【名古屋マリオット2022】名古屋駅真上の40階から見渡す街並みと2つのグラブラウンジの状況
名古屋駅の真上にあるシティホテル、名古屋マリオットアソシアホテルに滞在してきました。
JR名古屋駅に併設されているJRセントラルタワーズの高層階にあり、名古屋の街や港の方まで見渡すことのできるすばらしい眺望をもつホテルとなっています。
今回初めての滞在となりますがコロナ過におけるお部屋とホテル内の様子、そして朝食やラウンジの運営状況についてのレビューを共有させていただきたいと思います。
こちらの滞在記が少しでも皆さんの検討の参考になるとうれしいです。
名古屋マリオットアソシアホテル (Nagoya Marriott Associa Hotel)
こんばんちゃ、しげちゃです。
今回初めて滞在する、名古屋マリオットアソシアホテルは、アソシアという名からも分かる通りホテルアソシアを運営しているJR東海ホテルズによって安定した運営がなされています。
また、マリオットインターナショナルの看板ブラントでもあるマリオットの名前も冠していることから、マリオットボンヴォイのロイヤリティプログラムが適用されるホテルとなっています。
当ホテルはJR名古屋駅に併設されたJRセントラルタワーズの高層階に位置しており、全774の客室(スイート15室を含)を持つ大規模ホテルとなっています。
ホテルのロビーエントランスは15階にあり、20階以上がゲストルームとなっています。
そして、より特別なサービスを提供していただけるコンシェルジュフロアが35~37階、47階、49階に設定されており、15階に設置されているコンシェルジュラウンジを利用することができます。
また、マリオットのプラチナエリート以上のメンバーは、36階にあるエリートメンバー専用ラウンジを利用することができます。
ホテルの立地
JR名古屋駅の再開発事業として、JRセントラルタワーズとJRゲートタワーが建設され、JR名古屋タカシマヤ、名古屋マリオットアソシアホテル、オフィスフロアや各種商業施設のある複合商業ビルとして1999年に開業されました。
(名古屋マリオットアソシアホテルは2000年5月開業)
JRゲートタワーには「名古屋JRゲートタワーホテル」があり、こちらの運営もJR東海ホテルズが担っています。
そして、JRセントラルタワーズには“ズ”が付いていることからも分かる通り、オフィス棟(51階建)とホテル棟(53階建)の2つのタワーから成り立っています。
これら名古屋駅の3つのタワービルは、東側から見て一番左がJRセントラルタワーズのホテル棟、真ん中がJRセントラルタワーズのオフィス棟、そして一番右がJRゲートタワーとなっており、名古屋マリオットアソシアホテルは、一番左のJRセントラルタワーズにあるホテルとなります。
チェックイン
まずはエレベータに乗って、チェックインカウンターの有る15階に向かいます。
13時頃、少し早めにホテルに到着しましたが、お部屋の準備中ということでしたので、一旦荷物を預けて名古屋駅の周辺を散策し、15時頃にチェックインしました。
ちなみに、クラブラウンジで待たせていただけないか確認したところ、この時間帯は宿泊者の方のみの利用時間帯ということでした。
またこの日は、結婚式が多数行われていたようで、前日からの宿泊者の方が多くいらしゃったようですね。
今回は最もスタンダードなクイーンのお部屋を事前に予約していましたが、少し広めのデラックス キングのお部屋にアップグレードいただきました。
ありがとうございます。
アサインされたお部屋は40階ということで、コンシェルジュフロアではありませんでしたが、朝食とティータイムの時間帯にはコンシェルジュラウンジを利用できるということですので、行ってみようと思います。
スタッフの方からのラウンジサービスやフィットネスクラブの利用に関する説明が終わり、ルームキーを受け取ってお部屋に向かいます。
お部屋のご紹介
今回のお部屋は40階の西側、JR名古屋駅ホーム側のデラックスキングのお部屋となります。
フロアが丸形状になっていること、北側にもオフィス棟が立っていることから、同じ間取りや眺望を持つお部屋はほぼなく、それぞれに特徴を持ったお部屋になっているようです。
何度か宿泊してみて、いろいろなレイアウトのお部屋を楽しんでみたいところですね。
ベッドルーム
午後3時過ぎ、西側に面しているお部屋ということで、西日が差し込みとても明るく眩しすぎるくらいでしたね。
お部屋は全体的に白ベースで清潔感があり、インテリアもシンプルで落ち着くものとなっていました。
また、ベッドは程よい柔らかさのキングサイズで、体を包み込むような感じでいい夢を見ることができました。
ベッドサイドにはホテル内の情報を全て網羅したタブレットが設置されていました。
また、引き出しの中には、持参してきたデバイスの充電用に様々なプラグ形状に対応できるケーブルが用意されていました。
こちらのお部屋にはUSBの接続口が設置されていないこともあり、このような配慮がなされているのかと思います。
ベッドの正面には、前面にスピーカーが設置された三菱製のテレビがあり、臨場感のある音が再現されていました。
その左手には、開閉可能な鏡の扉をもつドレッサーがあり、わざわざ洗面台の前に立って朝の身支度をしなくてもよいので、特に女性にはありがたい設備だと思います。
更に左手には、ミニバーコーナーが用意されていました。
定番のネスプレッソとマリオットロゴの入ったフリーのお水も用意されていました。
その下には引き出しがあって、グラスやカップ類が格納されており、
更にその下の棚を開けると、たくさんの飲み物が冷やされており冷蔵庫が用意されていました。
水回り
3面に鏡が貼られた洗面台がとても明るくて素敵でしたね。
バスアメニティは、マリオットではおなじみのTHANNのものが用意されていました。
この香りが好きなんですよね。
各種アメニティキットは、洗面台下のトレー上に置かれた藤籠の中にきれいに整理されていました。
そして、一番手前の”HAJIMARI ORGANIC”と書かれた紙ケースの中に、化粧水や乳液等が小分けになったスキンケアセットが準備されており、こちらも女性にはうれしい気遣いですよね。
洗面台の左手には、シャワーブースがあり、
その隣には、扉の仕切りが無い、おトイレがありました。
また、向かい側にはしっかりと足をを延ばせるサイズのバスタブが用意されていました。
クローゼット
お部屋に入ってすぐのところに扉があり、そちらがクローゼットとなっていました。
ハンガーや消臭剤、アイロン台が用意されています。
そして、その下にはセキュリティボックスが埋め込まれた棚と共にスリッパやアイロンも用意されていました。
また、この棚に引き出しの中には、ワンピースタイプの部屋着が入っていました。
お部屋からの眺望
昼間は逆光でうまく写真が撮れませんでしたので、夜景を見ていただきたいと思います。
JR名古屋駅を上から見たところとなります。
ちょうど新幹線も見えます。(うなぎの寝床の様に長いですね)
そして、こちらが少し南側の景色で、
こちらが北側の景色となります。
遠くの方まで明かりが灯り、宝石の様できれいでしたね~
夜間に見上げた名古屋マリオットアソシアホテル。(白黒のコントラストが映えますね)
ターンダウンサービス
ラウンジから帰って来るとターンダウンサービスが行われた後の様で、ベッドの上には部屋着とチョコレートが置いてありました。
プラチナエリート以上の特典について
マリオットボンヴォイの会員になると、まずはゴールドエリートを獲得し、次に目指すのがプラチナエリートとなりますが、それぞれのステータスで得られる特典は以下の通りとなっています。
(正直、シルバーエリートについてはあまり説明するところがありません。。。)
ゴールドエリートになると、14時までのレイトチェックアウト(お部屋が空いていれば)やお部屋のアップグレード特典がついてきます。
ですが、スイートルームは対象外なんですよね。
プラチナステータスになると、ゴールドステータスよりも更に魅力的な特典が追加されます。
特に以下の特典がありがたいですね。
- スイートルームまで(空いていれば)お部屋のアップグレードが可能
- エグセクティブラウンジへのアクセス
- 16時までのレイトチェックアウト
- 選択できるウェルカムギフト
今回のホテルには2つのクラブラウンジが用意されており、時間の指定は有ったものの両方のラウンジを利用することができました。
また、朝食を無料で頂くことができ、フィットネスクラブやプールも無料にて利用することができました。
参考)マリオットのプラチナステータスをいち早く獲得されたい方は、以下を参考になさってください。
名古屋マリオットアソシアホテルでのエリート特典
滞在時(2022/3)における名古屋マリオットアソシアホテルでのエリート特典は、以下のようになっていました。
エリートメンバー専用ラウンジ (36階)
36階にあるエリートメンバー専用ラウンジは、マリオットのプラチナ以上のメンバーであれば利用することができます。
アクセス権のあるお部屋のカードキーをかざすことで、こちらの自動ドアが開きます。
この中にはもう1つ扉がありますが、営業時間中は常にオープンになっているようです。
この扉を抜けるとラウンジデスクがありますが、スタッフの方はほとんど居られませんでした。
基本セキュリティカードをかざして入ってこられ方はアクセス権のある方というとで、チェック等の必要はないとの判断なんだと思います。
こちらでのラウンジサービス内容は、以下のようになっていました。
①ティータイム 14:00 ~ 17:00
②カクテルタイム 17:30 ~ 20:00
※朝食サービスはこちらのラウンジでの提供ではなく、15階にあるバーゴラかコンシェルジュラウンジにて提供。
①ティータイム
カクテルタイムが17:30からとなっていますが、実はティータイムからアルコールを頂くことができます!(11:00amから飲めます)
アルコールの種類は、スパークリングワインやビールにプラスして、ワインに洋酒、日本酒も頂くことができます。
その他には、プチケーキやちょっとしたデザート類も提供されていました。
また座席の利用時間は、コロナ過ということで混雑を避ける意味から60分を目安にお願いします、とのことでした。
②カクテルタイム
その後のカクテルタイム(17:30~)では、ティータイムにプラスしていくつかのお料理が追加されます。
ラウンジの一番奥のエリアに行くと、暖かいお料理とハムやチーズ等のコールドミールが提供されていました。
それでは、”いただきま~す!”。
日が落ちる前からたくさんのアルコールを頂き、ほろ酔い気分を堪能させていただきました。
夕刻時点での36階ラウンジから景色は、こんな感じでした。
コンシェルジュラウンジ (15階)
コンシェルジュフロアに宿泊されている方に加えて、一部エリートメンバーが利用できるコンシェルジュラウンジが15階にあります。
ライオン噴水のちょうど隣にコンシェルジュラウンジは位置しています。
私はコンシェルジュフロアの宿泊者ではありませんでしたが、朝食サービスと14時までのティータイムをこちらで利用することができました。
こちらのコンシェルジュラウンジでのサービス内容は、以下のようになっていました。
①朝食 7:00am ~ 10:00am
②ティータイム 10:00am ~ 14:00
36階のエリートメンバー専用ラウンジに比べてフロアの位置は低いものの、高い天井を持つより落ち空いた空間、という印象でした。
以下のような、本物かと思うような暖炉に火がともっていました。
オブジェもいろいろと飾ってありました。
それにしても天井が高いですね。
①朝食
こちらでの朝食は、和食か洋食からメインを選択し、飲み物やサラダ、ブレッド類は自由に取ってこれる”ハーフブッフェスタイル”となっていました。
ブッフェコーナー
ラウンジ中央にあるブッフェコーナーは、洋食・和食の選択に関わらず利用することが可能です。
こちらは、ブレッド類や瓶に入ったフレッシュドリンクにフルーツ類、
そして、サラダもありました。
サーモンや生ハムも提要されていましたね。
洋食
たまご料理については、選択することが可能です。
日替わりソース(この日はキノコとトリュフのソース)のオムレツを選択しましてみました。
ソースの味と香りが抜群でしたね。
和食
和食もとってもおいしかったようです。(家族談)
②ティータイム
高い天井の窓際の席からは、名古屋駅を発着する電車のビューを楽しむことができました。
ただ、大きい窓であまりにも明るすぎるため、PC作業をさせてもらう時は中央の席を利用させてもらいました。
飲み物もいろいろと用意されていました。
36階のエリート専用ラウンジと同様に、11:00からはアルコールも提供されていましたね。(お酒好きには天国です)
バーゴラ (15階)オールデイダイニング
こちらのレストランでは、朝食・ランチ・ディナーをいただくことができます。
今回は2泊しましたが、2泊目の朝食はこちらのレストランを利用させていただきました。
朝食メニューの内容は、フルブッフェスタイルとなっていました。
また、コンシェルジュラウンジと異なり、少し早めの6:30amからのオープンとなっており、オープン後にはサラリーマン風の方々が慌てて食事をして去って行かれるような光景をいくつか目撃しました。
お料理の種類は圧巻です。
この場で全てを紹介しきれないほどあり、名古屋の地の物もいろいろと提供されていましたね。
こちらはカスタムドッグということで、自分で具材を選択したホットドッグを作ることができます。
八丁味噌を付けて頂く串カツと左側のケースの中にひつまぶし(ウナギは少なめでしたが・・・)
こちらのたまごは名古屋コーチンで、半熟に調理されていました。
新鮮なフルーツもたくさん。
絞り立てのフレッシュオレンジジュースを頂くことができます。
ドリンクはその他にもたくさん用意されていました。
その他にも、パン・オ・ショコラのあずき餡(名古屋バージョン)もあり、これもおいしかったですね~。
また、名古屋といえば”きしめん”ですが、こちらももちろんありました。
いろいろと盛ってきたお料理達がこちらのテーブルになります。
このような朝食が無料で頂けるということで、マリオットのプラチナエリート特典はやはり最強ですね。
チェックアウト
マリオットプラチナ特典の1つでもあるレイトチェックアウトを利用して16:00まで大丈夫ですよ、と提案を頂きましたが、次の予定もあり12時頃にフロントカウンター(15階)にてチェックアウト手続きを行いました。
あれだけ飲み食いしたにも関わらず、予約した時からの追加料金は一切無し。
とても素晴らしいサービスを提供いただき大満足のホテルステイとなりました。
ありがとうございました!
その他
フィットネスクラブ
18階にはフィットネスクラブがあり、マリオットのエリートメンバーは無料にて利用することができます。
フィットネスクラブに向かうには、一旦15階のフロントロビーに降りてきて、フロア奥にあるブライダルサロンの脇を抜けたところのフィットネスクラブ専用のエレベーターに乗り換えます。
そして、18階まで上がる必要があります。
フィットネスジムには有酸素系のマシンが多くあり、ベンチは1台のみとなっていました。
まあまあ、利用されている方もおられて、残念ながらベンチは開かなかったので利用できませんでした。(時間台にもよるかと思いますが)
また、この奥の方にはストレッチ等で利用できるスタジオスペースも用意されていました。
こちらのフィットネスクラブには広いロッカールームと共に、温水プール(20m)が用意されていました。
ジャグジーと、横になりながらバブルを受けられる、いわゆる寝湯スペースが6人分ほどありました。
別途プールの横にある小部屋はサンルームとなっており、名古屋の景色を見ながらスイミング後の体を休めることができました。
まとめ
マリオット・インターナショナルの看板ブランドであるマリオットとJR東海ホテルズのアソシアの名前を冠した、名古屋駅の上空にある、名古屋マリオットアソシアホテルに滞在してきました。
どこに行くにもアクセス抜群な名古屋駅直結の当ホテルは、駅の再開発事業に合わせ2000年5月に開業しました。
超高層ビルのJRセントラルタワーズの高層階に位置しており、名古屋の街並みはもちろんのこと海や臨海地域まで見渡すことができる素晴らしい眺望を誇っています。
また、ホテルのサービス面では2つのラウンジ(エリートメンバー専用ラウンジ、コンシェルジュラウンジ)を持ち、マリオットのエリートメンバーであれば当該ラウンジを利用することができ、午前11時からアルコールを堪能することが可能となっていました。(感染症対策の状況にもよりますが)
そして、エリートメンバーであれば無料でいただける朝食は、オールデイダイニングのパーゴラにて提供され、豊富なお料理の中ら好きなものを好きなだけ選択できるフルブッフェスタイルとなっていました。
お料理の中には名古屋名物の名古屋コーチン、ひつまぶし、八丁味噌の串カツやきしめんまでバッチリと品揃えされていて、味も申し分ありませんでした。
更に、フィットネスクラブ内にあるジムや室内プールも無料で利用することができ、食べ過ぎた体に活を入れることができました。
初滞在となった今回ですが、40階の名古屋駅側のお部屋をアサインいただき、素敵なシティビューとマリオットエリートメンバー特典をたっぷりと堪能させていただくことができ、大満足のホテルステイとなりました。
文章と写真でうまく伝わらない部分については、別途動画もアップしていますので、そちらを見て雰囲気をつかんでいただければと思います。
他にも色々なレイアウトのお部屋があるようですので、違うお部屋にも滞在してみたいお気に入りのホテルが1つ増えました。
マリオット・インターナショナル(Marriott International)泊まってみたい超豪華ホテルブランドがいっぱい