【ホテルザ三井2022】世界遺産登録の国宝が目前に広がるニジョウスイートと、エクスペリエンスを堪能
ユネスコの世界遺産にも登録されている元離宮二条城の目の前に位置する、ホテルザ三井京都に滞在してきました。
マリオット・インターナショナルの最上位ホテルブランドである、ラグジュアリーコレクションに加盟しているラグジュアリーなホテルとなっています。
2020年の開業以来、当ホテルへの評価がどんどん高まってきている中、実際に宿泊してみたお部屋やホテルの様子、レストランでのお料理やサービスの状況、更には各種エクスペリエンスプログラムに参加してみた感想についてのレビューを共有させていただきたいと思います。
こちらの滞在記が少しでも皆さんの検討の参考になるとうれしいです。
ホテルザ三井京都, ラグジュアリーコレクション (Hotel The Mitsui Kyoto, a Luxury Collection Hotel & Spa)
こんばんちゃ、しげちゃです。
当ホテルは、
【「日本の美しさと -EMBRACING JAPAN’S BEAUTY-」というブランドコンセプトのもと、
伝統文化や建築、工藝、食などに見られる日本独自の美しさを大切にしながら、細やかな心遣いと洗練された振る舞いによって、すべてのお客様に特別なくつろぎをご提供する】
ことを宣言しています。
ホテルのエントランスには、300年を超える歴史を持つ「梶井宮門」が当時の姿で再現されており、
約1,300㎡の広さを持つ中庭は、ランドスケープデザイナー(宮城俊作氏)の手によって当時の姿が現代に再生されています。
これら”時の記憶”を踏襲しながら現代に蘇らせるべく、三井不動産グループの新たなフラッグシップホテルとして、日本最高峰のホテルブランドを目指すことを目標に、ホテルザ三井京都は2020年11月3日に開業しました。
この地が継承する気品、心地よいラグジュアリー、モダンな和の空間美によって、かけがえのない時間を提供いただけることでしょう。
当ホテルの運営においては、ハレクラニ沖縄やフォーシーズンズホテル東京大手町の運営を手掛ける、三井不動産リゾートマネジメント株式会社によって、安定したオペレーションが行われています。
建物は地上4階、地下1階となっており、お部屋の数は全161室。
その内の22室がスイートルームになっています。
また、地下1階には水着を着用して入れる天然温泉プールのサーマルスプリングやフィットネスジムが完備されており、健康への配慮もなされています。
ホテルの立地
世界遺産にも登録されている元離宮二条城は、慶長8年(1603年)に京都御所の守護として徳川幕府によって築城されました。
その至近という由緒正しき地に、250年以上にわたって存在してきた三井総領家(北家)の邸宅跡地に当ホテルは建築されました。
当地と三井家のゆかりは17世紀末に三井総領家の二代目当主である三井高平が居宅を構えたことに始まります。
その後、昭和中期まで三井総領家が所有し、18世紀初頭から明治初期までは三井の統轄機関であった大元方も設置されていたところとなっています。
その後の安政5年(1858年)には、この地にあった福井藩邸に幕末の志士である橋本佐内が住んでいたそうで、ホテルの敷地内には以下のような駒札が立てられていました。
ちなみに1961年から2014年12月までは、京都国際ホテルがこの地で営業していたようです。
(残念ながら宿泊したことはありませんが)
チェックイン
今回はマリオットのSNA(Suite Night Awards)を利用して、ニジョウスイートのお部屋をゲットできました。
ニジョウスイートは、当ホテルの中でプレジデンシャルスイートに次ぐ広さ(112㎡)のお部屋となっており、宿泊予定日の5日前にMarriottから”UPGRADE CONFIRMED”のメールを受け取った時には、ヨッシ!と思わず叫んでしまいました。
「今日はアップグレードあるかなぁ?」と期待半分でチェックインするのも楽しいのですが、あらかじめスイートルームが確定されているというのは精神衛生上も良きですね。
京都駅からタクシーに乗り、14:30頃にホテルに到着しました。
すかさず駆け寄ってきたスタッフの方にスーツケースを預け、エントランスとなっている梶井宮門をくぐります。
この日の暖簾(のれん)の色は”白”でした。
そのまま奥へ進み、左手に曲がって自動ドアを抜けるとロビーラウンジが見えてきます。
更にその奥にある、中庭の見えるソファーに座り、
緑茶を頂きながらゆったりとチェックイン手続きを行うことができます。
お部屋のご紹介
今回はニジョウスイートのお部屋紹介となります。
112㎡の広さがあるとのことで、どのようなレイアウトになっているのか楽しみです。
スイートルームにアップグレードしていただいた時って「マリオットのエリート会員でよかった!」と思う瞬間ですよね。
今回のお部屋は274号室ということで、2階の一番奥のお部屋となります。
廊下の突き当りの壁は木製の飾りがされており、間接照明もあってオシャレです。
お部屋の扉も木製となっており、入り口の照明も和な感じでよいですね。
エントランス
お部屋に入るとフラットな床ではありますが、玄関のような仕切りが有って、靴を脱いでスリッパに履き替えるようになっていました。
(スリッパは撮ってませんでしたが、男女でサイズが分かれておりフッカフカで快適でした。)
左手前には、白木のクローゼットがありました。
クローゼットの中には外から帰ってきてすぐに上着等をかけられるよう、ハンガーのみが用意されていました。
また、逆サイドには、姿見の鏡と傘、
そして、靴を履くときに腰掛けられるベンチがありました。
その横に靴を載せる台が置いてあり、シューブラシと靴ベラが掛けられていました。
また、お部屋の入り口横には鉄製のオブジェが飾られており、
その脇にある扉を開けると、
そこは、シンク付きのトイレとなっていました。
外出先から帰ってきた時に、まずは手洗いをということですね。
リビングルーム
靴を脱いでスリッパに履き替え、お部屋の中に入ると、そこはリビングルームとなっています。
うわぁ~、広いですね。
入ってすぐ左手には、ミニバーコーナーがありました。
台の上には響のボトル、シェーカーとグラス。
そしてネスプレッソと三井ロゴ入りのお水が置いてありました。
一番上の引き出しを開いてみると、洋酒のミニボトルとワインと、ネスプレッソのカプセルが入っていました。
そして、一番下の引き出しを引いてみると、そこは冷蔵庫になっていました。
シャンパンやワイン日本酒にビールとたくさんのアルコールと共に、ジャージーチーズも用意されていました。
また、冷蔵庫の横にはデロンギの湯沸かしポットが入っていました。
そして、このミニバーの台の上には、立派な苔の盆栽?が飾られていました。(何年ものなんでしょうかね)
ミニバーコーナーの横にはパナソニック製の65インチのテレビとスピーカーが設置されていました。
こんな立派なお部屋の大きなモニターで自分のYouTubeチャンネルを見ていると、なんだか申し訳ない感じになりましたね^^;
お部屋の真ん中には、大きな一枚物の板で作られた立派なテーブルが設置されていました。
これ買うとしたら、いくらぐらいするんでしょうね?(Kカーくらいは買えそうな気が・・・)
また壁際にはソファーがあり、その上には丸い木で模様が彫られたオブジェが飾られていました。
リビングルームの入り口に戻って、今後は右手に進んでみると、木製の丸テーブルと椅子が用意されていました。
壁に掛けられている照明もオシャレですね。
ウェルカムフルーツ(この日は金柑)とマカロンと甘いおせんべい。そして、茶器のセットも用意されていました。
お茶は、柳桜園茶舗(りゅうおうえんちゃほ) の緑茶とほうじ茶でした。
この隣の壁には書棚があり、本やオブジェが飾られていました。
ベッドルーム
お隣のお部屋はベッドルームになります。
キングサイズのベッドがあり、少し柔らかめのマットレスが、私の好みにベストマッチでした。
おかげで、とってもよく眠れました~。
また、模様の入った壁には西陣織の素材が使われているようです。
ベッドサイドにはボーズのBluetoothスピーカーが置いてありました。
ベッドルーム側にもパナソニック製のテレビが設置されており、こちらは55インチでした。
ベッドルームの壁にもオブジェがあり、三井家の歴史に関する書籍も飾ってありました。
窓際にはデスクが用意されており、その上には筆と青・黒・赤の炭と硯が用意されていました。
何か一筆、ということで、頭に思いついた言葉をしたためてみました。
(私のボキャブラリーのなんと乏しいことか・・・)
水回り
洗面台は2台設置されており、蛇口やハンドル部分は真鍮製でしょうかね。
こういう1つ1つが当ホテルのこだわりを感じずにはいられませんでした。
アメニティキットは2つの洗面台の間にある黒い箱の中にきれいに整理されていました。
バスルームは石製となっていて、バスタブの正面にはテレビモニターが設置されていました。
その下には、バスソルトの入った小瓶と洗体用のへちまが置いてあり、ヘッド枕も用意されていました。
テレビのリモコンは、洗面台の横に置いてありました。
レインシャワーも特大のものが設置されています。
バスアメニティは、パルファンサトリ(PARFUM SATORI)のもので、シャンプー類はアルミチューブに入っていました。
それから、女性向けのプチ情報ですが、コスメディアラボラトリーズのwarew(和流)のスキンケアセットが別途用意されています。
お部屋への備え付けはないので、フロントに聞いてもらえると提供してもらえますよ。
洗面台の下にはタオルが置いてあり、その下の引き出しには、袋に入ったドライヤーが用意されていました。
ドライヤーは美容師さん御用達のホリスティックキュア(HOLISTIC CURE)でしたね。
こちらのバスローブはとっても肌触りが良かったです。
チャンスが有ったら、是非来てみてくださいね。
ちなみに、地下1階にあるサーマルスプリングのロッカーにも同じバスローブが用意されていました。
HOTEL THE MITSUIの刺繍もかっこいいですねー
バスタブと反対側にも扉が有り、こちらには2つ目のトイレが設置されていました。
洗面台の横ということで、こちら側にはシンクの設定はありませんでしたね。
ウォークインクローゼット
ベッドルームと水回りの間にはウォークインクローゼットが設置されてました。
入り口にはドレッサーが用意されています。
また、こちらの引き出しの中にもホリスティックキュア(HOLISTIC CURE)のドライヤーが入っていました。
お部屋からの眺望
今回のお部屋は角部屋となっており、窓も大きく開放感があってとっても明るいですね。
リビングルームの窓からは二条城の東大手門を正面に見ることができる、二条城ビューとなっていました。
また、この窓際にはベンチシートが用意されており、のんびりいつまでも座って見ていられるようなかんじでした。
結構車も走っていますが、音はほとんど気にならなかったですね。
お隣の寝室からの景色はほぼ同じでしたが、内側にもう1枚サッシが有って(2重サッシ)、睡眠を妨げないような配慮がなされていました。
ターンダウンサービス
FORNIでのディナーを頂いた後、お部屋に戻ってみるとターンダウンサービスが実施されたようした。
ベッドの上には、セパレートタイプのお部屋着と
HOTEL THE MITSUのロゴの入ったお水とお菓子、
そして、ディナー前にフロントに依頼しておいたスキンケアセットが置いてありました。
プラチナエリート以上の特典について
マリオットボンヴォイの会員になると、まずはゴールドエリートを獲得し、次に目指すのがプラチナエリートとなりますが、それぞれのステータスで得られる特典は以下の通りとなっています。
(正直、シルバーエリートについてはあまり説明するところがありません。。。)
ゴールドエリートになると、14時までのレイトチェックアウト(お部屋が空いていれば)やお部屋のアップグレード特典がついてきます。
ですが、スイートルームは対象外なんですよね。
プラチナステータスになると、ゴールドステータスよりも更に魅力的な特典が追加されます。
特に以下の特典がありがたいですね。
- スイートルームまで(空いていれば)お部屋のアップグレードが可能
- エグセクティブラウンジへのアクセス
- 16時までのレイトチェックアウト
- 選択できるウェルカムギフト
今回の滞在では、事前のSNAを利用してスイートルームにアップグレードしていただけました。
ありがとうございます!
また、レイトチェックアウトですが、人気のお部屋ということで13時チェックアウトとしていただけました。
朝食はプラチナ特典にて頂けると思いますが、私自身朝食付きのプランを予約していたようで、ちょっと確認ができませんでした。
参考)マリオットのプラチナステータスをいち早く獲得されたい方は、以下を参考になさってください。
ディナー: FORNI (イタリアンレストラン)
夕食は1階にあるFORNIというイタリアンレストランにて頂きました。
コースは3種類(モデラーレ、コンテント、ディベルティート)ある中から、国産牛サーロインを頂きたかったことから、コンテントを選択しました。
(モデラーレだと1,800円増しになるのでそれなら最初からコンテントの方が良いかなということで)
早速、SNS等で見かけたことのあるカトラリーとシャンパンを頂きました。
お水も、『伏水』というラベルの張られたブルーのボトルで提供されてきました。(なんだか高そう・・・)
最初のアミューズは、『2種のカリフラワーをベースとしたムース』。
舌触りが最高でこれからのお食事への期待が膨らみます。
前菜は、『鶏肉のインボルティーニ ハーブ香るニョッキロマーノ』。
パスタ&リゾットからは、『リングイネ ペスカトーレ』。
海鮮の旨味がしみだしていました。
ピッツァからは、『モッツァレラ アンチョビ ケッパー オレガノ』。
レストラン内にある窯で焼かれたばかりの熱々のピッツァが不味いわけありません。
ワインもお任せで頂きました。(カベルネソービニオン)
メインは、『国産牛サーロインの窯焼き 季節野菜を3種の調理法で』。
もっと食べたかったです。
デザートからは、『FORNI ティラミス』。
甘すぎず、味に深みがあって、ザ大人のスイーツという感じでしたね。
最後にカフェオレを頂いて、ごちそうさまでした!
大満足なディナーでしたね。
食べ終わる頃には中庭もいい感じにライトアップされていました。
朝食: FORNI (イタリアンレストラン)
朝食は、ディナーと同じくFORNIでいただきました。
以下の4つのセットプレートの中から選択できるようになっています。
私は、『アメリカンブレックファスト』を、家族は『和定食』を選択しました。
アメリカンブレックファスト
木箱に装われてきているでの和食の様ですが、左下プレートからも分かる通り『アメリカンブレックファスト』です。
こちらのエッグベネディクトは卵の黄身が濃厚で、ト~ロトロ加減も絶妙。めちゃめちゃおいしかったですね。
和定食
ちなみに和食はこんな感じです。 西京焼きが絶品だったとのこと。今度来た時には私が和食を選びます。
クロワッサン (4コースとも共通に提供)
昨夜のピッツァもそうなのですが、こちらのレストランには窯があり、焼き立てのピッツァやブレッドを提供してもらえます。
朝は焼き立てのクロワッサンを頂けます。
絶品のクロワッサン、2回のお替りオーダーにも快く応じていただけました。 ありがとうございます!
チェックアウト
少しだけレイトでということで、13時にチェックアウトの手続きを行いました。
手続きは非常にスムーズで、もうホテルを去らなければならないということで、たった1泊にもかかわらず悲しい気分になりました。
その後、スーツケースを預かってもらったまま二条城の観覧を見学を行い、14:00頃にホテルを後にしました。
サーマルスプリング
当ホテルの地下には、水着を着用して入れる天然温泉プール、『サーマルスプリング』が用意されています。
カメラやスマートフォン等はロッカーに収容するルールとなっていて撮影することはできませんでしたので、公式HPよりお写真をお借りしました。
少しぬるめの温度設定になっており、ず~っと長く浸かっていられる感じでしたね~。
ソファーが置いてあるのですが、当然濡れていてちょっと冷たい感じだったので、冬ではなく夏に再訪して使ってみたいですね。
また、定期的に上部からミストが降り注がれてきますので、そのタイミングでは幻想的な雰囲気に包まれていれました。
フィットネスジム
『サーマルスプリング』の隣には、『フィットネスジム』も用意されていました。
ホテルでおいしいお料理を頂き、サーマルスプリングで癒しの時間を過ごし、スイートルームでゆったりとくつろいだ後は、少し汗を流したくなりますよね。
ご安心ください、充実した機材の有るフィットネスジムが用意されています。
ジムの撮影ができていませんでしたので、公式HPよりお写真をお借りしました。
エクスペリエンス プログラム
茶居で味わう一服のお茶
フロントロビーの横にある茶室にて、武者小路千家の先生から手ほどきを受けたアンバサダー(スタッフ)の方より、茶居にて立礼式のお手前を頂戴することができます。
お手前は椅子に座っていただくことができるので、足がしびれることはありませんよ。^^/
こちらの栗を模したお茶菓子は、二條若狭屋にて丸ごとの栗をこしあん、栗あんの二重あんで包み、羊羹をかけて仕上げた『ふく栗』と呼ばれるお菓子でした。
ほどよく重厚な味わいと上品な甘みから、お代わりをしたくなるほどでした。
こちらも柳桜園茶舗(りゅうおうえんちゃほ) の『冨嶽』というお抹茶。
あまり泡立てないのが武者小路千家なのですよ、とのことでした。
お抹茶と和菓子との組み合わせは日本人の心を感じさせてくれました。
そしてこの後、無性に抹茶のスイーツブッフェに行きたくなりました。^^;
ちなみに、こちらのプログラムへの参加費は1,500円/1名でした。
ウェルネス呼吸法で迎える爽やかな朝
当ホテルで朝8時より行われているプログラムに参加してきました。
場所は、ホテルの別棟となる『四季の間』にて行われます。
縁側にはあらかじめヨガマットが準備されていました。
大体40分ほどでしょうか、簡単なストレッチと腹式呼吸のレクチャーを受けて体を快調に目覚めさせることができました。
その後、そのまま朝食をいただきましたが、いつも以上にお料理の味を感じることができたことは、言うまでもありません。
また、当プログラムの後には、こちらの『四季の間』に飾られている掛軸に関する簡単な説明を頂くことができました。
こちらは参加費無料の1日4名限定のプログラムとのことですので、早起きできる方にはお勧めです。
その他
ホテル内のスイートスポット
ホテル内にはほんとに絵になるポイントがたくさんあります。
せっかく撮った写真ということで、少し紹介させていただきます。
ロビーから右手に進み、レストランFORNIに向かうところの廊下になります。
鳥居に見立てた造りになっているようですね。
その手前には、このようなグリーンのオブジェが飾られていました。
ロビーから左手に進みますと、ライブラリーのようなスペースがあります。
中にはテーブル席が用意されていました。
また、この部屋を出た廊下には、三井家の歴史について日英での説明が書かれていましたね。
中庭からの景色はどれもこれも絵になります。
夜のロビーエントランスです。
まとめ
マリオット・インターナショナルの最上位ホテルブランドである、ラグジュアリーコレクションに加盟している名実ともにラグジュアリーなホテル、ホテルザ三井京都に滞在してきました。
当ホテルは、
【「日本の美しさと -EMBRACING JAPAN’S BEAUTY-」というブランドコンセプトのもと、
伝統文化や建築、工藝、食などに見られる日本独自の美しさを大切にしながら、細やかな心遣いと洗練された振る舞いによって、すべてのお客様に特別なくつろぎをご提供する】
ことを宣言しています。
そして、これら”時の記憶”を踏襲しながら現代に蘇らせるべく、三井不動産グループの新たなフラッグシップホテルとして、日本最高峰のホテルブランドを目指すことを目標に、ホテルザ三井京都は2020年11月3日に開業しました。
開業後は、目標通りにどんどんホテルの評価が高まってきており、気が付くとホテルカテゴリーは一気にマリオット最高ランクの”8″となり、宿泊費用もそれに比例して高価格帯に突入。
今回が初めての宿泊だったのですが、お部屋は元より、お料理やホスピタリティまで、このホテルのすばらしさを実感することができました。
ホテルはユネスコの世界遺産にも登録されている元離宮二条城の目の前にあり、敷地内には歴史の刻まれた「梶井宮門」や当時の姿が再生された中庭のある、由緒ある場所に立てられています。
お部屋も今回スイートルームをアサインいただきましたが、このホテルクオリティであれば通常のお部屋でも十分だと思いました。
お料理もイタリアンレストランFORNIにてディナーコースと朝食を頂きましたが、どれも素材の味を活かしたお料理になっており、特にレストラン内に設置された窯で焼かれたピッツァやクロワッサンは絶品でしたね。
エクスペリエンスプログラムも充実していて、今回初体験した『茶居で味わう一服のお茶』や『ウェルネス呼吸法で迎える爽やかな朝』は、もしお時間が許すようでしたら、是非体験してみていただきたいと思います。
また、地下1階にある『サーマルスプリング』も未体験のスパでしたね。
水着着用なので、パートナーの方とも一緒にご入浴でき、降り注ぐミストを全身に浴びてみてはいかがでしょうか。
そして、なんといってもこのホテルのホスピタリティのすばらしさには感激しました。
すれ違うスタッフの方々は皆さん「何かお手伝いできることはありませんか?」と笑顔で声をかけてきてくださいます。
この辺りの教育というかマインドが他のホテルとは一線を画しているところなのでしょうね。
文章と写真でうまく伝わらない部分については、別途動画もアップしていますので、そちらを見て雰囲気をつかんでいただければと思います。
京都に来た際に泊まりたいホテルがまた1つ増えてしまいしたね。
マリオット・インターナショナル(Marriott International)泊まってみたい超豪華ホテルブランドがいっぱい