【マリーナ函館】朝食サービスで全国第1位、センチュリーマリーナ函館に滞在してみた
ホテルの朝食サービスにおいて、全国第1位というタイトルをいくつも獲得している、HOTEL & SPA センチュリーマリーナ函館に滞在してきました。
全国1位の朝食とは、いったいどのような内容なのか?
また、お部屋やホテル内の様子、その他のサービス内容についてのレビューを共有させていただきたいと思います。
こちらの滞在記が少しでも皆さんの検討の参考になるとうれしいです。
HOTEL & SPA センチュリーマリーナ函館 (HOTEL & SPA Century Marina Hakodate)
こんばんちゃ、しげちゃです。
HOTEL & SPA センチュリーマリーナ函館のコンセプトは、プライベートクルージング。
・異国の情緒をまとい、霧氷の夜が輝く港町・函館。
・その港沿いに静かにたたずむ「センチュリーマリーナ」は旅への憧憬を呼び起こすホテル。
・日常を離れ、ひとときのプライベート・クルージングが叶う場所。
ホテルに入ると、まずはステキなエントランスが出迎えてくれます。
このフロントエントランスから天井を見上げると、これから乗り込む船の底船が見え、当ホテルでの滞在のひと時を期待させてくれます。
当ホテルですは、2019年5月に開業した比較的新しいホテルとなっています。
朝食サービスには特に定評があり、函館エリアのみならず全国第1位や2位といったタイトルをいくつも獲得しています。
・温泉宿・ホテル総選挙2022:朝食自慢部門 全国第1位
・一休.com:Favorites2021:北海道エリアリゾートホテル部門「クチコミランキング」第2位
・Relux of The Year2020:朝食が自慢のホテル全国1位
・Relux of The Year2019:朝食が自慢のホテル全国1位
ホテルの運営は、札幌にてセンチュリーロイヤルホテルの運営も行っている札幌国際観光(株)によって実施されています。
15階建ての建物で、客室は全部で286室あり、3~10階が「スタンダードフロア」、11~12階が「ザ・プレミアムフロア」、そして13階が「ザ・ロイヤルフロア」となっており当該フロアには数タイプのスイートルームが用意されています。
また、14階には大浴場、15階にはインフィニティSPAがあり、函館山を見ながら温泉を楽しむことができますし、お風呂上りにはラウンジにてアルコールを頂くことができます。
ステララウンジでは、ビールと共に名物の「はこやき」を頂きました。
「はこやき」は明石焼きのみたいな感じの食感でしたね。
このホテルでのスペシャルサービスとして、“ピローズバー”で専用の枕と“アロマバー”で香りのサービスを受けることができます。
専用の枕には「隙間を埋めて首肩いたわるやさしい枕」「凸凹指圧感と時期が心地よい枕」「女性想いの優しい枕」などの名前が付けられた様々な用途の枕が棚に準備さてれていますが、数に限りがあって、訪れた時にはそのほとんどが既に貸出済となっていました^^;
また香りのサービスとしては、いくつかのアロマの中から好きな香りを選び、お部屋に持ち帰ることができます。
気に入った香りを小さなケースに入れていただき、お部屋に持ち帰ります。
最初は少し強めの香りかな?と思いましたが、結果的にはリラックスできてぐっすりと休むことができました。
2階の階段からエントランスを見るとこんな感じです。
このホテルの最大の売りである朝食サービスは2階の「ユーヨーテラス ハコダテ」にて頂くことができます。
こちらの様子に付きましては、後ほど共有させていただきます。
ホテルの立地
JR函館駅から徒歩5分、函館朝市からは徒歩2分、金森赤レンガ倉庫までは徒歩10分、という非常にフットワークの良い場所にあります。
1泊1000円で利用できる駐車場も完備しており、レンタカー利用の方も便利ですし、電気自動車用の充電設備も備わっていました。
チェックイン
五稜郭のまわりを散策し函館観光を楽しんだ後で、大体15時頃にチェックインしました。
ホテルに到着した際には既に行列ができていましたが、丸く囲まれたフロントブースの中には4~5つのチェックイン用のカウンターが設置されてり、10分くらいの待ち時間で比較的スムーズにチェックイン手続きを完了することができました。
お部屋のご紹介
今回一休.comで予約をしたのは、一番スタンダードなデラックスツインのお部屋ということで、7階のフロアにアサインいただきました。
ベッドルーム
今日は3名での宿泊ということで、デラックスツインのお部屋を予約していました。
アサインされたお部屋は7階で、エキストラベッドを含めた3台のベッドを横に並べられる程の広さとなっていました。
更に奥にはソファーも用意されていて、お部屋の広さとしてはまずますといった感じ。
奥行きは浅めですが、デスクスペースも用意されていました。
シャープ製の55インチのテレビが用意されており、テレビ横のHDMIにも簡単にアクセスできるようなレイアウトとなっていました。
ミニバーコーナーには、ネスプレッソと「ゆきのみず」と書かれた北海道産のフリーのお水。
その上の棚には、カップやグラス類がきれいに収納されていました。
下の段には冷蔵庫がありましたが、各自で買ってきたものを入れて利用するタイプ。
お部屋に入ってすぐのところにハンガーセットが用意されてました。
そして、その横には棚が用意さており、アミのバッグとビニール袋が入っていました。
大浴場に行く際に着替えやスマホを持っていくためのバッグとなっています。
水回り
シンプルな洗面台が設置されていました。
そして、その向かいにはTOTO製のトイレが設置されています。
そして、その脇にはシャワーブースが用意されていました。
このホテルには、14~15階に温泉大浴場が用意されているのでお部屋に湯船が有る必要はありませんし、当該シャワーブースもあまり使われていない様子でまだ新しい感じでしたね。
ちなみに、バスアメニティはDHC製でした。
クローゼット
お部屋にある姿見がスライド扉になっており、これを開くとクローゼットとなっていました。
こちらには、ハンガーやアイロンセット、館内着と浴衣が用意されており、その下段にはスリッパとサンダルも用意されていました。
お部屋からの眺望
お部屋からはちょうど函館山が正面に見えるような間取りとなっていました。
こちらは翌朝の様子ですが、お天気にも恵まれ、とってもすがすがしい朝でした。
朝食レストラン 2階 ユーヨーテラス ハコダテ (YUUYOO TERRACE HAKODATE)
このホテルに宿泊しようと思った最大の理由である、「朝食」をいただきます!
相当混雑することが予想されることから、チェックインの時に利用時間を予約するような運用となっていました。
まだ誰にも荒らされていないブッフェコーナーを見てみたいこともあり、朝一番(6:00am)に予約をしていました。
(普段は6:30amからの営業開始の様ですが、日曜朝は週の中でも一番混雑している日ということで早めにサービスを開始しているようですね)
大体、5:55amくらいに到着しましたが、既にトレーを持って廻っているお客さんが何人も・・・
いったい何時から開いてたんですかね?
ブッフェコーナー
ブッフェの利用にあたっては、マスクとビニール手袋の着用が必須となっています。
そして全体を見渡してみると、各テーマ毎に多数のお料理ブースが設けられています。
天井からは、テーマを示すプレートが吊り下げられていて、どこに何があるのか分かりやすくする工夫がなされています。
では、それぞれのテーマを見ていってみましょう。
真ん中あたりに位置しているのは、野菜料理(煮込料理・野菜スープ・蒸野菜 等)です。
それぞれのお料理毎に写真とお料理の説明があり、なかなか手が掛かっていますね。
こちらの反対側の台には、蒸野菜とスープカレーやチキンカレーがありました。(これ、食べるの忘れてました^^;)
隣のテーマは、自家製の寄せ豆腐。 装い方の解説もありました。
お隣はおいしそうな肉じゃがです。
壁沿いに移動してみると、スープパスタや中華系のお料理たち。 エスニック塩焼きそばとか食欲をそそります。
麵料理はオーダーして作ってもらいます。
もちろんサラダバーも有り、新鮮な野菜たちが用意されています。
こちらは、私の好きな茶色系のお料理たちです。 シェフが忙しそうにお料理の手配をしています。
この右手の方には、有名な「焼き雲丹ぎり」がありました。
雲丹(ウニ)を練りこんだおにぎりをお椀に移し、利尻昆布から取ったた出汁を掛けて、お茶漬け風にして頂きます。
間違いなく最高!
だし巻き玉子も文句なし。 朝からの串揚げも胃が喜びます。
洋食系も充実しています。 パンケーキ、ポーチドエッグやオムレツをその場で作ってもらえます。
ブレッドコーナーも非常に充実しています。
飲み物系も様々な種類があります。
スパークリングワインも頂くことができました。
そして、朝からデザートも充実しています。
デザートと共に頂くコーヒーは、地元名産の美鈴コーヒーとなります。
とても写真ですべてをご紹介できるものではありませんでした。別途動画も用意していますので、そちらも参考になさってください。
取ってきたお料理の一覧
気になるお料理をいくつか装ってきましたので、早速頂いてみましょう。
写真上部にある巾着袋ですが、こちらにはご飯のお櫃が入っています。 玄米と白米があって赤青に色分けされていました。
これは、ご飯茶碗に装った後に、イクラや海鮮類を乗せて、海鮮丼にすることができます。
こんな感じで具沢山の海鮮丼を作ってみました。
デザートやフルーツ類も、朝6時台に食べる量ではないかもですね・・・^^;
チェックアウト
プラチナステータスのレイトチェックアウトの特典を利用し16:00近くまでお部屋を利用させていただきました。
チェックアウトは入り口付近にあるカウンター席にて手続きを行います。
その際に、接客を担当いただいたスタッフの方からの暖かいレターと、ホテルで作られているお守りを頂きました。
そして外に出ると、既に私の車が玄関正面に止めてありました。
車に乗り込んでみると、ドリンクホルダーにはRitzのアルミ缶のお水が置いてありました。
エンジンを掛け、車をスタートさせようとした時に背後から「カ~ン」という音が。
ホテル入り口横にあった鐘の音でした。
帰りのドライブの安全を祈願して鳴らしてくれたようです。
その後は「第一いろは坂」を「な・ら・む・う・ゐ・・・」と続きの文字を思い出しながら安全運転で帰路につきました。
最後までとても素晴らしいホスピタリティを提供いただき大満足のホテルステイとなりました!
その他
天然温泉大浴場
朝食と並ぶほど、このホテルの見どころとなっている「天然温泉」の入り口は14階にあります。
お部屋に用意された浴衣と、着替えを持っていくためのアミの手提げ、そしてサンダルを履いてエレベーターを上階に移動します。
お風呂エリアへの入り口には、ステララウンジ(STELLAR LOUNGE)があり、風呂上がりには冷えたビールと名物「はこやき」を頂くことを最初から決めていました。
14階のお風呂は内湯となっており、素敵な景色を見ながらお湯に浸かることができました。
(写真はHPよりお借りしました)
そして、内湯の横に15階に上がれる階段が用意されており、天空露天風呂(インフィニティスパ)に行くことができます。
めちゃくちゃ冷たい風が吹く中、温泉に浸かっている体は暖かく、この寒暖のギャップと露天の開放感が最高でしたね。
(写真はHPよりお借りしました)
湯上りで汗が止まらない状態に、冷たいビールを流し込みます。 一緒に頂いた「はこやき」も最高でした。
高い天井のラウンジスペースも開放感があってよかったですね。
朝風呂に行った際に立ち寄ったラウンジはこんな感じです。
フィットネス ジム
ホテル滞在時には、ついつい食べ過ぎてしまうので、ジムで汗を流すことを必須としているのですが、こちらのセンチュリーマリーナ函館には、ジム施設が無いようです。
ということで、食後はホテルの周りを少し散歩して、胃を整えたいと思います ^^;
まとめ
ホテルの朝食サービスにおいて、全国第1位というタイトルをいくつも獲得している、HOTEL & SPA センチュリーマリーナ函館に滞在してきました。
こちらのホテルのコンセプトは、プライベートクルージング。
そして、最大の売りは以下の2つ。
①胃袋の限界に挑んでくる、新鮮で豊富なお料理たちを気が済むまで堪能できる朝食サービス
②函館山を見ながらの天然温泉と天空露天風呂
①朝食サービスは、事前にどこに何が有るのかを予習していっても全お料理を堪能することは、量的にも時間的にも厳しいため、ある程度その日の気分で方向性を定義していく必要がありますね。
そして、できることなら2泊して攻略したいところ。
また、②天然温泉は寒い日であればあるほどその温かさと開放感を楽しむことができます。
汗だらだらになるまであったまり、その後に冷えたビールをラウンジでいただく。最高です。
その他にも、2019年開業の新しい設備、専用の枕やアロマの香りサービスといったおもてなし、ホテルスタッフの方々の高いホスピタリティと非の打ち所がないホテルでした。
文章と写真でうまく伝わらない部分については、別途動画もアップしていますので、そちらを見て雰囲気をつかんでいただければと思います。
すぐにでもお腹を空かして再訪したいホテルです。