【フォーポイント函館】朝食激戦区でのサービス強者、フォーポイント・バイ・シェラトン函館に滞在してみた
当該ホテルは、2023/5/31まで 6/1より「プレミアホテル CABIN PRESIDENT 函館」に変わりました。
函館駅の目の前にあるシティホテル、フォーポイント・バイ・シェラトン函館に滞在してきました。
マリオット系ホテルの中で比較的リーズナブルに宿泊でき、函館駅の目の前という好立地にあるフットワーク抜群のホテルとなっています。
また、函館地区のホテルは朝食サービスの競争が激しくなっており、マリオット系ホテルがどのようなサービスを展開しているのか非常に興味深いところです。
これらの朝食サービス内容、お部屋とホテル内の様子についてのレビューを共有させていただきたいと思います。
こちらの滞在記が少しでも皆さんの検討の参考になるとうれしいです。
フォーポイント・バイ・シェラトン函館 (Four Points By Sheraton Hakodate)
こんばんちゃ、しげちゃです。
フォーポイントホテルは、マリオットインターナショナルの中で“クラッシック・セレクト”のカテゴリーに分類されており「クラッシックなデザインにモダンなディテールを織り交ぜたおしゃれで快適な滞在をお届けするホテル」と定義付けされています。
当ホテルは1988年に開業されたJTBグループの「函館ハーバービューホテル」が前身となっており、その後ホテルの経営が移管されSPGとのフランチャイズ契約を締結した2016年に、フォーポイント・バイ・シェラトン函館にリブランドされ開業しました。
シェラトングアムやハイアットリージェンシー横浜のオペレーションを手掛けるケン・コーポレーションによって、安定した運営がなされております。
建物は13階建てで、全部で199の部屋数を持つホテルとなっています。
クラブラウンジの設定はありませんが、1階にあるビジネスラウンジは宿泊者のみが利用可能となっていました。
(先に利用している熊ちゃんの席は使えないようですね ^^;)
また、2階にはメインダイニング「フォーポイント」があり、こちらではブッフェスタイルでの朝食も頂くことができます。
ホテルの立地
JR函館駅を降り立つと正面に赤いオブジェが目に飛び込んできます。
そこから右の方角に目を向けると、直ぐにホテルを確認することができます。
更にホテル正面の道を1区画進むと、函館市民の足である路面電車(函館市電)の函館駅前の停留所があり、函館の主要エリアにはこの市電を使って移動することができます。
ホテルからそれぞれの駅へは歩いて1分以内となっており、アクセス抜群の好立地となっています。
また、函館駅を背にホテルの脇の道路を進むと函館朝市があって、海の幸を堪能できる“どんぶり横丁市場”の入り口が手招きしてくれます。
チェックイン
函館空港から函館駅までは定期バスを使い約20分(450円)で到着しました。
ホテルのエントランスには大きなツリーが飾ってありましたね。
一旦、荷物を預け函館朝市や赤レンガ倉庫を徘徊し、ホテルに戻ってきた17:50頃のチェックイン手続きとなりました。
手続きはあっという間に完了し、3名分のルームキーを受け取って、早速お部屋に向かいます。
お部屋のご紹介
今回は3名での宿泊ということで、少し広めのデラックスツインのシティービューのお部屋を予約していました。
フロアは11階で函館駅側の眺望となっており、3つのベッドを並べても必要十分な広さのお部屋となっていました。
ベッドルーム
お部屋に入るとすぐに、デスクと丸テーブルが目に入ってきました。
窓は2つあり、あいにくの雪交じりの雨ながらシティビューをしっかりと堪能することができました。
丸テーブルの上にはかわいい羊のアートが置かれており、レターと共に出迎えてくれました。
本日は3名での宿泊ということで、3つのベッドが用意されていました。
テレビは、40~43インチ?のシャープ製ということで、最近のマリオット系ホテルに比べるとやや小さ目なかんじでしたね。
ミニバーコーナーにはUCCのコーヒーカプセルとフォーポイントロゴの入ったフリーのお水が3本用意されていました。
ちなみにテレビ台の下の棚にはポットとカップ、そして中身が空っぽの冷蔵庫が用意されていました。
また、お部屋の入り口のすぐ横にはオープンタイプのクローゼット。
ハンガー、リセッシュに加え、スリッパとセーフティボックスも備えられていました。
お部屋着は、グレーでしっかりとした生地のセパレートタイプのものが用意されていました。
ちなみに枕の1つは、私好みの割と硬めのものが用意されており、熟睡することができました。
水回り
洗面台はいたってシンプル。
大きな鏡と各種アメニティが人数分用意されていました。
ユニットタイプではありますが、バスタブも用意されていました。
バスアメニティは、ACTIVのものとなっています。
お部屋からの眺望
夜は雪交じりの雨でしたが、翌朝はいったん雨は上がったようです。
こちらは昼間の様子となります。 青空が見えてきて、良い感じです。
プラチナエリート以上の特典について
マリオットボンヴォイの会員になると、まずはゴールドエリートを獲得し、次に目指すのがプラチナエリートとなりますが、それぞれのステータスで得られる特典は以下の通りとなっています。
(正直、シルバーエリートについてはあまり説明するところがありません。。。)
ゴールドエリートになると、14時までのレイトチェックアウト(お部屋が空いていれば)やお部屋のアップグレード特典がついてきます。
ですが、スイートルームは対象外なんですよね。
プラチナステータスになると、ゴールドステータスよりも更に魅力的な特典が追加されます。
特に以下の特典がありがたいですね。
- スイートルームまで(空いていれば)お部屋のアップグレードが可能
- エグセクティブラウンジへのアクセス
- 16時までのレイトチェックアウト
- 選択できるウェルカムギフト
今回の滞在では、16時までのレイトチェックアウトを付けてもらいました。
また、ウェルカムギフトで2名分の朝食を選択し、更にプラス500円/人でブッフェに変更してもらいました。
それと3名での宿泊ですので、1名分の朝食ブッフェも追加(有償)してもらいました。
後述しますが、こちらの朝食ではブッフェを選択することをおススメします!
参考)マリオットのプラチナステータスをいち早く獲得されたい方は、以下を参考になさってください。
メインダイニング フォーポイント (朝食)
2階にはメインダイニングである“フォーポイント”というレストランがあり、こちらで朝食を頂くことができます。
(人が写っていない写真が撮れなかったので公式HPからお借りしました)
朝食を楽しみにしていた私はチェックインの時、先に3名分の朝食ブッフェの申し込みをしておきました。
ちなみに、朝食会場でもブッフェへの変更ができるようです。
開場の7:00amに一番乗りしてみましたが、既に何組かの方が席についておられ、ちょっとビックリでした。
ブッフェの様子
まず、結論から申し上げると、フォーポイント・バイ・シェラトン函館での朝食ブッフェの選択は大正解でした。
とても写真だけでは紹介しきれないほどのお料理が所狭しと並べられていました。
やはり海の幸ということで、海鮮丼を作るべく“いくら”を中心にご飯のお供達をとってきます。
“海鮮ばくだん”と共に“サーモン”も丼に乗せたいですね。
もちろん、普通の“和食のお供”も色々あります。
こちらは鶏唐の“チューリップ”ですね。
“つみれ汁”もおいしそう。
普通のサラダではなく、左手にある”ラーメンサラダ”が気になりますね。
今日は“洋食系”に目を向けている余裕があまりなさそうです。
ブレッド類も色々ありますが、今日は“フレンチトースト”だけにしておきましょうか。
もちろん“フルーツ”や“ヨーグルト”も欠かせません。
“オムレツ”も全部入りでお願いしました。
“デザート”もこんなにあるんですね。 左手のケースの中には“スムージー”らしきものも見えます。
そして、函館牛乳等の飲み物コーナーの一角でひときわ輝く”ボジョレーヌーボー”を発見しました。
赤ワイン・白ワインの両方が提供されていました。
朝からワインとは、ほんの少し罪悪感はありましたが、せっかくですので・・・
テーブルに運んできたお料理達
第1ラウンド
改めて確認してみると、栗ご飯、ザンギ、いかめし、天ぷら、もあったんですね。
ボジョレーヌーボーも赤白の両方をいただきました。
第2ラウンド
家族が食べているのを見て存在に気が付いた、茶わん蒸しも頂くことにしました。
先ほどおいしかったザンギをリピートしながら、海鮮丼を作ってみました。
スムージーも3種頂きました。
第3ラウンド
デザート取りに行った際に、カレーの存在に気付くや否や、胃袋に相談することも忘れ確保してきました。
この朝食だけで、成人男性の2日分くらいのカロリーを摂取してしまったような気がします。
チェックアウト
五稜郭などの函館観光を大満喫させていただき、プラチナステータスのレイトチェックアウトの特典を利用して、16:00前にチェックアウトさせていただきました。
朝食料金の精算の追加がありましたが手続きはスムーズに完了しました。
その他
フィットネスジム
ホテル滞在時には、ついつい食べ過ぎてしまうので、ジムで汗を流すことを必須としているのですが、フォーポイント・バイ・シェラトン函館には、ジム施設が無いようです。
ということで次のホテルにはタクシーではなく、徒歩で移動することにしました ^^;
まとめ
マリオット・インターナショナルのホテルブランドにおいて、セレクト・クラッシックに位置付けられている、フォーポイント・バイ・シェラトン函館に宿泊してきました。
お部屋は決してラグジュアリーとは言えないですが、必要なものはすべて揃っており快適に過ごすことができました。
ですが、このホテルの魅力は朝食ブッフェの充実度だと思います。
函館にはラビスタ函館やセンチュリーマリーナ函館などの日本で一番朝食がおいしいホテルのランキングでタイトルを獲得しているホテルがいくつかあり、朝食激戦区となっています。
その影響もあってか、この地域の朝食はどのホテルでも文句なく素晴らしいサービス内容であると理解しています。
タイトルを獲得しているホテルは非常に混雑しているのに対して、当ホテルはさほどでもなくむしろ穴場と言えるかもしれません。
また、マリオット系ホテルにおける朝食サービスでは間違いなくトップクラスにあるホテルであると感じました。
プラチナ修行を検討されている方で食べるのが大好きな方には、フォーポイント・バイ・シェラトン函館での朝食ブッフェ付きでの宿泊を強くお勧めします。
文章と写真でうまく伝わらない部分については、別途動画もアップしていますので、そちらを見て雰囲気をつかんでいただければと思います。
お腹を空かして再訪したいお気に入りのホテルが1つ増えました。
(公式) フォーポイント・バイ・シェラトン函館
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