の通りとなっています。
プラチナステータスになると、ゴールドステータスよりも魅力的な特典が追加されています。
今回、ステータスマッチをご承認いただいたきありがとうございました ^^/
特に以下の特典がありがたいですね。
- スイートルームまで(空いていれば)お部屋のアップグレードが可能
- エグセクティブラウンジへのアクセス
- 16時までのレイトチェックアウト
- 選択できるウェルカムギフト
はい、今回のウェルカムギフトでは、先ほどご紹介しました通り、COEDOビールとクロワッサンのサンドイッチをウェルカムフードとして選択しました。
参考)マリオットのプラチナステータスをいち早く獲得されたい方は、以下を参考になさってください。
レストラン (エグゼクティブ・クラブラウンジは用意されていません)
こちらのACホテル・バイ・マリオット東京銀座にはエグゼクティブラウンジなるものは設定されていません。
ホテルの案内を見てみると14階にロジェドールというエリアが有るのですが、こちらは違う用途で使われているようでした。
しかしながら、このホテルには非常にクオリティの高いお料理を楽しめるレストランが有りますので、こちらをご紹介したいと思います。
1階 ACキッチン :朝食(6:30-10:30)
このACキッチンはとにかくおいしいとSNS等でも評判になっているレストランです。
まずは、朝食を頂いてみましょう。
おいしいものを頂くためには早起きが必要!ということで、オープンと同時の6:30に訪問し、ゆっくりと朝食を頂くことができました。
私のお皿への盛り付けが下手っぴだったので、大皿はごちゃごちゃしているように見えていますが、とにかくお料理の種類が豊富で、あれもこれもと目移りをしてしまった結果、こうなりました。
パンの種類もすごく多く、このお皿にない種類のパンもまだたっくさんありました。
オムレツは出来上がったタイミングでテーブルまで運んできてもらえました。
更に、「明太子をご飯にのっけてみたい」衝動を抑えられず、和食系にも手を出してしまいました。
まだまだ胃袋はGoToサインを出していましたが、ランチも頂きたいと考えていたのでいったんここでストップしました。
コロナ禍での現在のオペレーションですが、ビニール手袋とマスクを着用した上での完全ブッフェスタイルになっています。
小鉢に分けられている料理もあり、行列にならないような工夫がなされていて、安心して楽しめるブッフェになっていました。
また、プラチナメンバー以上の方であれば、この朝食は無料でいただくことができます。
ちなみに、普通にオーダーすると3,500円+消費税+サービス料となっているようですね。
1階 ACキッチン :ランチ
ACキッチンは朝食だけではなく、ランチもおしゃれで絶品でした。
前菜、メイン、デザートから1品ずつ選択できるようになっている、プリフィクスコースをオーダーしてみました。
メニューはこちらになります。
まずは、本日のオードブルがかわいらしい器にはいって登場です。
花びらやシャインマスカットの彩りがきれいですね。
前菜からは「ジャンボンペルシェ グリビッシュソース 彩野菜のマリネと乾燥野菜を添えて」をチョイス。(覚えられない)
絵画のような盛り付けのお料理です。 食べるのがもったいない感じでした。
そして、メインは「黒毛和牛ロース肉のグリエ 赤ワインソース」を選びました。
いきなりステーキでワイルド系のお肉ばかり食べている私にとっては、同じ”牛”という名を持つ別の食材を頂いているかのようでした。
真ん中の黄色い細長い食材は、乾燥ゴボウでソースに絡めて頂きました。
右上のかわいいカブの下には扇型の赤い大根が隠れています。(細部にも手を抜きません)
その後はデザートとして「洋梨コンポートに塩キャラメルアイスクリーム」をチョイス。
これも、何かの絵本の1ページのようでしたね。
お皿もそれぞれのお料理に合わせて使い分けがなされており、味覚のみならず視覚も刺激してきます。
最後に、アイスコーヒーとオーストラリアのxxxに抹茶パウダーをまぶしたお菓子だそうです。
xxxの説明を聞き逃してしまいましたが、カステラのような触感でおいしかったです。
さて、お値段の方ですが、プラチナメンバーは30%オフになります。
その他、消費税とサービス料を加算し、最終的に宿泊明細を見てみると、4,427円となっていました。
食べて、見て楽しいランチ。納得のプライスといったところ。
地域共通クーポンをきれいに使い切ることができました!
チェックアウト
プラチナステータスの1つの特典でもあるレイトチェックアウト(16:00まで)を利用して、15:30頃まで滞在させていただきました。
チェックアウトの手続きにおいては、ほんの5分ほどでスムーズに完了できました。
その他の設備
14階 ロジェドール
14階にロジェドールというラウンジのようなスペースがあるのですが、こちらは多目的スペースとの位置づけで利用されているようですね。
別途、スペシャルディナー付きの宿泊プランで利用されたり、いろいろなイベントで使われているようです。
私の滞在時には特段のイベントも無かったようで、見ることができませんでした。
B1 フィットネスセンター
このホテルには24時間利用できるフィットネスジムがあり、朝食からランチまでのインターバルで利用させてもらいました。
12:30頃に行ってみましたが、同じような考えの方?が他にも6名ほどいらっしゃいました。
場所は地下1階にあります。
セキュリティカードで開錠して利用してください。 と聞いていましたが、今は喚起のためか扉が開けっ放しになっていました。
有酸素系のマシンが壁向きに並べられており、ベンチは1台のみとなっていました。
RF ルーフ テラス
ランチから戻ってくる時に気が付いたのですが、14階の上にルーフテラスがあるようです。
3台あるエレベータのうち、そこに行けるのは1台のエレベータのみとなっています。
こちらがエレベータを降りたところにある案内です。
ソファーや椅子がたくさん並べられています。
窓がある普通のフロアのように見えますが、上を見上げると”空”になっています。
奥の見渡しのよいテーブルでおじさんが1人、PCを広げているだけで、ほかには誰もいませんでしたね。
時間も影響していたのでしょうか。
結構風が冷たかったので、早々に部屋に戻ることにしました。
この辺りは、別途動画でもご案内したいと思いますので、そちらもご覧ください。
まとめ
東京銀座に2020年7月9日に開業した、ACホテル・バイ・マリオット東京銀座に滞在してきました。
ACホテルは、スペイン発祥のスタイリッシュなデザインが特長のマリオット系列のホテルブランドとなっており、日本には初進出となります。
クラブラウンジはありませんが、新しくスタイリッシュなホテル施設と、充実したレストランサービスのおかげで、とても優雅に滞在することができました。
特にACキッチンでは、朝食もランチも最高においしく豊かな気持ちにさせていただけました。
こちらの滞在記が少しでも皆さんのご検討の参考になるとうれしいです。
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