ラウンジからの眺望の虜になる、メズム東京 オートグラフコレクションに宿泊してみました
東京竹芝に2020年4月に開業した、メズム東京オートグラフコレクションに滞在してきました。
浜離宮恩賜庭園と隅田川を眼下に見下ろし、開けた視界からはくっきりとスカイツリーを望むことができる最高の眺望と、高いホスピタリティでもてなしてくれるホテルとなっています。
マリオットの新しいホテルのお部屋とクラブラウンジ現状についてのレビューを共有させていただきたいと思います。
こちらの滞在記が少しでも皆さんの検討の参考になるとうれしいです。
2021年4月から「クラブメズム」がプライベートサロンに変更されることに伴い、クラブラウンジを利用できる対象者が変更となります。 アンバサダーエリートの方、もしくは、クラブアクセスの付いたお部屋を予約された方がだけ利用できるようになるとのこと。 残念ながらプラチナやチタンのステータスではラウンジを利用できなくなりました。
ちなみに、プラチナメンバー以上の朝食の無料特典は16階のシェフズシアターにて継続されます。
メズム東京、オートグラフコレクション (mesm Tokyo, Autograph Collection)
こんばんちゃ、しげちゃです。
メズム東京オートグラフコレクションは2020年4月27日に開業した新しいマリオット系ホテルで、ホテルカテゴリーは”6″(2020年)となっています。
※2021年からはカテゴリーが”7″にアップすることが確定しています。
ホテル事業でも非常に定評の高い「JRホテルグループ」(JR HOTELGROUP) によって運営されています。
こちらのホテルには、素敵な眺望を見ながらお食事やお酒をいただけるクラブラウンジが用意されています。
朝食はこの25階のクラブラウンジでいただくことができますし、16階にあるレストラン、シェフズシアター (Shef’s Theatre) を選択することも可能となっています。
また、24時間利用することができるフィットネス・ジムも17階に用意されていますので、鈍った体にしっかりとカツを入れることもできます ^^
ホテルの立地
竹芝のウォーターフロント再開発事業として、JR東日本が手掛けた「ウォーターズ竹芝」が2020年4月に開業されました。
ウォーターズ竹芝には、劇場棟と高層棟があり、メズム東京はこの高層棟の16階から26階に位置しています。
低層階はアトレ竹芝があり、中間層にはオフィスが入っています。
また、劇場棟には劇団四季が入っています。
ホテルへのアクセス (水素シャトルバスが無料で利用できます!)
最寄り駅は、ゆりかもめの「竹芝駅」から徒歩3分、IR・モノレールの「浜松町」からは徒歩6分となります。
また、燃料電池バス「JR竹芝 水素シャトルバス」の運行が行われており、東京駅からウォーターズ竹芝まで無料にて行き来をすることができます。
メズム東京のあるウォーターズ竹芝に行くには、東京駅の丸の内南口を出てぐのところにあるバス停を利用します。
ウォーターズ竹芝のバス停はホテル1階のロータリーにあってとっても便利です。
ガソリンエンジンではなく電気モーターを動力としており、とっても静かで環境にも優しい快適なバスとなっています。
実際、とある土曜日にウォーターズ竹芝から東京駅まで利用してみましたが、他の乗客は1組のみで密になることもなく、20分くらいの所要時間で移動することができました。
時間に余裕のある方であれば大変おすすめな移動手段です。
無料循環バス「JR竹芝 水素シャトルバス」のご案内(2021年1月現在)
※ 時刻表(2021年1月現在)
チェックイン
12月のとある金曜日の15:00頃ホテルに到着しました。
ホテルの入り口に近づくと、“ヨウジヤマモト”がデザインした黒いユニフォームを身にまとったスタッフ(忍者みたい ^^)の方が、胸に手を置く独特のポーズで声をかけてくれます。
ちなみに、メズム東京ではホテルスタッフのことを「タレント」と呼びます。
1階のエントランスで体温チェックと消毒液による除菌対応を行い、タレントの方に連れられて16階のホテルロビーに向かいます。
コロナ対応もしっかりと実施されていました。
16階でエレベータを降りて右に向かって歩くと、全面がガラス張りとなっている大きな窓から明かりが差し込む、とっても明るいロビーに到着しました。
高い天井には、綿アメを張り巡らしたような飾りがされていて、とてもきれいでしたね。
また、クラブルームの宿泊者とプラチナステータス以上の方は25階のクラブラウンジでチェックイン手続きを行うことができます。
プラチナメンバーである私は、16階から別のタレントの方にリレーされた後、上層階行き階のエレベータに乗り換え25階のクラブラウンジに到着。
テーブル席に案内され、シャンパンを頂きながらチェックイン手続きをすることができました。
また、ラウンジサービスの説明を聞きながら、フィナンシェやパウンドケーキ、サンドイッチやフルーツを一緒に頂きました。
お部屋のご紹介
今回は、マリオットボンヴォイのポイントを使ってChapter1のダブルベッドがツインで配置されているお部屋を予約していましたが、プラチナメンバーということで、クラブフロアにあるお部屋にアサインしていただけました。
お部屋からの景色は、ガーデンビューのラウンジとは反対側になる、レインボーブリッジビューとなります。
バルコニーが付いていないお部屋ですね。
エントランス
お部屋に入ってすぐのところに、メズムのマスコットが飾られています。
特殊なNINJA INK なるものが使われており、フラッシュモードで撮影すると不思議な現象を体験することができるようです。
私のiPhoneでは操作がうまくいかずフラッシュをたくことができなかったのですが、宿泊された方は是非試してみて下さい。
ちなみに、Androidで写した写真がこちらになります。
Tokyo Wavesを直訳した”東京波“と書かれたひげダルマ顔が現れました~。
ベッドルーム
2台あるベッドの枕元のクッションは、組みヒモで固定されているようなデザインとなっています。
サイドテーブルには、ちょっと懐かしいデザインの黒電話がおいてありました。
また、そばにはメモが用意されていますが、こちらは習字紙、文鎮と筆ペンのセットが置かれており、日本を感じさせる演出となっています。
それから、窓際にはテーブルとソファーが用意されています。
テレビモニターはソニー製の55インチとなっており、その下には電子ピアノ(CASIOのPX-S1000)が設置されています。
ピアノが有るお部屋に宿泊するのは初めてですが、なかなか遊び心のあるよい演出ですね。
腕に覚えのある方は、実際に演奏することができますし、デモンストレーションモードで自動演奏させることも可能です。
加湿機能付きのシャープ製の空気清浄機が用意されていました。
それと、ペンシルタイプのアルコール除菌液も置かれていました。
新しいホテルということもあり、お部屋の照明スイッチ類はタブレットでもコントロールできるようになっています。
また、電話もタブレットからかけられるようになっていて、フットネスジムの案内を確認しながら予約の電話をすることができてとても便利でしたね。
ミニバー
ネスプレッソ等のコーヒーマシーンはなく、ドリップ式での提供となっています。
そこでは東京恵比寿のスペシャルコーヒーとして今話題の「猿田彦珈琲」を頂くことができるようになっています。
また、引き出しの中にはBREW TEAと一緒に「ペコちゃん」が描かれたお菓子が入っていました。
かわいいですね。
猿田彦珈琲とペコちゃんのマカロンを一緒においしくいただきました。
また、冷蔵庫に入っているビールやオレンジジュースは自由に頂くことができます。
ハートランドビールを頂きました。
冷蔵庫横にある引き出しを開くと、お抹茶を立てることができるセットが用意されていて、海外からのお客様を意識しているのかなと感じました。
茶筅は竹ではなくプラスチック製のようで、茶碗もガラス製となっていて斬新です。
せっかくなので、お茶を立てておいしくいただきました!
水回り
洗面台の横には絵本が置かれており、それを開くとTokyo Waves 物語の1ページを刻むようにアメニティがセットされています。
歯ブラシボックスの1ピースを抜き取るとこんな感じです。
使うのがもったいない感じですね。
ちなみに、フロントにてこのセットが販売されていました。(確か1セット8,800円税込だったかな)
浴槽には湯船も洗い場もあって、非常に使いやすかったです。
湯舟はこんな感じで、写真にある壁際のスイッチで調光をムーディーな感じに調整することができます。
左手の壁にはタイマーがセットされており、時間になるとお湯ためをストップできるようになっていました。
ディフォルトは10分となっていますが、6分ぐらいで適量になる感じでした。
こちらは、お部屋から見たバスルームですが、ガラス張りになっていて中が透けて見えるようになっていますが、もちろん、クローズできるような電動カーテンが用意されていますので、2名で宿泊の方もご安心ください。
シャンプー、コンディショナー、ボディウォッシュはボトルで用意されています。
あと、バスローブはタオル生地ではなく、もっと柔らかめの素材となっており、帯のようなものもセットになっています。
おトイレは通路挟んでお風呂の向かい側に独立して設定されていました。
TOTO製の勝手に流れるタイプのトイレとなっていました。
クローゼット
意外と結構広めのクローゼットの扉を開けると、mesmのロゴの入ったハンガーやスリッパが用意されていました。
スリッパも用意されていますが、その他に、雪駄(セッタ)も用意されていました。
この辺りも、外国人が興味を示しそうなアイテムの1つですね。
お部屋からの眺望
このお部屋は、テラス付きのガーデンビューではなく、その反対側にあるレインボーブリッジビューのお部屋となります。
ガーデンビューのお部屋の紹介記事が多い中、レインボーブリッジのビューは珍しいのではないでしょうか?
このお部屋からの眺望はこんな感じとなります。 こちらのビューもなかなかよいですね。
夜のレインボーブリッジのネオンもきれいですね。
朝の顔もなかなか素敵です。
プラチナエリートの特典について
先日までゴールドステータスだったのですが、ステータスマッチの恩恵に預かり、現在は(仮)プラチナステータスとなっています。
プラチナステータスでの特典は以下の通りとなっています。
プラチナステータスになると、ゴールドステータスよりも魅力的な特典が追加されています。
今回、ステータスマッチをご承認いただいたきありがとうございました ^^/
特に以下の特典がありがたいですね。
- スイートルームまで(空いていれば)お部屋のアップグレードが可能
- エグセクティブラウンジへのアクセス
- 16時までのレイトチェックアウト
- 選択できるウェルカムギフト
はい、今回のウェルカムギフトは、1,000マリオットポイントを選択しました。
そして、朝食はクラブラウンジにて無料で頂くことができました。
参考)マリオットのプラチナステータスをいち早く獲得されたい方は、以下を参考になさってください。
クラブメズム (エグゼクティブ・クラブラウンジ)
メズム東京にはクラブラウンジが設置されており、クラブルームの宿泊者とプラチナステータス以上の方が利用することができます。
ラウンジの利用案内
こちらが、現状でのラウンジのサービス案内となります。(2020年12月)
①朝食/ブレックファスト 7:00am ~ 11:00am
②ドリンクサービス 7:00am ~ 22:00pm
③乾杯カクテル 17:00pm ~ 19:00pm (※月火水)
※上記以外は2部制 第1部:17:00pm ~ 18:30pm 第2部:19:00pm ~ 20:30pm
③乾杯カクテル : 25階 クラブラウンジ
チェックインした日は金曜日ということで、利用者が多いこともあり2部制でのサービス提供となっていました。
予約は不要とのことでしたが、第1部利用の場合は18:30pmにラウンジから退出しなければならなくなります。
ということで、第2部を選択し、19:00pmにラウンジに伺いました。
アルコール
まずは、シャンパンを頂き、そのあと4種類のカクテルを追加でいただきました。
・シャンパン:
・柚子ホワイトミモザ:
抹茶スプモーニ:
桜ロワイヤル:
白桃キール:
多くの種類のアルコールメニューが用意されており、QRコードから読み込んだPDFを見てオーダーすることができます。
アルコールメニュー
お料理
基本はマスクと手袋を付けてのブッフェとなっていますが、メインの料理はスタッフの方にお願いしてお皿に盛り付けてもらうスタイルになっています。
生ハムもお願いして、お皿に装っていただきました。
ミニですがおはぎが置いてあるラウンジなんてめずらしいですね。
しっかりとした和菓子という感じでおいしかったです。
ラウンジからの夜景
何枚か写真を撮りましたが、個人的に一番好きなのがこのビューですかね。
ラウンジのテラスからの景色です。 左手を見ると東京タワーの上側が見えます。
真正面には真っ暗な浜離宮恩賜庭園と、その先に築地市場の跡地があり、左手にはコンラッドホテルや汐留のビル群がキレイに見えますね。
少し右手を見ると、隅田川の流れとその先にあるスカイツリーを望むことができます。
①朝食/ブレックファスト : 25階 クラブラウンジ
※2021年2月時点での朝食は、ラウンジでの提供ではなくシェフズシアターのみとなっています。
シェフズシアターでの朝食に付きましては、以下に①´としてご紹介しています。
朝食はラウンジか16階のシェフズシアターより選ぶことができましたが、初めての滞在ということもありラウンジ朝食を選択しました。
マスクと手袋の着用を必須として、フルブッフェスタイルとなっていました。
どれも食べたいものばかりで、気になるお料理を片っ端に取り皿に乗せてしまいます。
和食系に合うお魚料理もありますね。
ブレッド類も充実しています。
ここからも食べたいものをドンドンお皿に乗せていきました。
ジャム類もいろいろ種類があります。
最後にシャワシャワ~も、ということで、朝からシャンパン、最高です!
食べたいものをドンドンお皿に乗せていたら、第1ラウンドからこんな感じになってしまいました。
①´朝食/ブレックファスト : 16階 シェフズシアター Chef’s Theater
再訪した際に、今度はシェフズシアターを利用してみました。
メズム東京のコンセプトカラーであるカッパーの装飾がなされた天井がなんとも見事ですね。
こちらでのお料理の提供は、ラウンジでのマスクと手袋を着用したフルブッフェスタイルとは異なり、テーブルでのオーダー形式となります。
メニューは、エグゼクティブブレックファスト、メズムブレックファスト、から選択できるようになっており、それぞれのお料理メニューとその内容についてご紹介します。
エグゼクティブブレックファスト ※プラチナメンバー以上は無料
メニュー:
(2)メズムブレックファスト ※プラチナメンバー以上は+1,500円(税・サービス別)
メニュー:
エグゼクティブブレックファストとの違いとしまして、まずは最初に、”五感ドリンク”が提供されます。
右から順に、ミモザ、ビネガードリンク、リラックスウォーター、ヤクルト、日替わりスムージー、といった具合に、体に良い飲み物が一口ずつグラスて提供されます。
ヤクルトの味を懐かしみながら久しぶりに堪能しました~ ^^
それ以外の違いとしては、低温長時間発酵のパンで有名なシニフィアンのサンドイッチが提供されるところでしょうか。(以下の写真)
あと、サラダのドレッシングもちょっとアワアワした感じの手作りドレッシングとなっていました。
「猿田彦コーヒー」は、エグゼクティブブレックファストも同じですね。
そして、卵料理のソースが4つの種類(ビスク、シャンピニオン、ラタトゥイユ、ラクレット)から選べるようになっており、海老の香が芳醇なビスクソースでいただきました。
それと、黄色がすこし控えめな特別な卵を使っているようで、格別においしいオムレツでした。
ということで以下は、「エシレバターとさがみっこ卵にビスクソースが添えられたオムレツ」となっており、大変おいしくいただきました。
また、ホームメイドデニッシュもいただけます。 他にマフィンもいただくことができます。
ラウンジでのブッフェのように「食べたいものを食べたいだけ」とはいきませんが、もうお腹いっぱいで大満足でした。
唯一、シャンパンのサービスが無かったことだけが心残りです・・・ ^^;
ですので、11時からラウンジでのドリンクサービスにて、ワインと共に交互に頂くことにしましょう。
②ドリンクサービス : 25階 クラブラウンジ
昼間のラウンジサービスにおいては、コーヒーや紅茶だけでなく、シャンパンとワインをいただくことができます。
ラウンジでは、朝から晩までシャンパンとワインを頂けるということで、ついつい飲み過ぎてしまいますね。 車で来なくてよかった。
フィナンシェ、パウンドケーキ、クッキーやゴマ団子、サンドイッチやフルーツは常に用意されていて、ちょっと小腹を満たすこともできます。
せっかくなので赤ワインもいただいてみました。
おかき等のスナックも用意されていました。
もちろんコーヒーも、私好みの濃い目のブレンドをおいしくいただくことができました。
ラウンジからの景色
次回は、浜離宮恩賜庭園からのメズム東京を見てみたいですね。
チェックアウト
プラチナステータスの1つの特典でもあるレイトチェックアウト(16:00まで)を利用して、15:30頃まで滞在させていただきました。
チェックアウトの手続きも25階のラウンジでコーヒーを飲みながら優雅に、そしてスムーズに完了できました。
その他の設備
フィットネス・ジム 17階
このホテルには24時間利用できるジムがあり、利用者が6名以上にならないよう事前予約をした上で使うことができます。
翌日の昼間に利用させていもらいましたが、私以外の利用者の方はいませんでした。
有酸素系のランニングマシーン等は7台ほどありました。
そして、バイク系が3台とバランスボール。
ベンチが1台あって、寝そべりながらしっかりとダンベルを握らせていただきました。
ワイヤー系マシンも1台あり、私の利用範囲としては十分な機材でした。
こちらで、30分ほど汗をかかせてもらいました。
ちなみに、ロッカールームやシャワー室はありませんので、お部屋で着替えた後に17階に向かうことになります。
まとめ
メズム東京オートグラフコレクションは2020年4月27日に開業した新しいマリオット系ホテルで、ホテルカテゴリーは”6″(2020年)となります。
※ 残念ながら2021年はカテゴリーが”7″に上がってしまいますが、これほどのクオリティであれば上がっても納得ですね。
東京竹芝の再開発事業で建設された「ウォーターズ竹芝」の高層棟ある当ホテルは、浜離宮恩賜庭園と隅田川を眼下に見下ろし、開けた視界からはくっきりとスカイツリーを望むことができる最高の眺望と、高いホスピタリティでもてなしてくれます。
この新しいマリオット系ホテルのお部屋とクラブラウンジ現状について、レビューを共有させていただきたいと思います。
こちらの滞在記が少しでも皆さんの検討の参考になるとうれしいです。
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