東京を一望、ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町、ラグジュアリーコレクションホテルに宿泊してみました
国会議事堂、首相官邸、東京タワー、虎ノ門ヒルズや東京ミッドタウン、東京都庁、皇居、丸の内のオフィス街やスカイツリーなど、東京にある主要な建物を一望することができる、ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町、ラグジュアリーコレクションホテルに滞在してきました。
このホテルはその名の通り、プリンスホテルグループのホテルとなっています。また同時に、マリオットグループにも加盟しています。
今回、マリオットボンヴォイのエリートメンバーとして滞在してみましたので、お部屋の様子やラウンジサービスの現状についてのレビューを共有させていただきたいと思います。
こちらの滞在記が少しでも皆さんの検討の参考になるとうれしいです。
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町、ラグジュアリーコレクションホテル (The Prince Gallery Tokyo Kioicho, a Luxury Collection Hotel)
こんばんちゃ、しげちゃです。
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町、ラグジュアリーコレクションホテルはプリンスホテルグループのホテルとなっています。
同グループにおける最上位ブランドであるザ・プリンスギャラリーということで、以前の最上位であったザ・プリンスを上回るラグジュアリーブランドとなっています。
また同時に、マリオット・インターナショナルが運営する、ラグジュアリーコレクションにも加盟しており、こちらもマリオットグループで最上位ブランドのカテゴリー”8″となっています。
つまり、加盟している2つのホテルグループにおいてそれぞれ最上位のカテゴリーに分類されている、正真正銘の最高級ホテルということになります。
また、2016年7月に開業した比較的新しいホテルとなっており、全250室あるお部屋の窓からは、それぞれの東京の景色を楽しむことができます。
34階のクラブラウンジからは、国会議事堂、議員会館、首相官邸、虎ノ門ヒルズや東京タワーを見ることができます。
35階には2フロアが吹き抜けになっている“Sky Gallery Lounge Levita”があり、ここからの夜景は別格でしたね。
ホテルの立地
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町の場所には、以前、赤坂プリンスホテルがありましたが老朽化に伴って再開発がなされ、その跡地に「東京ガーデンテラス紀尾井町」という複合施設が建設されました。
オフィスとホテルからなる大型複合施設の「紀尾井タワー」と住居エリアの「紀尾井レジデンス」を中心とした建物で構成されています。
紀尾井タワーの正面にはこのような彩り豊かなオブジェが設置されています。
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町、ラグジュアリーコレクション ホテルはこの紀尾井タワーの30~36階に位置しています。
スタイリッシュな建物で、かっこいいですね。
このタワーのオフィスフロアには、Lineヤフー株式会社の本社も入っているようです。
それから、東京都有形文化財・赤坂プリンス旧館をリノベーションした「赤坂プリンス クラシックハウス」も紀尾井タワーに隣接しています。
この歴史ある建物では、レストランはもちろん、結婚式とかも行われているようですね。
また、ちょっとしたせせらぎのある中庭もあったり、こちらの紀尾井レジデンスに一度は住んでみたいものです。
チェックイン
14:00頃に東京ガーデンテラスに到着し、紀尾井タワーのまわりをちょっと散策した後、36階の受付カウンターに向かいました。
15時前ということもあってか、他にお客さんはいませんでした。
※ちなみにこちらは、本物の“炎”でしたね。
名前を告げて、広いロビーフロアで待つこと数分。
本日はラウンジへのアクセス権が付いているお部屋を予約していたこともあり、クラブラウンジにてチェックインできるとのことで、先ほどとは別のエレベータブースに移動しました。
そして、クラブラウンジのある34階に到着です。
窓側のソファー席に案内していただき、のんびりコーヒーをいただきながら、チェックイン。
土曜日ではありましたが、なんと紀尾井スイートのお部屋にアップグレードしていただきました!!
ありがとうございます!
ちょうどティータイムが2:30pmから開始するとのことで、ゆっくりとティータイム&スイーツとコーヒーを頂いてからお部屋に向かいました。
お部屋のご紹介
今回はラウンジアクセス付きの“クラブデラックスツイン”のお部屋を予約していましたが、“紀尾井スイート”のお部屋にアップグレードいただきました!
レイアウト図を見る限り、3部屋分くらいの広さがありそうです。
スイートルームにアップグレードしていただいた時って「マリオットのエリート会員でよかった!」と思う瞬間ですよね。
リビングルーム
お部屋に入ると、正面の壁には丸いオブジェが掛かっており、右側か左側のどちらかに進めるようになっています。
まずは、右側に向かって進み扉を開けると、そこはリビングスペースとなっていました。
最初に大きなテーブル席が目に飛び込んできます。
その横には、ソファーも置かれていました。
壁際には、シャープ製の55インチのテレビが設置されており、
部屋のどこからでも見やすくなるよう、自由に向きを変えることができるようになっていました。
テレビの横には大きな鏡があり、不思議な形をした木製のオブジェが飾ってありました。
更にその横の白い扉の中には空っぽのミニ冷蔵庫があり、ネスプレッソマシンと湯沸かしポットが置かれていました。
その下の引き出しには、オレンジ色で統一された美しいカップ類、茶器と湯呑、そしてネスプレッソのカプセルがありました。
隣には、押すことで開閉できる白い扉があり、こちらにはグラス類が収納されていました。
一番下の棚には、LAN端子やUSBがあり、むき出しにならないよう白い蓋で隠せるような配慮がなされていました。
また、いろいろなオブジェや絵も飾ってあり、落ち着いたリビング感を演出していましたね。
その他、クローゼットがあり、こちらにはハンガーが用意されていました。
そして、カーテンの開閉スイッチや照明コントロールのボタンやエアコンコントロールが入り口扉の横にまとめられており、使いやすかったですね。
エントランス ~ おトイレ(ゲスト用)
リビングルームを出て、今度は逆の扉に向かいます。
廊下を進んでいると、その途中にスライド式の扉が有りました。
こちらの扉を開けてみると、そこには鏡とシンクがあり、
更にその背面にも扉が有って、それを押し開けると自動で開くTOTO製のおトイレが設置されていました。
ベッドルーム
いよいよベッドルームの扉を開けてみます。
おぉー、窓が大きくて明るいですね~。
またこちらの部屋にも、シャープ製の55インチのテレビが設置されていました。
ベッドルーム側のお部屋にも、大きなソファーが置いてありました。
キングサイズのベッドがあり、床にはカーペット、壁と天井には革製の吸音ボード?が貼ってあり、同じ空間であるにも関わらず、ベッドのエリアだけはとても静かでしたね。
おかげでよく眠れました~。
ベッドサイドにはiPadが用意されており、ホテルの案内やお部屋の機器の操作方法を確認することができるようになっていました。
この日のお天気はいまいちでしたが、2面の大きなガラス越に見える景色はとてもよいですね。
180度の景色を一度に楽しめるって、すごく贅沢なことですね。
コーナーにある丸テーブルの上には、ウェルカムメッセージと折り鶴、そしてお菓子が置かれていました。
ベッドルーム ~ ミニバー
ソファーの隣にはミニバーコーナーがありました。
茶色の扉を開けてみると、上段には冷蔵庫が設置されていました。
こちらではシャンパンやビール、オレンジジュース、コーラにお水が冷やされていました。
下の段には、ベッドルーム用の茶器のセットが用意されていました。
左側の扉を開けてみると、ネスプレッソと湯沸かしポットがありました。
冷蔵庫の下の引き出しには、ベッドルーム用のグラスとカップ類が用意されていました。
更に下段にある引き出しには、スナック類と洋酒のミニボトル、そしてネスプレッソのカプセルが用意されていました。
ベッドルーム ~ クローゼット
ベッドルームにあるクローゼットには、ハンガーのみならず、アイロンセットや傘が用意されていました。
また、スリッパはホテル名の入った袋に入っており、
とってもふっかふかで、Luxury Collectionのロゴが入っていました。
水回り
洗面台はこんな感じです。
黒グレーの大理石でできた台となっており、前面には大きな鏡があります。
歯ブラシやシェーバーは引き出しの中に収納されています。
白のLuxury Collectionで統一されたパッケージとなっていて、美しいですね。
更に、女性用の化粧水等がまとめられたパックも用意されています。
このような心使いがありがたいですね~
ブラシや髭剃りも使い捨てるにはもったいない、しっかりしたものが入っていました。
横の棚に置かれているアメニティは、とても香りのよい BYREDO の LE CHEMIN で統一されていました。
水回り ~ おトイレ
洗面台の横の扉の奥には、2つめのおトイレがありました。
こちらのおトイレも、TOTO製の自動的に開いて”こんにちは”するタイプとなっています。
水回り ~ お風呂
シャワーブースとバスタブがセットになったバスエリアがあります。
こちらの素晴らしいポイントとしては、東京の夜景を見ながらバスタブに浸かれることです!
また、気になるテレビ番組がある場合、バスルームでも続きが見れるよう、テレビモニターも設置されていました。
そして、バスルームにもBYREDO の LE CHEMIN がおいてありました。
お部屋からの眺望
お部屋からは、西~北側の景色(ニューオータニ、新国立競技場、東京都庁、など)を見ることができました。
お天気がいまいちで残念だったのですが、晴れていたら富士山も望めていたかもしれませんね。
新宿方面の夜景はこんな感じです。
プラチナエリート以上の特典について
ついにチタンエリートの宿泊実績を獲得した私は、貯まってきたマリオットボンヴォイのポイントを使って、ホテルライフを楽しんでいるところです。
さて、マリオットボンヴォイの会員になると、まずはゴールドエリートを獲得し、次に目指すのがプラチナエリートとなりますが、それぞれのステータスで得られる特典は以下の通りとなっています。
(正直、シルバーエリートについてはあまり説明するところがありません。。。)
ゴールドエリートになると、14時までのレイトチェックアウト(お部屋が空いていれば)やお部屋のアップグレード特典がついてきます。
が、残念ながらスイートルームは対象外なんですよね。
プラチナステータスになると、ゴールドステータスよりも更に魅力的な特典が追加されます。
特に以下の特典がありがたいですね。
- スイートルームまで(空いていれば)お部屋のアップグレードが可能
- エグセクティブラウンジへのアクセス
- 16時までのレイトチェックアウト
- 選択できるウェルカムギフト
はい、今回はスイートルームにアップグレードしていただけました。 ありがとうございます!
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町はエグゼクティブラウンジの設定のあるホテルですが、残念ながら、プラチナステータス以上であってもエグゼクティブラウンジにアクセスすることはできません。
ですので、最初からラウンジアクセス付き、あるいはスイートのお部屋を予約する必要があります。
※別途ラウンジアクセスのための費用を支払う方法や、限定ビジターとしてアクセスすることもできるようです。
それから、今回のウェルカムギフトはザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町でデザインされた「お箸」を選んでみました。
5種類ほどの種類があって、このデザインを選択しましたが、なかなか渋くて、よくないですか?
参考)マリオットのプラチナステータスをいち早く獲得されたい方は、以下を参考になさってください。
クラブラウンジ(エグゼクティブラウンジ)
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町、ラグジュアリーコレクション ホテルには、34階にクラブラウンジが設置されており、アクセス権を持っている方のみ利用できます。(プラチナエリートというだけではアクセスすることはできません)
私が利用した時点でのサービス状況を以下に共有したいと思います。
ラウンジの利用案内
こちらが、2021年6月時点でのラウンジサービスの案内となります。
①通常ラウンジサービス 11:00am ~ 8:00pm
②ティータイム 2:30pm ~ 4:30pm
③イブニングカクテル 5:00pm ~ 7:00pm
④ご朝食サービス 7:00am ~ 10:00am
クラブラウンジの雰囲気
席数はそんなに多くはなく、こじんまりしたラウンジといったイメージですね。
ラグジュアリーでとても落ち着いた雰囲気のラウンジとなっています。
プラチナメンバーであるというだけでは利用できないラウンジなので、これくらいの広さで十分かもしれませんね。
ラウンジからの眺望もなかなかよいです。
国会議事堂、議員会館、虎ノ門ヒルズや日比谷高校も見ることができますね。
せっかくの眺望なのですが、残念ながら天気がイマイチなんですよね~。
東京タワーや東京ミッドタウンも見えます。
①通常ラウンジサービス : 34階 クラブラウンジ
クラブラウンジは11:00am~8:00pmの時間帯でサービス提供されています。
飲み物については、まず、氷の入った大きなボールにフレッシュジュースのボトルが4瓶、
冷蔵庫の中にはコーラ、マンゴージュース、お茶やウーロン茶などがありました。
そして暖かい飲み物としては、コーヒーマシンと、
ロンネフェルトの紅茶が用意されていました。
また、食べ物類としては、チョコレート、ビーフジャーキー、あられ、わさびビーンズやミックスナッツが用意されていました。
②ティータイム : 34階 クラブラウンジ
チェックインして間もなく、ティータイムのサービスが開始されました。
こちらではプチケーキのセットが提供されましたね。
どれも甘すぎず上品なお味でよかったです。
お皿に盛られてきて、見た目もとてもかわいいですね。
ロンネフェルトのティーパックもいろいろなお味が用意されていました。
③イブニングカクテル : 34階 クラブラウンジ
暖かい料理として、エビを使った小皿が用意されていました。
生ハムもあったり、こんな感じで盛り付けてみました。
感染症対策のためラウンジでのアルコールの提供ができない期間だったため、バロン・ド・ロスチャイルドのシャンパンを別途お部屋に提供してもらいました。
④ご朝食サービス : (洋食)36階 OASIS GARDEN / (和食)35階 蒼天
朝食サービスはラウンジではなく、レストランで提供されていました。
洋食は、36階にある All-Day Dining OASIS GARDENにて、(土休日の)和食は、35階にあるWashoku 蒼天での提供となります。
その他、2,000円(1,000×2人)プラスとなりますが、インルームダイニングも選択することができます。
洋食も和食も見てみたかったこともあり、インルームダイニングで和食と洋食をそれぞれお願いしてみました。
洋食
クレープフルーツジュース、ミルクにアイスコーヒーと冷たいドリンクばかりになってしまいました。
ポーチドエッグは、ほどよいトロトロ具合でとってもおいしかったです。
和食
和食については、銀色の立体的な枠の中に小鉢が収められている、ちょっと変わった膳での提供となっています。
ご飯については、お櫃にて提供されていました。
なかなかユニークですね。
朝からモリモリ食べれて、もちろんお味もGoodだった、とのことです!
※今回の宿泊時には、ホテル内で利用できる2,000円分のギフト券が提供されていたこともあり、インルームダイニングの追加費用はちょうどこちらで充填することができました。
チェックアウト
プラチナステータスの1つの特典にレイトチェックアウト(16:00まで)があるのですが、この日は残念ながら、レイトチェックアウトが難しいとのことで、13時にチェックアウトとなりました。
チャックアウトの手続きも34階のクラブラウンジで行い、そのままコーヒーを頂いてくつろいだ後にホテルを後にしました。
その他サービス
シューシャインサービス
滞在期間中に履いてきた革靴を磨いてもらえるサービスがあるようです。
お部屋の入り口の横に鍵付きの小窓があって、そこに靴を置いてフロントに連絡しておくと、磨かれた靴がそこに戻ってくるというサービスです。
あいにく革靴を持ち合わせていなかったため、当該サービスの内容をレビューできていませんが、翌朝にはこちらの小窓に新聞が投函されていました。
お部屋のドア横にある鍵付きの小窓です。
お部屋の中から見るとこんな感じです。
内側からも鍵が掛けられるようになっています。
フィットネスセンター&室内プール
30階には室内プールとフィットネスジム、そしてSPAがあります。
奥にはスタッフが常駐している受付カウンターがあり、その横にはおしゃれな棚とソファーが置かれていました。
受付の正面にはプールがあり、結構泳いでいる人がいましたね。
次回は必ず水着を持参します。
フィットネスジムの入り口はこんな感じです。
ホテルのジムは利用している人が少ない、という印象だったのですが、ここは違ってて、ランニングマシンは全て埋まっているぐらいの盛況ぶりでした。
奥のスタジオエリアから見た景色がこちらです。
皇居があり、その先には丸の内のオフィスビル群とスカイツリーを見ることができました。
奥のスタジオエリアにあるベンチでダンベルを使っていたところ、スタッフの方から「しばらくしたらレッスンが始まるので、場所を空けてほしい」と言われました。
予約制のスタジオレッスンも積極的に実施されており、ジムの利用者は本当に多くて大人気でしたね。
まとめ
ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町、ラグジュアリーコレクションホテルはその名の通り、プリンスホテルグループの主要ホテルであると同時に、マリオットグループのホテルでもあります。
プリンスホテルグループでは、その最上位ブランドであるザ・プリンスギャラリーになっており、またマリオット・インターナショナルで加盟しているラグジュアリーコレクションもマリオットグループで最上位ブランドのカテゴリー”8″となっています。
加盟している2つのホテルグループにおいてそれぞれ最上位のカテゴリーに分類されている、つまり、最高級のホテルということになります。
34階にある“クラブラウンジ”からは、国会議事堂、議員会館、首相官邸、虎ノ門ヒルズや東京タワーが見えます。
こちらのラウンジはアクセス権を持たなければ、マリオットプラチナエリートでもアクセスすることができないということで、利用者も限定的で密にならない運営がなされています。
また、今回は紀尾井スイートという、広いお部屋をアサインいただき、ちょっと感激のあまり写真や解説が増えてしまいました。
文章と写真でうまく伝わらない部分については、別途動画もアップしていますので、そちらを見て雰囲気をつかんでいただければと思います。
都内にあるマリオット系ホテルの中ではかなりのお気に入りホテルとなりました。
また近いうちに再訪してみようと思います。
マリオット・インターナショナル(Marriott International)泊まってみたい超豪華ホテルブランドがいっぱい