東京白金にある、シェラトン都ホテル東京のプレミアムフロア(クラブラウンジアクセス付)に宿泊してみました
東京の白金台にある、シェラトン都ホテル東京に滞在してきました。
マリオット系ホテルのカテゴリー”5″に位置付けられ、港区白金台1丁目にある高級ホテルとなります。
コロナ禍でのラウンジサービスの状況など、最近の情勢に照らした宿泊レビューを共有させていただきたいと思います。
こちらの滞在記が少しでも皆さんのご検討の参考になるとうれしいです。
シェラトン都ホテル東京 (Sheraton Miyako Hotel Tokyo)
こんばんちゃ、しげちゃです。
シロガネ~ゼが暮らすセレブな町として有名な東京都港区白金台1丁目。
シェラトン都ホテル東京はこのような東京都内の一等地に位置しています。
このホテルは都ホテルという名が示す通り、近鉄・都ホテルズがマリオットグループの冠を付けて運営しています。
関西圏では他にも、あべのハルカスにある大阪マリオット都ホテル、ウェスティン都ホテル京都やシェラトン都ホテル大阪も、近鉄・都ホテルズによって経営されていることで有名ですね。
このホテルは、
1979年に「都ホテル東京」として開業し、
1996年にはカールソン・レジドール・ホテルズと提携し「Radisson Miyako Hotel Tokyo」に改名され、
2003年には「ラディソン都ホテル東京」という日本名称で呼ばれるようになりました。
そして、2007年にはSPG (スターウッド・プリファード・グループ。現在はマリオット・インターナショナル傘下) と提携し、シェラトン都ホテル東京という名称となっています。
最近の新しい建物と共に開業するホテルと異なり、いろんな歴史を持つ由緒あるホテルとなっています。
ホテルの客室
地上11階建ての建物で484の客室を持つ比較的大きなホテルとなっています。
2階から上が客室フロアで、9階より上の階がリニューアルされたプレミアムフロアとなっています。
また、クラブラウンジは2階にあり、エレベーターを降りると「Sheraton CLUB」の文字が目に飛び込んできます。
ラウンジへの入り口はその横に位置しています。
この入り口にはセキュリティでロックされた扉やドアの類はなく、そのまま中に入ることができます。
ラウンジアクセス権を持っていることを示すのは、チェックイン時に手渡されるこの紙カードのみとなります。
このカードを提示してラウンジに入るのが本来のルールですが、特に求められるようなことはありませんでした。
(そもそも、有効期限を示す日付が読めませんし・・・ ^^;)
誰でも入れてしまいそうなラウンジではありますが、GoToの影響もあって常に人が並んでいる状態であることから、スタッフも入り口に張り付いているので、セキュリティはあまり関係なさそうな感じでしたね。
今回は一番リーズナブルなお部屋を予約しておりましたが、10階のプレミアムフロアのお部屋にアップグレードしていただきました。
そして、ラウンジにもアクセスすることができるようになっています。
これもプラチナエリート特典のおかげですね。
プラチナエリートの特典について
プラチナステータスでの特典は以下の通りとなっています。
プラチナステータスになると、ゴールドステータスよりも更に魅力的な特典が追加されます。
特に以下の特典がありがたいですね。
- スイートルームまで(空いていれば)お部屋のアップグレードが可能
- エグセクティブラウンジへのアクセス
- 16時までのレイトチェックアウト
- 選択できるウェルカムギフト
ウェルカムギフトは1,000ポイントか1階にあるカフェカリフォルニアでの朝食から選択できたのですが、朝食は2階のラウンジで頂くことにし、1,000ポイントを選択しました。
参考)マリオットのプラチナステータスをいち早く獲得されたい方は、以下を参考になさってください。
チェックイン
事前にアプリより”アーリーチェックイン”をリクエストしていたことから、13:30頃にホテルに到着しました。
ちなみに目黒駅からはホテル専用のシャトルバスを利用しましたが、他の利用者は誰もいませんでした。
(※ バスは密にならないよう座席の利用制限がされており、同時に乗車できるのは最大10名となっていました。)
早速チェックイン手続きを行います。
受付カウンターは3つのブースが開いていましたが、だれも並んでいなかったこともあり、スムーズにチェックイン手続きを済ませることができました。
名前を告げGoToのクーポン番号を連携すると、ルームカードとラウンジアクセスカード、4枚の地域共通クーポンとホテル発行の1,000円分のクーポンを2枚もらって完了です。
手続きは正味4~5分位で、あっという間でしたね。
手続きの最後にスタッフの方から、「今日は土曜日なのでラウンジは確実に混みますのであらかじめご了承ください」との事。
フロント周りの人の流れを見る限り、全然混雑するような感じでは無かったんですけどね。。。
ちなみに、15:30頃に1階のチェックインカウンターの前に行ってみると、長蛇の列ができてていました!
カウンターのブースは全部(6つ程?)稼働しているにも関わらず、対応が間に合っていないようでしたね。
列の長さを写真に収めようとしましたが、皆さんの刺さるような視線を前に諦めました。。。
もし、当ホテルへの滞在を検討されている方は、早め早めでの行動をお勧めします。
予約したお部屋とアップグレードの有無
今回はスタンダードなスーペリアツイン(中層階)のお部屋を事前に予約していましたが、プレミアムフロアのデラックスツインルーム(リフォーム済)にアップグレードしていただきました。
シェラトン都ホテル東京さん、ありがとうございます!
エレベータを10階で降りるとこんな雰囲気になっています。
豪華な感じでちょっとテンション上がりますね。
今日のお部屋は1018号室でした。
噂には聞いていましたが、最近のかざすタイプのカードキーではなく、ドアノブの上あたりにある切れ込みにルームカードを差し込んで抜き取ると開錠される、というタイプです。
お部屋はこんな感じです。
マットレスはほんのり柔らかめで体にフィットしてくれる感じで、とてもよく眠れました。
壁には55インチのパナソニックの薄型テレビが取りつけられていました。
別途HDMIの端子が枕元にあり、持ってきたAmazon Fire Stick TVの取り回しがすごくやりやすかったです。
水回りはこんな感じです。
アメニティですが、シャンプー類はMIIKIMOTOで統一されていました。
石鹸はLANVINです。
歯ブラシ、髭剃りやブラシ類はSharetonロゴの入った箱に統一されており、人数分用意されています。
そして、この洗面台の左手にはトイレがあり、
逆サイドの右手にはバスユニットが用意されています。
洗い場に椅子はたまに見かけますが、洗面器が置かれているは珍しいですね。
自宅のお風呂をより豪華にした感じで、清潔感もありとても使いやすかったです。
ミニバー周りにはフリーのお水とネスプレッソ。
そして、屈まずに空けやすい高さに設置されている冷蔵庫には飲み物がたくさん入っています(有料ですが)。
そして、加湿機能付き空気清浄機が有るのも、乾燥しがちなこの時期においてはありがたい心配りですね。
お部屋紹介で一番心に残っているのが、この何の変哲もなさそうなスリッパです。
見た目では分かりにくいのですが、これが超ふかふかで思わず持って帰りたくなるほどでした。
シェラトン・クラブ ラウンジ(Sheraton CLUB)
プラチナステータスでは、どこのお部屋を予約してもクラブラウンジへのアクセス権がその特典の1つとして付いてきます。
シェラトン都ホテル東京のラウンジサービスは、アルコールの提供時間が長い(4時間30分)と聞いていたので、今回の楽しみの1つとなっていました。
ご利用案内について
そういえば、チェックイン時にラウンジサービスに関する説明や案内書類をもらっていなかったことに気付きましたが、どうやら元々そのようなものはなく、代わりにラウンジアクセスカードの裏にサービス時間の説明が書かれていました。
上から紙が張り付けてあったことから、コロナ禍においてはサービス内容が少し変更になっているようですね。
朝食、ティータイム、バータイムとリフレッシュメントの4部構成になっています。
ティータイム (2階 クラブラウンジ、12:00pm~17:00pm)
早速、ティータイムの様子を伺いに、2階のラウンジに行ってみました。
ラウンジのレイアウトですが、20人くらいが座れるような正方形の区画となっており、木々が生い茂ったお庭を見ることができる大きな窓があり、その反対側の壁際に飲み物や食べ物が置かれています。
このような正方形の区画が全部で4つあり、壁側にある通路でつながっているイメージですね。
14時くらいに訪問してみましたが、思ったよりも人がいました。
6割くらいの席が埋まっている感じでしたが、入れ替わりの回転は早そうでした。
チェックインが空いていたことから考えると、前日から連泊される方、あるいはレイトチェックアウトの上級会員の方達だと思われます。
この時間では、コーヒー、ジュースやコーラ、そして、ちょっとしたお菓子をセルフで自由に頂くことができます。
この袋に入ったクッキーがおいしくて、バクバクいただきました。
バータイム (2階 クラブラウンジ、17:00pm~19:00pm)
ティータイムの状況から判断するに、開始時間の少し前に行ってみようということで、16:45頃に再びラウンジに行ってみました。
ここで、チェックインの時のスタッフの言葉の意味がようやく理解できました。
既に満席状態となっており、ラウンジの入り口でスタッフの方が“大変申し訳ございません”を連呼されています。
スタッフの方の手元には、ファミリレスの入り口にあるような順番待ちシートがありましたので、そこに部屋番号を伝えて、順番を待つことにしました。
多分1時間以上はかかるでしょうとのことでしたが・・・
(1時間経過・・・)
お腹が空いてしまったので、ルームサービスで腹ごしらえをすることにしました。
チェックイン時にもらった、ホテル発行の2枚の1,00円券ですが、これはホテル内の指定のレストランでしか利用することができません。
さらに、地域共通クーポンと併用しなければならないという制約もありました。
ルームサービスにも利用できるということでしたので、中華焼きそばと五目チャーハンを頂きました。
思ったより量も有り、少し薄味ではありましたがとてもおいしかったです。
リフレッシュメント (2階 クラブラウンジ、19:00pm~21:30pm)
19:00になりましたが・・・
未だにラウンジからの連絡がありません T.T
2階の待ち行列シートに部屋番号を書いて、かれこれ2時間半以上が経過していることになります。
プルルルル・・・
ラウンジアクセスを諦めかけた19:30頃、ついに電話が鳴りました。
お席の用意ができました、とのことで、早速2階に行ってみることにしました。
既にバータイムは終了しリフレッシュメントタイムに入っていますが・・・
どうやら、まだ大丈夫そうですね。
席に着き、何はさておきアルコール補充、ということでビールとシャンパンを自分で持ってきました。
そしてしばらくすると、こちらのお料理が運ばれてきました。
とり肉とエビが入った暖かいお料理で、量は少ないですがおいしかったです。
それ以外のお料理は、小分けされたショートグラスに分けられており、自分で取ってくるようになっています。
まだラウンジ入場の順番を待っている方が居られるかと思い、長居することは避けそそくさと退散しました。
また、混んでいるということを除けば良いラウンジではあったのですが、マスクもせずに大きな声で彼女に武勇伝を語っている、少しお酒に飲まれ気味の殿方が居られ、あまりゆっくりできるような雰囲気でなかったというのも、その理由ですかね ^^;
朝食 (2階 クラブラウンジ、7:00am~10:30am)
1階のカフェカリフォルニアでの朝食も選択できたのですが、今回は昨夜のリベンジも込めて営業開始時からクラブラウンジでの朝食です。
朝7:00からのサービス開始ということで、いつもより早起きして7:00時ちょうどに到着しました。
作戦通り誰も並んでいません。
で、席に案内してもらうと、なんと8割くらいの席が既に埋まっているではありませんか!!
皆さん考えることは同じようですね。
昨夜のラウンジ騒動が何時くらいまで続いていたのかは分かりませんが・・・
なんとなく予想できたような気がしました。
たまご料理(スクランブルエッグ+ウインナー+ベーコン+ポテトフライ)が提供され、後はブッフェ形式となっています。
とはいっても、昨夜と同様に小分けされたショートグラスに入った野菜やフルーツを取ってくるスタイルです。 パンは1つ1つビニール袋に入ってました。
ですので、ビニール手袋や専用トングのようなコロナ対策は実施されていませんでした。
写真は、ショートグラスに入ったサラダやサーモンでは味気ないので、料理を一度お皿に移してみまたものになります。
サーモンはおいしかったですね。
チェックアウト
プラチナステータスの1つの特典でもあるレイトチェックアウト(16:00まで)が使えるとのことでしたので、15:30頃にチェックアウトのため1階に降りました。
チェックインの列とは裏腹に、チェックアウトには誰も並んでいませんでしたね。
手続きもあっという間に完了しました。
そして、来た時と同様に、ホテル専用バスに乗って目黒駅まで送っていただきました。
その他の設備 (立派なお庭)
ホテルの建物の横には大きな木々が生い茂る森林エリアが有ります。
ちょっとした散策もできるような広さが有り、奥にはチャペルもありました。
都内の一等地もこのような自然が残っているとは、ちょっと驚きましたね。
石の階段を上っていくと、
石の棟があります。
このような通路がずっと奥まで続いています。
トレーニングジムとプール
地下1階には結構しっかりとしたジムとプールが用意されています。
残念ながら、今回はトレーニングウェアの準備をしてこなかったので、中の確認ができていません。
そもそもチェックイン時には何の説明もなかったので、利用できるかどうかについての確認が必要かと思われます。
まとめ
シロガネ~ゼが暮らすセレブな町として有名な東京都港区白金台1丁目に位置するシェラトン都ホテル東京は、近鉄・都ホテルズがマリオットグループの冠を付けて運営している、比較的歴史の長いホテルとなっています。
直近では、比較的お安めの宿泊費で滞在できるマリオット系ホテルということで非常に人気が高くなっています。
また、上層階のフロアはリフォームが実施されており、非常に快適に過ごすことができるお部屋になっています。
更に、ラウンジサービスも楽しみたいということであれば週末は非常に混雑しますので、週末は避け平日に滞在できるようなプランを組まれた方が良いかと思います。
こちらの滞在記が少しでも皆さんのご検討の参考になるとうれしいです。
マリオット・インターナショナル(Marriott International)泊まってみたい超豪華ホテルブランドがいっぱい