富士五湖エリアで温泉露天風呂がある、富士マリオットホテル山中湖に滞在してみた
富士五湖の1つ、山中湖の程近くにある、富士マリオットホテル山中湖に滞在してきました。
こちらのホテルは、温泉施設のあるマリオット系ホテルとなっており、山中湖にもほど近い風光明媚でとても自然豊かな環境にあります。
現在のお食事やラウンジサービスの状況、感染症対策への取り組み等についてのレビューを共有させていただきたいと思います。
こちらの滞在記が少しでも皆さんの検討の参考になるとうれしいです。
富士マリオットホテル山中湖 (Fuji Marriott Hotel Lake Yamanaka)
こんばんちゃ、しげちゃです。
富士マリオットホテル山中湖は山中湖のほど近くに位置するマリオット系ホテルで、ホテルカテゴリーは”5”(2021年)となっています。
「リゾートホテル ラフォーレ山中湖」をリブランドして、2017年にマリオットホテルとなりました。
東京エディション虎ノ門、東京マリオットホテル、JWマリオット奈良などのマリオット系のみならず、コンラッド東京やシャングリラ東京などのラグジュアリーホテルをいくつも運営されている、森トラスト・ホテルズ&リゾーツによって安定したオペレーションが実施されています。
全部で105室ある客室は41㎡以上の十分な広さがあって、露天風呂付の温泉大浴場も用意されており、更には温泉付きのお部屋を選択することもできます。
また、地下階にはフィットネスジム(24時間利用可)と卓球台(9:00~22:00)が用意されており、食べ過ぎて鈍った体にもしっかりとカツを入れることもできます ^^/
その他、マリオットのプラチナエリート以上のメンバーが利用できる、ボンヴォイエリートラウンジ (Bonvoy Elite Lounge)も用意されています。(感染症対策の影響で代替サービス提供中, 2021/07現在)
ホテルの立地
富士五湖の中で最大の面積を持ち、相模川の源流にもなっている山中湖。
そこから神奈川県方面に向けて伸びている国道413号線沿いに富士マリオットホテル山中湖は位置しています。
この国道は道志みちや道志街道とも呼ばれ、道志川に沿って自然の中を駆け抜けていく自然豊かな道路となっています。
ですので、木々に囲まれた避暑地のような場所にあり、テニス好きにとってはたまらないテニスコートが敷地内に隣接しているホテルとなっています。
国道413号線から入った、ホテルの入り口
こちらを進むとすぐにホテルが見えてきます。
この日はあいにくの雨模様で、ちょっと霧がかっていました。
ホテルの正面玄関ですね。
入り口奥にある駐車場側からのアプローチで撮ってみました。
チェックイン
今回は車での訪問で、16:00頃ホテルに到着しました。
土曜日ということと、駐車場の空き具合から察するに、宿泊されている方はまあまあ多そうですね。
別途、送迎用のバスも用意されているようでした。
2つのチェックインカウンターが用意されていましたが、複数のお客さんが並んでいたこともあり、ロビーラウンジでくつろぎながら待つことに。
なかなか感じのよいロビーですね。
列が収まった頃に「しげちゃ様~」と声をかけていただき、ものの5分ほどでチェックイン完了です。
ルームキーを受け取り、4階のお部屋に向かいます。
ちなみに、現在のサービス内容ですが、感染症対策によっていくつか変更されているようでした。
お部屋のご紹介
スーペリアツインのお部屋を予約していましたが、温泉付きプレミアムのお部屋にアップグレードいただきました。
富士マリオットさん、ありがとうございます!
ちゃぽちゃぽという温泉が流れ出てくるお湯の音が心地よいお部屋ですね~。
ベッドルーム
本日は3名での宿泊ということで、Extraベッドが用意されていました。
丸テーブル等も置かれていましたが、
お部屋全体としてのスペースに不足を感じることはありませんでした。
テレビは東芝製の38インチが用意されていて、HDMI機器を接続しやすくするため、あらかじめテレビの裏にケーブルが取り付けられていました。
ラップトップPCを接続するのには良いのですが、FireStick TVを繋ぐには凹凸が逆になるためケーブルは利用できないため、直接に接続しなければならずちょっと不便でしたね。
ミニバー類は、フリーのお水が3本とドリップコーヒー、TWGと煎茶のティーパック。
そして、この台の下には冷蔵庫が用意されていましたが、中身は空っぽでした。
(でも、後でこの冷蔵庫は飲み物で溢れかえることになります)
他にはセキュリティボックスがあり、また、カップやグラスが3セットずつ用意されていました。
扉のないクローゼットにはハンガーが掛けられており、
その下の段には浴衣とお風呂用のタオル、そしてスリッパが用意されていました。
水回り
水回りエリアの床はベッドルームに比べて15㎝ほど底上げしてあり、木の扉を開けて入ろうとすると、最初はかなりの確率でつまずいてしまいますので注意が必要です。
温泉パイプの取り回し等で、やむを得なかったんですかね・・・
洗面台はシンプルで、壁際の棚にはカップやドライヤーがセットされていました。
石鹸はマリオット御用達の“THANN”が用意されていました。 この香り、大好きです。
洗面台の隣にはLIXIL製のトイレがありました。
温泉お風呂
そして、このお部屋の押しポイントである、温泉のお風呂はこちらです。
右上の黒い部分の切れ目から、常に温泉が流れ出てきていて、ちゃぽちゃぽとしたその音色が心地よかったです。
そして、洗い場のシャンプー&コンディショナー類ももちろん、“THANN“が用意されていました。
こちらのお風呂ですが、お部屋とはガラス1枚隔てているだけですので、ベッドルームの人と挨拶ができてしまうようなレイアアウトとなっています。
ですが、ご安心ください。
きちんとブラインドで目隠しをすることができるようになっています。
お部屋からの眺望
こちらのお部屋は、テニスコート側を向いていることから、方向的には富士山が見えるのでは?との期待感もありましたが、残念ながらの雨天候ということと、思いのほか木立の生育がよろしくて、ツリービューといった感じでした。
プラチナエリート以上の特典について
ついにチタンエリートの宿泊実績を獲得した私は、貯まっているマリオットボンヴォイのポイントを使って、ホテルライフを楽しんでいるところです。
さて、マリオットボンヴォイの会員になると、まずはゴールドエリートを獲得し、次に目指すのがプラチナエリートとなりますが、それぞれのステータスで得られる特典は以下の通りとなっています。
(正直、シルバーエリートについてはあまり説明するところがありません。。。)
ゴールドエリートになると、14時までのレイトチェックアウト(お部屋が空いていれば)やお部屋のアップグレード特典がついてきます。
ですが、スイートルームは対象外なんですよね。
プラチナステータスになると、ゴールドステータスよりも更に魅力的な特典が追加されます。
特に以下の特典がありがたいですね。
- スイートルームまで(空いていれば)お部屋のアップグレードが可能
- エグセクティブラウンジへのアクセス
- 16時までのレイトチェックアウト
- 選択できるウェルカムギフト(朝食も)
今回の滞在では、温泉付きプレミアムルームにアップグレードしていただけました。 ありがとうございます!
また、16時までのレイトチェックアウトも付けてもらえました。
エグゼクティブラウンジとして、ボンヴォイエリートラウンジ (Bonvoy Elite Lounge)の設定があるホテルですが、感染症対策によって現在はラウンジでの飲食が休止となっていました。
ですが、ありがたいことに、代替サービスが提供されていました。(後述します)
参考)マリオットのプラチナステータスをいち早く獲得されたい方は、以下を参考になさってください。
エグゼクティブラウンジ (ボンヴォイエリートラウンジ / Bonvoy Elite Lounge)
こちらの富士マリオットホテル山中湖には、ボンヴォイエリートラウンジにてカクテルタイムでのアルコールの提供がありましたが、現在は感染症対策のためサロンでの飲食が休止されています。
その代わり、飲みたいアルコール類を選択して、おつまみセットと共にお部屋でいただける代替サービスが提供されていました。
ドリンクオーダーリストに飲みたいアルコール類をチェックし、受付カウンター横にあるElite Member Zone 専用カウンターのスタッフの方に手渡します。
しばらくすると、スタッフの方がドリンクとリフレッシュメントボックス×3の入った青い袋を持って来てくれ、それを受け取ってお部屋に戻ります。
頼んだ記憶はなかったのですが、白ワインも入っていましたね。
飲み切れるかなぁ~
ちなみに、青い袋の中には新しいドリンクオーダーリストの用紙が入っていて、どうやらお代わり自由のようです。
これらはいったん冷蔵庫で冷やして、ディナーとお風呂を頂いた後に、おいしく飲ませていただきましょう。
ディナー: グリル&ダイニング G (Grill & Dining G)
このレストランでのディナーにはアラカルト料理もありますが、メイン料理を1品選択しそれ以外のお料理をブッフェ形式でいただけるコースがお勧めとなっています。
メイン料理のメニューはこちらです。
ブッフェ料理
ブッフェのお料理は、これでもかというくらいに種類が多く、全部はご紹介しきれませんので、以下の写真と別途アップしている動画にて雰囲気を楽しんでいただけると幸いです。
基本は、マスクと手袋を装着し、自分で装ってくるスタイルになります。
デザートはこんな感じです。
いろいろと目移りしながら好きなものを好きなだけ取ってきたのがこちらです。
メイン料理が来る前にデザートまで取ってきてしまいました。
ホテルカレーって、ついつい手を出してしまうんですよね。
メイン料理
①USアンガスビーフ ハンギングのグリル:
②沼津港直送旬のお魚 柑橘の爽やかな幽庵焼き:
③甲州富士桜ポーク ロースのグリル:
ジェラート
いやぁ~、本当に食べ過ぎました。
この時は、先ほどもらってきたリフレッシュメントボックスのことをすっかり忘れていましたね。
朝食: グリル&ダイニング G (Grill & Dining G)
昨夜のディナーとシャンパン、赤・白ワインがお腹の中でまだ暴れているところに朝食です。
朝食はフルブッフェのスタイルとなっています。
こちらのお料理も種類が驚くほどありますので、その雰囲気を共有できればと思います。
飲み物は感染症対策の一環なのか、グラスで提供されています。
シリアル類
こちらは洋食系のお料理ですね。
サーモンや生ハムも文句なしです。
和食のお供になりそうな焼き魚もあります。
パンの種類も充実していますね。
マフィンは小袋に入っています。
シュウマイ(点心)もありました。
最終的に取ってきたお料理はこんな感じです。
白系卵を使ったオムレツを選択しましたが、卵料理は別オーダーで作っていただけます。
シュウマイ、ウマイ
この後は、本当に胃袋の中が大騒ぎになってしまいました。
チェックアウト
プラチナステータスのレイトチェックアウトの特典を利用し16:00近くまでお部屋を利用させていただきました。
3人分のディナー料金と1人分の朝食料金(2名まではプラチナ特典)を精算しチェックアウトの手続きは速やかに完了です。
お天気は最後までイマイチでしたが、胃袋は大満足のステイとなりました。
その他の施設
天然温泉大浴場
2階から繋がっている離れの建物に温泉施設があります。
1階と2階に男女別のお風呂が有り、1階には露天風呂、2階にはサウナが用意されています。
※サウナは現在休止中。
この1階と2階は男女で順番に交代する運用になっているようです。
私の滞在時は、夜は2階の温泉を、翌朝は1階の温泉で露天風呂を、という感じで両方を堪能することができました。
フィットネス センター & 卓球場
地下1階にはフィットネスジムがありました。
マシンの種類はさほど多くないですが、ベンチとダンベルを多用する私にとっては十分な構成となっていました。
また、ジムの前には卓球台が2台置いてありました。
球技が不得手な家族ということもありプレイはしませんでしたが、仲間同士での宿泊だと盛り上がること間違いなしですね。
まとめ
富士五湖の1つ、山中湖の程近くで、木立の中に佇む 富士マリオットホテル山中湖 に滞在してきました。
富士マリオットホテル山中湖は「リゾートホテル ラフォーレ山中湖」を改装して2017年にリブランドされたホテルとなっており、東京エディション虎ノ門、東京マリオットホテルなどのラグジュアリーホテル運営で実績のある森トラスト・ホテルズ&リゾーツによって安定したオペレーションが実施されています。
ラウンジの設定がありカクテルタイムの提供があるホテルですが、感染症対策として現在はサロンでの飲食は休止されています。
その代わりアルコールとおつまみをお部屋にていただくことができるようなサービスが提供されています。
1階にあるレストラン「グリル&ダイニングG」にてブッフェ(朝食・夕食共)をいただきましたが、お料理の種類が非常に豊富で、どれもおいしく大満足でした。
また、こちらのホテルには温泉大浴場があり、1階にある露天風呂ではゆったりとくつろぐことができました。
併せて、今回は温泉付きのお部屋に宿泊することができましたので、いつでも自分の入りたいときに温泉に浸かることができて幸せでした。
次回は初冬の時期を狙って再訪してみたいと思っています。
マリオット・インターナショナル(Marriott International)泊まってみたい超豪華ホテルブランドがいっぱい