鴨川の畔に佇み、東山三十六峰を望む、ザ・リッツ・カールトン京都にしてみた
鴨川の畔に佇み、東山三十六峰を望む、ザ・リッツ・カールトン京都に滞在してきました。
日本にもいくつかあるザ・リッツ・カールトンですが、風光明媚な古都の四季を楽しむことができるのが、ザ・リッツ・カールトン京都 となります。
外資系の高級ホテルが手掛ける京都の伝統や文化のエッセンスが織りなすラグジュアリーな空間とはどのようなものなのか?
また、和テイストなお部屋とホテル内の様子、ランチ、アフタヌーンティや朝食でのお料理の内容についてのレビューを共有させていただきたいと思います。
こちらの滞在記が少しでも皆さんの検討の参考になるとうれしいです。
ザ・リッツ・カールトン京都 (The Ritz-Carlton Kyoto)
こんばんちゃ、しげちゃです。
ザ・リッツ・カールトンは、マリオット・インターナショナルのブランドにおいて、最高級であるラグジュアリー・クラッシックに位置付けされています。
海外はもちろんのこと、日本でも大阪・東京・沖縄・日光・ニセコ、そして京都にて展開されているホテルブランドとなります。
このザ・リッツ・カールトン京都は鴨川の畔に建っていた (旧)ホテルフジタ京都 の跡地に建設され、ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーL.L.C.が運営する最高級ホテルとして、2014年2月に開業されました。
お部屋の数は全134室となっており、スタンダードルームでも46㎡を超える広さとなっています。
また、スイートルームが17室あり9タイプの間取りが用意されています。
クラブラウンジの設定はありませんが、2階の「ザ・ロビーラウンジ」ではアフタヌーンティーを頂くことができます。
また、1階の「水暉」では朝食をいただくことができます。
通常、マリオットのプラチナメンバーであったとしても、ザ・リッツ・カールトンホテルでの朝食は有料となりますが、こちらのザ・リッツ・カールトン京都においては、無料にて朝食を頂くことができます。
更に、2階の奥にある「ラ・ロカンダ」ではイタリアン料理を頂くことができ、ランチコースはザ・リッツ・カールトンとしては、とてもリーズナブルなプライスで頂くことができました。
地下フロアにはフィットネスセンターとスイミングプールが準備されており、体を動かすことでリフレッシュすることもできました。
また、女性にはうれしいスパ施設も用意されていましたね。
ホテルの立地
京都の真ん中を流れる、鴨川。その畔にザ・リッツ・カールトン京都は存在しています。
また、鴨川に面したお部屋からは、東山三十六峰を望むこともできます。
最寄りの駅は、京都市営地下鉄東西線の「京都市役所前駅」となっており、そこから徒歩約3分で到着できます。
ホテルの前に道をそのまま西に進むと、二条城に行き着くことができます。
チェックイン
今回はチェックンの前に12:30からアフタヌーンティを予約をしていました。
のんびりとアフタヌーンティを頂いている間にお部屋の準備も整っており、その場でスムーズにチェックイン手続きを進めることができました。
お部屋のルームキーを受け取りお部屋に向かいます。
お部屋のご紹介
このホテルでは、どうしても鴨川の見える部屋に泊まりたかったので、スタンダードなお部屋ではなく「グランドデラックスカモガワリバービュー」のお部屋を事前に予約しておきました。
おかげで、窓からの景色は一面 “鴨川” という素晴らしいお部屋を堪能することができました。
ベッドルーム ~ ミニバー
お部屋を入ると、短い廊下とその横にミニバーコーナーがあり、それを抜けるとベッドルームとなります。
ミニバーコーナーの台の上には、定番のネスプレッソと
リッツカールトンロゴの入ったお水、そしてポットが設置されていました。
次に、この台の下には冷蔵庫があり、たくさんの飲み物が冷やされていました。
その横にはいくつかの引き出しがあり、グラス類や
お菓子やチョコレートが準備されていました。
そして、ワインや洋酒のミニボトル、
カップ、そしてお皿やフォーク類がきれいに収納されていました。
更に、この廊下の突き当りには、布に包まれた茶器も用意されていました。
3名での宿泊ということで、ベッドルームにはツインのベッドとエキストラベッドが用意されていました。
東芝製の55インチのテレビが壁に取り付けられており、横に90度広がって視野角を変えられるようになっていました。
お部屋からの眺望 ~ カモガワリバービュー
大きな窓からは、このお部屋の売りである ”鴨川” が遮るもの無く写真のように眺望できるようになっていました。
また、見事な盆栽も飾られていて素晴らしかったです!
水回り
洗面台は2台あり、その正面にある両鏡の間には18インチのテレビが設置されていました。
アメニティ関連は、真ん中にある漆の箱の中に、ザ・リッツ・カールトンのライオンマーク入りのシルバーで統一された箱が収納されていました。
そして、シャンプーコンディショナー類のバスアメニティは、ザ・リッツ・カールトンの定番であるAsprey(アスプレイ)となっています。
バスエリアも広々としていて、床には すのこ が敷かれ、縦横が広く設計されたバスタブでのんびりお湯に浸かることができました。
また、壁には立体感のあるさくら模様のデザインが施されていました。
クローゼット
お部屋を入って右手の方にはクローゼットが用意されています。
木製のしっかりとしたハンガーと肌触りの良い生地の浴衣が用意されていました。
下にはスリッパと、
セーフティボックスがこちらに用意されていました。
トイレ
クローゼットの横手にはトイレがあり、TOTO製のタンクレスで勝手に流れるタイプのものでした。
ウェルカムスイーツ & ターンダウンサービス
その窓の前には、電話機やコンセントが収納された台とテーブルがあり、お菓子と折り鶴がお出迎えしてくれました。
その後しばらくして、ウェルカムフルーツとして桃とぶどう、そして総支配人からのメッセージをいただきました。
ターンダウンサービスでは、ベッドの上に小さなお菓子が置かれていました。
プラチナエリート以上の特典について
マリオットボンヴォイの会員になると、まずはゴールドエリートを獲得し、次に目指すのがプラチナエリートとなりますが、それぞれのステータスで得られる特典は以下の通りとなっています。
(正直、シルバーエリートについてはあまり説明するところがありません。。。)
ゴールドエリートになると、14時までのレイトチェックアウト(お部屋が空いていれば)やお部屋のアップグレード特典がついてきます。
ですが、スイートルームは対象外なんですよね。
プラチナステータスになると、ゴールドステータスよりも更に魅力的な特典が追加されます。
特に以下の特典がありがたいですね。
- スイートルームまで(空いていれば)お部屋のアップグレードが可能
- エグセクティブラウンジへのアクセス
- 16時までのレイトチェックアウト
- 選択できるウェルカムギフト
今回の滞在では、16時までのレイトチェックアウトを付けてもらえました。
ザ・リッツ・カールトンホテルでは、プラチナエリート以上であっても、ウェルカムギフトで朝食の選択肢がありませんが、こちらのザ・リッツ・カールトン京都では、プラチナエリート以上であれば朝食を無料にて頂くことができます。
参考)マリオットのプラチナステータスをいち早く獲得されたい方は、以下を参考になさってください。
ザ・ロビーラウンジ(The Lobby Lounge) :アフタヌーンティ
ザ・ロビーラウンジでは、アフタヌーンティを頂くことができます。
メニューはこんな感じ。
甘さ控えめで、もう1セットいただきたいくらい好みにマッチしていました。
こちらがお料理です。
飲み物はもちろん紅茶で。 冷めないように、下には火が点けてありました。
水暉 (MIZUKI) :朝食
朝食は和食か洋食から選択できるようになっていました。
洋食
まずは、数種類のドリンクをいただきます。
そして、サラダと前菜。 盛り付け方がおしゃれですね。
ブレッドは、ピエールエルメのイスパハンと
レモンシロップでコーティングされたクロワッサンとパン・オ・ショコラもいただきました。
そして、イスパハンをまたおかわり・・・
そして、ピエールエルメのフレンチトーストを頂きました。(パン尽くしになってしまいましたね。)
和食
和食もめちゃめちゃおいしそうでした。
こちらのご飯は、別途お粥にすることも可能となっています。
ラ・ロカンダ (LA LOCANDA) :ランチ
伝統を継承するイタリア料理の本流を、料理長がモダンな感性で表現、ラ・ロカンダでランチコースをいただきました。
まずは、昼からアルコールということで、1杯だけ頂くことに。ビールにワイン、最高です。
こちらのコースは4,500円でいただくことができ、ザ・リッツ・カールトンのコース料理としては、とれもコストパフォーマンスの良いコースだと思いました。
まずはブレッド。
お料理はそれぞれ、こんな感じです。 上にある泡はレモンのエスプーマです。
こちらは、ナポリのパスタ。
幸福ポークのローストとナス、パルメジャーノチーズ。
ピエールエルメによる桃のソルベのデザート。
ピエールエルメのチョコレートと紅茶。
こちらのレストランには、藤田財閥の創始者、藤田伝三郎の京都別邸だった「夷川邸」を移設したお部屋が用意されていました。
チェックアウト
プラチナステータスのレイトチェックアウトの特典を利用し16:00近くまでお部屋を利用させていただきました。
チェックアウトは2階にある受付カウンターにて速やかに手続きが完了できました。
その他
フィットネスセンター
フィットネスセンターは1階にあり、ロッカーも用意されているので、お部屋から着替えていく必要はありません。
マシン機材はかなり充実していましたね。
スイミングプール
フィットネスセンターの横には、20mのスイミングプールが用意されていました。
水中では横から水圧が出ていて、横に流されないように泳ぐ必要があり、20mを泳ぐよりも少し負荷をかけられる感じでした。
出入り口の脇には、ドライサウナも設置されていました。
ホテル館内の装飾品
ホテルのいたるところにオブジェが飾って有り、ホテルの雰囲気を演出していました。
ホテル入り口にあるのは、リッツ3輪車?
松の盆栽①。
松の盆栽②。
竹の子。
初めて見る楽器。
飾り①。
飾り②。
服をまとった消毒液。
中庭。
まとめ
マリオット・インターナショナルのホテルブランドにおいて、最高級であるラグジュアリー・クラッシックに位置付けられている、ザ・リッツ・カールトン京都に宿泊してきました。
鴨川の畔に建っていた (旧)ホテルフジタ京都 の跡地に建設され、ザ・リッツ・カールトン・ホテル・カンパニーL.L.C.が運営する最高級ホテルとして、2014年2月に開業されました。
歴史を持っているような出で立ちでありながら、比較的あたらしいホテルとなっています。
今回は、鴨川を前面に見ることのできるお部屋を事前に予約させていただきましたが、想像以上に素晴らしい眺望で感激しました。
また、お食事も流石の一言に尽きます。
ランチコースはリッツカールトンとしてはリーズナブルな価格設定になっていると思いますので、お勧めです。
文章と写真でうまく伝わらない部分については、別途動画もアップしていますので、そちらを見て雰囲気をつかんでいただければと思います。
関西圏に来た際には、ぜひ再訪させていただきます!!
マリオット・インターナショナル(Marriott International)泊まってみたい超豪華ホテルブランドがいっぱい