【大阪マリオット2022】超高層55階!天空から見渡す大阪の街並みとクラブラウンジの状況は
超高層複合商業ビル「あべのハルカス」にある、大阪マリオット都ホテルに滞在してきました。
日本で最も高いビル(2022年現在)の高層階にあるお部屋からの大阪の街並みや、コロナ禍でのラウンジサービスや朝食サービスの状況についてのレビューを共有させていただきたいと思います。
こちらの滞在記が少しでも皆さんの検討の参考になるとうれしいです。
大阪マリオット都ホテル (Osaka Marriott Miyako Hotel)
こんばんちゃ、しげちゃです。
大阪マリオット都ホテルは、“マリオット”と“都ホテル”という2つの名が示す通り、近鉄・都ホテルズがマリオットのブランドを冠して運営を行っています。
近鉄・都ホテルズは、ウェスティン都ホテル京都やシェラトン都ホテル大阪、そして東京白金台にあるシェラトン都ホテル東京等の名立たるホテルブランドのオペレーションも担っており、最高のホスピタリティと安定したオペレーションを提供しています。
そして、あべのハルカスが竣工した2014年3月7日に、大阪マリオット都ホテルも開業しました。
あべのハルカスの19, 20, 38~55, 57階がホテルフロアとなっていて、38~55階に全360室の客室(スイート6室含)があります。
お部屋タイプは、フロア毎に以下の4つに分けられています。
- 53階 ~ 55階:クラブフロア
- 50階 ~ 52階:アッパーフロア
- 39階 ~ 49階:レギュラーフロア
- 38階:コンフォートフロア
38階にはクラブフロアがあり、クラブフロアとコンフォートフロア、ならびにマリオットのプラチナステータス以上のメンバーが利用することができます。
また、フィットネスジムも同フロアに設置されています。
ホテルの立地
大阪マリオット都ホテルが位置しているあべのハルカスは、地上300mの高さを誇る日本で一番高い超高層ビルとなっています。(2022年現在)
こちらは、当ビルのマスコットキャラクターとなっている あべのべあ です。
なんだか少し懐かしさを感じさせてくれるような、ニヒルな熊ちゃんですね。
この超高層ビル、あべのハルカスはJR大阪環状線のJR天王寺駅に隣接しています。
JR大阪駅からのアクセスも簡単で、とても便利な場所にありますね。
また、あべのハルカスの60階の展望エリアからからはエスカレーターで2フロア下の58階まで降りることができます。
そして、そのフロアは真ん中部分は、屋根のないオープンエアーとなっていて、外気を感じながらカフェを楽しめるようになっていました。
更に窓側のスペースは小上がりの座敷風になっていて、こたつでお鍋を囲みながらお食事ができるようなサービスも提供されていました。
なかなか面白い試みですね。
こちらは夕暮れ時の西側の景色です。
少し霞んではいましたが、海の方まで見えましたね。 神戸の方まで見えるらしいですが・・・
チェックイン
この日は16:30頃にホテルに到着しました。
JR天王寺駅を降りて地下から近鉄百貨店方面に向かい、外が見えるガラス張りのエレベータで19階に向かいます。
そこから、フロアの反対側にあるチェックインカウンターに向かってひたすら歩きます。
途中に設置されているロビーラウンジには大きな窓があって、とても開放的でよい感じですね。
フロントカウンターの手前にテーブルデスクがあり、そこのスタッフの方に名前を告げると、マリオットのエリートメンバーはクラブラウンジでのチェックインになるとのことで、そのまま38階のフロアに案内いただきました。
さて、本日のお部屋です。
一番スタンダードなスーペリアのお部屋を予約していましたが、宿泊フロアとしては最上階となる55階のクラブフロアにアップグレードいただきました。
ありがとうございます!
更に、あべのハルカスの展望台に訪問できるチケットもプレゼントいただきましたので、サンセットから夜にかけてのタイミングを見計らって行ってみたいと思います。
お部屋のご紹介
今回のお部屋は、55階にあるクラブスーペリアのクイーンのお部屋となっています。
広さはどこも同じくらい(約38㎡)のようですが、下側(北)は上側(南)と少し部屋の形が異なっている(ひし形)こともあって、ややコンパクトな印象でしたが、北向きの大きな窓からは通天閣や大阪城を視界に入れることができました。
ベッドルーム
お部屋に入ってまず視界に入るのが、すりガラスの仕切りとなっており、
その左手にはクローゼットがありました。
中には、傘やバスローブ、ハンガー、アイロンセットにスリッパが用意されていました。
右手の方に進むとベッドルームの手前にトイレが用意されています。
中にはかわいいシンクも用意されていました。
ベッドはクイーンサイズとなっていました。
テレビはシャープ製となっていて、ややコンパクトな印象でした。
でも、ベッドからの距離を考えると必要十分ですね。
ベッドの横にはソファーが置いてありました。
スペース的にはあまり余裕がないので、エキストラベッドを入れた3人宿泊はできなそうでした。
窓際には、テーブルと椅子、そして空気清浄機が用意されていました。
その奥にはミニバーコーナーがあり、定番のネスプレッソとマリオットロゴの入ったお水も用意されていました。
台の上には棚が設置してあって、グラスやカップ、茶器セット上手にレイアウトされていました。
これはとても機能的で、見た目も美しくてよいデザインですね。
台の下を見てみますと、そこには冷蔵庫がありました。
チェックイン時のご案内によると、38, 53~55階のお部屋では、冷蔵庫の中身やお菓子類はすべてフリーになっているとのことでした。
今回は2泊しましたが、無くなっている飲み物については、翌日にはきちんと補給されていました!
お部屋着は、マリオットロゴの入ったセパレートタイプのものが用意されていました。
セーフティボックスはベッド横の棚の中に納まっていて、上手にスペースを活用されていました。
水回り
洗面台はとてもシンプルで使いやすかったですね。
アメニティセットは左側の棚の引き出しの中に、統一された美しいデザインで整理されていました。
バスアメニティは、マリオット定番のTHANNで、良い香りでした。
その奥にはバスルームがあり、しっかり足を延ばせるバスタブと、椅子が設置された洗い場も用意されていました。
いいとこのマンションのお風呂みたいでしたね。
しばらくすると、総支配人からのレターとウェルカムスイーツを届けていただきました。
お部屋からの眺望
ちょっと霞んでいたのが残念でしたが・・・
夜の景色は、こんな感じで、もう圧巻です。
左側には、ピンクカラーの通天閣がめっちゃ小さく見えましたね ^^;
プラチナエリート以上の特典について
マリオットボンヴォイの会員になると、まずはゴールドエリートを獲得し、次に目指すのがプラチナエリートとなりますが、それぞれのステータスで得られる特典は以下の通りとなっています。
(正直、シルバーエリートについてはあまり説明するところがありません。。。)
ゴールドエリートになると、14時までのレイトチェックアウト(お部屋が空いていれば)やお部屋のアップグレード特典がついてきます。
ですが、スイートルームは対象外なんですよね。
プラチナステータスになると、ゴールドステータスよりも更に魅力的な特典が追加されます。
特に以下の特典がありがたいですね。
- スイートルームまで(空いていれば)お部屋のアップグレードが可能
- エグセクティブラウンジへのアクセス
- 16時までのレイトチェックアウト
- 選択できるウェルカムギフト
今回の滞在では、38階にあるクラブラウンジを自由に利用することができました。
そして、朝食は無料でいただけます。
また、16時までのレイトチェックアウトも付けてもらえました。
参考)マリオットのプラチナステータスをいち早く獲得されたい方は、以下を参考になさってください。
クラブラウンジ 38階
38階にあるクラブラウンジは、フロア3階分のとても高い天井となっており、より開放感を演出してくれていました。
滞在時(2022/3)における大阪マリオット都ホテルでのラウンジサービスは、以下のようになっていました。
①アフタヌーンティ 14:30~17:00
②カクテルタイム 17:30~19:30
③バータイム 19:30~20:30
※ 朝食は、19階の COOKA (6:30~11:00) での提供となっていました。
※ ティータイムは、12:00~21:00となっていました。
①アフタヌーンティ 14:30~17:00
ラウンジ入ってすぐ左手にはソフトドリンクの入った冷蔵庫があり、
その横にはコーヒーマシンがセットされていました。
ケーキやサンドイッチ類はラウンジ中央のカウンターに準備されており、無くなりかけると速やかに補充がなされていました。
マリオットロゴの箱の中にはプチスイートのチョコレート。
フルーツ類も用意されていました。
お料理ゾーンは、カクテルタイムからの様ですね。
こんな感じで装ってきました。 それではいただきま~す。
あ、ちなみにスパークリングワインはアフタヌーンティのタイミングから頂くことができました^^;
このハムサンドのマヨ感も良かったですね~。
②カクテルタイム 17:30~19:30 & ③バータイム 19:30~20:30
カクテルタイムとバータイムは、お料理の提供が有るか無いかの違いのようで、アルコールこの時間帯でずっと頂くことができます。
お部屋に帰るころにはお腹いっぱいで、大満足のカクテルタイム&バータイムとなりました!!
カクテルタイムになると、お料理ゾーンが解放されていました。
まずは、温かいお料理が4種類ほどありましたね。
コールドミールもいろんな種類の小鉢が用意されています。
そして、サラダに
フルーツもいろいろな種類が用意されていました。
そして、チーズやお酒のおつまみですね。
デザートも充実しており、カクテルタイムの時とはまたちょっと違うケーキも用意されていました。
見た目ほど甘くない大人のオペラ。
それではいただきま~す。
かな~りお腹いっぱいになりましたね。 正直、晩御飯いらないレベルです。
そして、アルコール類ですが、カクテルタイムから飲めるスパークリングワインにプラスして、かなりの種類がふるまわれていました。
ビールについては、冷蔵庫から持ってくることもできます。
そして、ワインは4銘柄が用意されており、こちらのマシンから注いて頂くことができます。
朝食 COOKA (クーカ) 19階
19階にあるCOOKA(クーカ)にて、ブッフェ形式にて提供されていました。(10時以降はプレート式)
とにかく品揃えも豊富でおいしかったですね~。 無料で頂けるなんて、なんだか申し訳ない感じでした。
まず他では見かけない特徴的なものとして、大阪名物たこやきと、その場で握ってもらえるおにぎり、ですかね。
その隣には、ご飯や和食系のお料理が並びます。
煮物もありました。
次に、洋食コーナーのお料理類はシェフの目が行き届いていて、常に食欲をそそる状態が維持されていました。
マリオットマークの入ったパンケーキ!
コールドミールもしっかりと用意されており、サーモンはやはりおいしいですね。
サラダやフルーツ類も新鮮さが伝わってきました。
ブレッド系もぬかりはありませんね。
それから、たまご料理はこちらのオーダーシートに記入しておくと
出来立てを席まで持って来てくれます。
レモンとライムのフレーバーウォーターも朝一番の飲み物として最適なのではないでしょうか。
それ以外のドリンクも充実しています。
さぁて、いただきま~す。
たこ焼きをお替りしてきました。^^;
(2泊目の朝)
※ 確実に太れます
チェックアウト
プラチナステータスのレイトチェックアウトの特典を利用し16:00近くまでお部屋を利用させていただきました。
チェックインと同じく、38階のラウンジにて椅子に座りホテルでの滞在を振り返りながら、ゆったりと手続きを行うことができました。
食べてばかりでしたが、大満足のホテルステイとなりました!
その他
フィットネス スタジオ
ラウンジと同じ38階にフィットネススタジオが有ります。
マシンはなかなか充実していましたね。
この景色を見ながらランニングマシーンを利用すると空を走っているみたいですよね。
当然ながら、タオルやお水などしっかりと管理が行き届いていました。
その他写真
・天王寺駅の反対側から見たあべのハルカス。
・お部屋の真下にある てんしば
・四天王寺
・ドンキホーテからのWホテル
・なんば
・かろうじて大阪城
まとめ
大阪マリオット都ホテルは、日本で最も高い超高層複合商業ビルであるあべのハルカス(2022年現在)の高層階に位置しており、2014年3月7日に開業しました。
ウェスティン都ホテル京都やシェラトン都ホテル大阪、そして東京白金台にあるシェラトン都ホテル東京など、名立たるホテルブランドのオペレーションを担っている近鉄・都ホテルズが、マリオットのブランドを冠して安定したオペレーションを行っています。
あべのハルカスの19, 20, 38~55, 57階部分がホテルフロアとなっていて、38~55階に全360室の客室(スイート6室含)があります。
お部屋グレードは、フロア毎に「53階 ~ 55階:クラブフロア」「50階 ~ 52階:アッパーフロア」「39階 ~ 49階:レギュラーフロア」「38階:コンフォートフロア」の4タイプに分かれています。
38階にはクラブラウンジがあり、3フロア分を用いた9メートルの高い天井は開放感を演出しており、カクテルタイムにおけるアルコールの種類やお料理の充実ぶりは、他のラグジュアリーホテルを寄せ付けないほどの満足感が有りました。
また、19階にあるCOOKA(クーカ)での朝食もブッフェスタイルとなっており、食べたいものを食べたいだけ、思う存分に楽しむことができました。
大阪ならではのたこ焼きもなかなかの美味で何度もお替りしてしまったことは、言うまでもありませんね。
そして、何より55階からの眺望は宿泊者の好奇心を飽きさせません。
目を凝らし、カメラをズームし、街の建物やビル群を追いかけたりと、夢中になれる時間を過ごすことができました。
ホテルスタッフの方々のホスピタリティも素晴らしく、すぐにでも再訪したいお気に入りのホテルが1つ増えました。
マリオット・インターナショナル(Marriott International)泊まってみたい超豪華ホテルブランドがいっぱい