2019年ANAプラチナメンバーとして海外発券、クアラルンプールから羽田、九州を経由して再びクアラルンプールへ
2019年にANA海外発券でのクアラルンプール⇔羽田フライトで、かつ、ビジネスクラス(アップグレードポイントを利用)を利用した旅です。
更に今回はストップオーバーとオープンジョーを組み合わせ、GW10期間中での九州旅行(熊本・鹿児島)も組み込んでみました。
繁忙期にも関わらず、格安の運賃で、かつ予約も容易でした。
クアラルンプールから海外発券チケットの旅、スタートです
こんばんちゃ、しげちゃです。
ANAのプレミアムメンバーとして、海外発券にチャレンジしてみました。
前回、タイ国際航空で到着したクアラルンプールから、今度は羽田空港に向かい、しばらく東京に滞在した後に熊本空港に行き、レンタカーで移動した鹿児島空港から羽田空港に戻り、クアラルンプールに帰る工程です。
①クアラルンプール空港 ⇒ 羽田空港
②羽田空港 ⇒ 熊本空港
③熊本空港 ⇒ (レンタカー) ⇒ 鹿児島空港
④鹿児島空港 ⇒ 羽田空港
⑤羽田空港 ⇒ クアラルンプール空港
うわさ通り、海外発券での航空券は非常にリーズナブルで、ゴールデンウィーク期間中であっても良心的な価格設定でチケットを取ることができました。
①4月4日(木):NH886 クアラルンプール(14:15発) ⇒ 羽田(22:15着)
クアラルンプールに6泊7日滞在し、一路羽田に向かいます。
(海外発券チケットのスタートです。)
今回のチケットはプレミアムエコノミー(クラスE)で取得しています。
アップグレード可能なクラスということで、SFC修行で獲得したアップグレードポイントでビジネスクラスへのアップグレードを申請します。
チケットを発券したのは2018年の12月5日で、まだプラチナメンバー事前サービスの対象者ではありましたが、4月4日のフライト時点ではプレミアムメンバーになっているということで、無事にビジネスクラスにアップグレードすることができました。
(8プレミアムポイントで、プレミアムエコノミーからビジネスクラスへ)
しかもNH886の機体はボーイング787-9ということで、ビジネスクラスはスタッガード仕様のフルフラットシートになります。
午後のフライトということで、余裕をもってクアラルンプール国際空港に到着です。
出国ゲートを抜け、早速国際線のメインターミナル(KLIA)にあるゴールデンラウンジ(Golden Lounge)でくつろぐことに。
このラウンジ、ワンワールドメンバーであるマレーシア航空のラウンジなのですが、ANAも提携していて利用することができます。
ちょっと前にリニューアルされたようで非常に広くてきれいで快適でした。
こちらでのアルコール類は、ラウンジに入って左手の方にある部屋の中にバーカウンターがあり、そちらでオーダーする形になります。
そこでビールをオーダーしメインルームの少し手前にあるヌードルコーナーで担々麺を頼みました。
そして、2番目のグループで搭乗です。
今回はビジネスクラスでのフライトでしたので、7時間の道のりもあっという間でした。
そして、手荷物を預ける時に付けてもらったPriorityタグの効果もあり、真っ先にターンテーブルに乗ってきて、早々にご対面です。
②4月29日(月):NH643 羽田(10:00発) ⇒ 熊本(11:45着)
クアラルンプールから日本に着いて、既に25日間が経過していますが、次は熊本空港に行きます。
通常の乗り継ぎであれば、24時間以内に次の目的地に飛ばなければならないのですが、海外発券の場合はストップオーバーという制度が利用でき、その制約がなくなるのです。
基本的には、クアラルンプールを出発し、クアラルンプールに戻るまでの期間は6ヶ月以内となっていますので、その間であれば何日間でも間をあけることができます。
しかも、今回はあえてゴールデンウィークのど真ん中を選んでみました。
通常であればハイシーズン価格になるところですが、海外発券はそのような制約をうけることなく、空いていれば席を確保できます。
通常価格が高いせいもあってか、12月の予約時点では余裕で予約をすることができました。
海外発券でのプレミアムエコノミークラスの予約では国内区間はエコノミー席となります。
当日Premium Check-in カウンターでアップグレードを聞いてみましたが、さすがはGWということで空き席は無く、エコノミー席でのフライトとなりました。
空港到着後に予約していたレンタカー屋にバスで移動。
この日はあいにくの雨ということで、阿蘇山や水前寺公園の見学は取り止めに。
早々にANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイに向かってチェックインし、その後AMEX Platinumコンシェルジュに予約してもらった馬肉の名店で舌鼓をうちました。
あ、ANAクラウンプラザホテル熊本ニュースカイは、IHG・AHAグループということで、SFC会員であれば特別割引10%があり、朝食も無料で付いてきます。
また、IHGのポイントも貯まりますので、IHG会員登録もお忘れなく。
③九州を熊本から鹿児島・指宿まで南下。その後桜島に渡って霧島へ。 (オープンジョー)
その後、九州南部を4日かけてレンタカーで駆け巡ります。
ずっと、雨模様のゴールデンウィークということであまり良い写真が取れなかったのが残念です。
熊本駅にあった、金栗四三のパネル。
大河ドラマ真っ最中のはずですが、全く盛り上がりを見せていなかったですね。
玉名はもう少しは盛り上がっているのかもしれませんが。。。
お昼ご飯は、いきなりステーキに行って、ご当地スペシャルミートの「赤牛」をいただきました。
1グラム18円となかなかの贅沢っぷりでしたが、めったにお目にかかれないものということで300グラムをいただきました。
残念ながらカットと焼き方が上手でなかったせいか、レアの焼き加減かどうかも分からないくらい薄いお肉で、ワイルドステーキの方が数倍おいしく感じるようなクオリティでした。
(最近のいきなりステーキの品質の低下は一株主である私もとても危惧しています。肉マイレージも66キロ食べたところで停滞中です。。。もう行くのを止めようと思っている今日この頃です。)
指宿には池田湖という湖があり、イッシーがいる?らしいです。
鹿児島といえば、やはり西郷さんと白熊!
桜島も定期的に噴火を繰り返していました。
これなんだかわかりますか?
君が代の歌詞に出てくる「さざれ石」だそうです。
霧島神宮にありました。
令和の発表があったばかりで、例外なく神社はどこも人が多かったようですね。
※オープンジョーとは何ぞや?ですが、簡単に言いますと「航空チケット経路内での都市間の移動において、飛行機以外の交通手段を利用すること。出発地から最終目的地までの旅程がひと続きになっていない場合。」のことを言います。
つまり今回は、熊本空港と鹿児島空港の移動区間がそれにあたります。
④5月4日(土):NH628 鹿児島(16:30発) ⇒ 羽田(18:15着)
オープンジョーで、熊本から鹿児島までは別交通手段(レンタカー)で移動しながら、5泊6日の旅を無事に終えました。
特に渋滞することもなく、帰りの鹿児島空港でもプラチナステータスの効果もあって並ぶこともなく、ストレス無しで快適なゴールデンウィークを過ごすことができました。
ということで、羽田に戻ります。GW期間中ということでめっちゃ混んでいましたね。
旅の疲れもありますが、鹿児島空港のANAラウンジにてビールをたらふく頂いたこともあり、飛行機の中でも、自宅までのリムジンバスの中でも終始爆睡して旅を終えました。
この①②④の工程では、7,745PPを獲得できました。
⑤9月12日(木):NH885 羽田(23:30発) ⇒ クアラルンプール(翌日 6:00着)
はい、しばらく時間が空きましたが、海外発券での最終区間を楽しんできました。
今回はプレミアムエコノミー(クラスE)での予約でしたので、この区間もアップグレード可能なプレエコ席となります。
①での羽田行きは区間はアップグレードポイントを使ってみたかったこと、そして昼間のフライトで起きている時間が長いであろうことから、ビジネスクラスにアップグレードしましたが、今回は夜中のフライトで寝るだけだろうということから、アップグレードはせずにプレエコ席のままでいきます。
実際に座ってみるとエコノミー席よりも前後左右に余裕があり、前席の方のリクライニングによる圧迫も、ほとんど感じませんでした。
また、今回の機材(B787-9)にはプレエコ席が3列(横は2-3-2)あり、私はその3列目の席で、後ろの方に気兼ねなくフルリクライニングできましたし、太ももの裏辺りを押し上げてくれるシートサポートとフットレストのおかげで、約7時間、思いのほか快適に過ごす(寝る)ことができました。
着陸2時間ほど前になり提供されるお食事は、基本的にエコノミークラスと同じで、2種類から選択できます。
味はなかなかおいしかったですね。
それと、ちょっと気になった部分としては、筋肉に問いかけてくるシートであることでしょうか。
食事の際のテーブルはひじ掛けの中から引っ張り出すタイプのやつで、また、リクライニングも背中と太もも部分と2か所調整可能ではあったのですが、テーブルやボタンが重いし硬いしで、思いがけず機内で筋トレを実践することに。
もうちょっと負荷を軽減できるような設定にしていただけると良いかも知れませんね、ANAさん。
はい、この⑤の工程では、5,407PP獲得できました。
最終的なPPとコストの合計は?
ということで、①~⑤までの最終的な集計結果ですが、プレミアムポイントは13,152PP チケット金額は109,689円 (+8 アップグレードポイント) となりました。
PP単価も約8.34円ということで、悪くない結果かと思います。
ビジネスクラスとプレミアムエコノミーでの国際線と、GW期間中の九州(熊本・鹿児島)の国内線を合わせて、約11万円というのは、なかなかのコストパフォーマンスだったのではないかと思います。
ご興味にある方は検討してみる価値あり、だと思いますよ。
ところで、今回の海外発券におけるクアラルンプールへの帰国、ではなく、本当の意味での日本への帰国をどうするか?ということで、片道の航空券を取ろうかなぁとも思っていましたが、結局2巡目のクアラ往復海外発券をしてしまいました。
こちらも別途、チャレンジ結果を紹介させていただきたいと思っています。