超豪華!ザ・リッツ・カールトン東京のクラブラウンジに6回訪問入りびたり
皆さん、六本木にある東京ミッドタウンをご存じでしょうか。
東京ミッドタウンエリアの中で一番の高層棟となるミッドタウン・タワー棟の45階から上位のフロアにザ・リッツ・カールトン東京があります。
マリオット系ホテルのカテゴリー”8”に位置付けられる、名実ともに最高級のホテルとなります。
今回こちらのクラブラウンジを利用できるお部屋に滞在してきましたので、ラウンジやお部屋の様子を共有させていただきます。
こちらの滞在記が皆さんのご検討の参考になればと思います。
東京ミッドタウン
こんばんちゃ、しげちゃです。
六本木ヒルズに並ぶ、六本木の名所といえば、やはり「東京ミッドタウン」でしょうか。
東京ミッドタウンは、東京都港区赤坂9丁目に位置し、ミッドタウン・タワー、ミッドタウン・イースト、ミッドタウン・ウェスト、ガレリア、そしてレジデンス棟のザ・パーク・レジデンシィズ・アット・ザ・リッツ・カールトン東京、などいくつかの建物棟から成り立っています。
ガレリアはショッピングモールになっており、その地下にはスーパーマーケットもありますね。
また、敷地内には美術館や芝生広場があり、その他にも檜町公園や桜並木が隣接しているなど、緑も豊かな素敵な環境となっています。
この建物棟の中でも中心的な位置付けとなるミッドタウン・タワーは約248mの高さがあり、現時点では東京都庁第一庁舎を抜いて、東京都で一番高いビルとなっています。
また、交通の便も非常に良く、大江戸線の六本木駅に直結しており、日比谷線の六本木駅からも地下通路を経由して移動することができます。
いつかはこんな街に住んでみたいものですね。
ザ・リッツ・カールトン東京 (The Ritz Carlton Tokyo)
ザ・リッツ・カールトン東京は、ミッドタウン・タワー棟の45階から53階にあります。
タクシーや車で到着した場合には、地下駐車場、あるいは車止めのあるグランドフロアから、また、電車や徒歩で到着された場合には1階のホテルエントランスから、エレベータを利用してチェックインカウンターのある45階まで上がってくる必要があります。
このエレベーターは45階止まりとなっており、上層の客室階に向かうには別のエレベータに乗り換える必要があります。
また、クラブフロアを利用できるお部屋を予約している場合は、53階のクラブラウンジにて飲み物やお食事を頂きながら、ゆっくりとチェックインすることができます。
ちなみに、このラウンジサービスは、一部制限はあるものの7月から再開されています。
この53階のクラブラウンジに上がるには、エレベーターの階数ボタンパネルの下方にある「カードエントリー」にカードを差し込むことで、許可されたお部屋の宿泊客の方だけがアクセスできるようになっています。
クラブラウンジでチェックインするには、45階のスタッフに自分の名前を告げることで、スムーズに53階まで案内してくれます。
その他の設備としては、プール、SPAルーム、そしてジム、が46階に設置されています。
ソーシャルディスタンスの配慮と考慮が十分になされた当ホテルにおいては、これらの施設も従来のように利用することができます。
リッツカールトンでの滞在目的、(コロナ対策も考慮)
生活スタイルを大きく変えていかなければならない昨今の状況においては、自粛するだけではなくコロナウイルスと共存していく方法を模索しながら、自分なりのニューノーマルを見つけていく必要があると考えています。
そのニューノーマルをベースにこの夏のバケーションをどう実現するか、段階的に考えてみることにしました。
まず最初のステップとしては、県外への移動をなるべく避けるプランということで「ステイケーション」にトライしてみることにしました。
今回は交通費があまり必要ないことから、思い切ってホテルステイを豪華に!ということで、ザ・リッツ・カールトン東京のクラブフロアに滞在してみることにしました。
ということで、今回のステイケーションでは、以下を目的とします。
・家族3人での滞在。
・最高級ホテルのラウンジのプログラムをたっぷり堪能。
・のんびり過ごしながらも、ジムでしっかりと汗を流す。
・ミッドタウンで旅のお土産を購入。
さ~てと、思いっきり堪能したいと思います。
Marriott Bonvoy Pointを利用し、クラブフロアルームに宿泊
今回はクラブラウンジアクセス付きのデラックスツインルームを予約しました。
宿泊費用はマリオット・ボンヴォイ・ポイントが70,000ポイント、それに追加して+20,000円で予約することができました。
例年の7月であれば、85,000ポイントが必要になるのですが、今年は、6月末までに7月末までの宿泊日で予約をすると70,000ポイントで宿泊できるというマリオットさんの太っ腹キャンペーンに乗っかりました。
実際にはこれにプラスして、追加1名分のお部屋代(20,000円)、サービスチャージ代、そして消費税が必要となり、最終的にはポイント以外で51,040円をカードで決済しました。
あ、カードはもちろん、SPGアメックスでの決済となります。
ちなみに、SPGアメックスカードはメリットの多いカードとなっており、発行するだけでマリオットのゴールドステータス会員となれます。
マリオットのゴールドステータス会員としての今回の特典は、以下の通りとなります。
・アーリーチェックイン:12:00。(前日にホテルから確認の電話が有り、その際にお願いしました)
・レイトチェックアウト:14:00。(今回は13:00までしか延ばしてもらえませんでした)
・特別ギフト(以下の①~⑥より選択可)
①3,000円分のクレジット
②タワーズ、あるいはインルームダイニングでの朝食を30%割引(毎日適用)
③SPAの15%割引。
④チームラボ・ボーダレスチケット(1枚)
⑤季節のフルーツをお部屋に
⑥500 BonvoyPoint
・お部屋のアップグレートは無し
上記の通り、リッツカールトンレベルになるとゴールドステータスくらいでは、平会員とあまり変わらないですね。
その上のプラチナステータスでもラウンジアクセス権は付かないとのことで、更にその上のチタンエリートステータスを持っていないと太刀打ちできません。
でも、それくらいのホテルだからこそ、クラブラウンジのアクセス権の価値が増すというものです。
ところで、SPGアメックスを継続保持していると、1年に1回「無料宿泊特典サーティフィケート」として、50,000 Bonvoy ポイントがプレゼントされます。
今回私はこの50,000ポイントと手持ちのポイントから足りない20,000ポイントを持ち出すつもりでしたが、宿泊後にアプリのアクティビティを確認してみると、自分の手持ちのポイントから全70,000ポイントが引かれていました。
結果、「無料宿泊特典サーティフィケート」は50,000ポイント残ったままとなっています。
ポイント総数が足りないと、ここからは使われないんですね。
さて、この50,000ポイント、どうやって使おうかなぁ。。。
クラブラウンジ
今回一番楽しみにしていたのが、クラブラウンジでのフードプレゼンテーションです。
以下のように5つにカテゴリー分けされたサービスが提供されていました。
①ご朝食 : 7:00am – 10:30am
②ご軽食 : 11:30am – 1:30pm
③アフタヌーンティ : 2:30pm – 4:30pm
④ディナー前のオードブル : 5:30pm – 7:30pm
⑤スイーツ&コーディアル : 3:00pm – 10:00pm (ラストオーダー9:20pm)
今回は12:00amのチェックインとなりましたので、②からスタートし、チェックアウト日の13:00時のタイミングの②まで、6回のラウンジサービスを堪能してきました。
(②⇒③⇒④⇒⑤⇒①⇒②)
では、それぞれのサービス内容についてご紹介したいと思います。
②ご軽食 : 11:30am – 1:30pm
チェックイン手続きのため、45階から53階まで上がってきて、いきなりラウンジのテーブルに案内されました。
早速飲み物を聞かれ、お勧めされた「獺祭のスパークリング(ソーダ割)」をいただきました。
はい、いきなりアルコールからのスタートです ^^;
ソーダの効果か純米大吟醸の甘みが増し、食欲をそそる炭酸が刺激的なお酒でした。
そして、軽食として提供されたお弁当も非常に手が込んでいておいしかったです。
かわいいプチハンバーガーと豚の角煮はもう一度食べたいですね。
③アフタヌーンティ : 2:30pm – 4:30pm
一度お部屋に入ってルームツアーを行った後に、再びラウンジを訪問しました。
次はアフタヌーンティです。
飲み物を聞かれた際、ダージリンティと答えるつもりが、心の声が勝手に「ギネス」と叫んでいました。
そして、伝統の英国スタイルを踏襲した3段重ねのティースタンドで提供されるアフタヌーンティはなかなかの存在感でした。
ビールを一気に飲み干し、正統派に合うダージリンティーと共に甘さ控えめのスイーツを頂きます。
そして、アフタヌーンティを頂いている間、ハープの奏でを生演奏で聞くことができ、とても優雅な気分を味わうことができます。
④ディナー前のオードブル : 5:30pm – 7:30pm
一旦お部屋に戻ったのちに、予約していた6:00pmに再びラウンジを訪れました。
このディナー前のオードブルは、ラウンジへのアクセスが集中しないようにチェックインの時に時間を予約しておくことになっています。
今度のアルコールは、リッツ東京オリジナルのオレンジ系カクテルで、なかなか自己主張の強いカクテルでした。
そして、ゆっくりとオードブルをいただきました。
ここで、最後にチョコ系のデザートです。
かなり満腹になってきました。 一旦お部屋に帰ってちょっとくつろぎましょう。
部屋に戻ると、チェックインの時にお願いしていた通り、お部屋のターンダウンが完了していました。
⑤スイーツ&コーディアル : 3:00pm – 10:00pm (ラストオーダー9:20pm)
そして、今夜最後のラウンジ訪問です。
締めの一杯は山梨県で作られている COEDO(白)というビールです。
とてもフルーティーで何杯でも行けちゃいますね~。
そして、すっかり夜になっていました。
実は、④ディナー前のオードブルを頂いて部屋に戻る途中で「やっぱり窓際の席がいいですよね~」なんて話をスタッフの人としていたんです。というのも窓際の席は2シートとなっており、3名で窓側を選択できる席は一番奥とその手前のエリアにしかないんですよね。
今回の訪問では、その会話にご配慮いただいたようで、なんと窓際の席を空けておいてくれたのです。
感動しました!
その窓からは、六本木ヒルズが少し低い位置に見えました。
なんてすばらしい眺望なんでしょう!
お酒と一緒にいただくスイーツもおいしかったですね。
今日はラウンジに4回訪問し、毎回アルコールをいただき、そしてお食事もデザートもおいしく最後までいただきました!
そういえば、ラウンジに行くたびにスタッフの方が「おかえりなさいませ!」と声をかけていただき、ちょっとこそばゆかったですね。
①ご朝食 : 7:00am – 10:30am
翌日の朝食も45階のタワーズではなく、53階のラウンジでいただきます。
ということで、目覚ましに頼らず自然に目が覚めたタイミングで顔を洗い、9:00amに再びラウンジに訪問します。
④ディナー前のオードブルと同様に、ラウンジへのアクセスが集中しないようにチェックインの時に時間を予約しておくことになっています。
朝食は、ブッフェスタイルではなく洋食・和食から食べたいものをオーダーすることができます。
欲張りな私は、両方を頼んでしまいました。
お料理はラウンジ内のセンター部分にある調理場でコックさんが調理し、出来立てのオムレツを作って運んできてくれます。
メロンやドラゴンフルーツなど、フルーツもおいしかったですね。
ラウンジに来てアルコールを頼まなかったのは、今回が初めてですね。
また、メニューには有りませんでしたが、別途パンを配ってくれるのですが、目の前に出されるとあれもこれもおいしく見えてしまい、ついつい食べ過ぎてしまいますね。
②ご軽食(2回目) : 11:30am – 1:30pm
マリオット・ボンヴォイのゴールドメンバーは通常午後2時まで、プラチナ以上のメンバーは午後4時まで、お部屋が空いていればチェックアウトの時間を延長してもらえる特典があります。
ゴール後メンバーである私は、このリッツカールトンで受けられる唯一の特典として、レイトチェックアウトのお願いをしましたが、予約が込んでいるとのことで、午後1時までのチェックアウト延長となりました。
さて、ラウンジでのサービスは一通り体験することができましたが、チェックアウト前に再度、ラウンジに行ってみることにしました。
で、またまたお食事をオーダーをしてしまいました。 最後の晩餐にあわせ、シャンパンで締めくくります。
そして、お料理のお弁当はというと、見た目は何となく似てますが、前日とは異なる内容となっています。
2日続けて同じものを提供しないよう、しっかりとメニューを変えてきていますね。 さすがです。
そして、デザートは甘さ控えめのゴマプリンでした。
そして、この最後のお食事を頂いている合間にチェックアウトの手続きを行うことができます。
精算はもちろんSPGアメックスでスマートに行い、手続きの終了に合わせて、日本らしく富士山の絵が描かれたLUPICIAの紅茶をお土産に頂きました。
ラウンジサービスのまとめ
リッツカールトン東京のラウンジは、7月から53階でのサービスが再開されています。
チェックイン、そしてチェックアウトの手続きは、このラウンジにてお茶やお食事を頂きながら行うことができます。
ただし、お食事は従来のブッフェスタイルではなくオーダー式になっていることと、最終のラストオーダーが21:20になっている、という制限があります。
また、このようなご時世ですので、宿泊客も少なめできっと空いているだろうと思っていたのですが、意外や意外、空いている席が無いほど、ラウンジは人でいっぱいでした!
宿泊客の約99%日本人という感じで、外国人はというと数人のスタッフの方のみでした。
そのスタッフの方々が英語で話しかけてきてくれるところが、海外にバケーションに来ているような気分にさせてくれて、よかったですね。
また、着物を着たスタッフの方も多くいらっしゃって、逆に日本の雰囲気も感じられましたね。
※以下にラウンジの案内レターを参考情報として添付しておきます。
お部屋の様子
今回宿泊したお部屋は、デラックスツインルームのスカイラインビューというお部屋でした。
リッツカールトン東京では一番スタンダードなツインベッドのお部屋になりますね。
ニューノーマルとはいいつつも、宿泊客は少ないだろうという当初の予想を裏切り、当日は土曜日であったこともあって宿泊される方は非常に多かったですね。
スタッフの方曰く、土曜日は極端に予約が増えているとのことでした。
お部屋のアップグレードもすこ~しだけ期待していたのですが、土曜日でなく平日を選択するべきでしたかね。
ということで、お部屋はこんな感じです。
テレビは大きかったですね。 65インチのサイズでしょうか。
洗面台は2つあります。
お部屋でのくつろぎタイムでは、Chromecastを繋いでYouTubeでも見ようと思っていましたが、ホテルのWifiがBrowser認証タイプのせいもあってか、手持ちのAndroidでもiPhoneでもうまく接続させることができませんでした。 ><
ちょっと残念でした。
写真ではやや逆光となっていますが、ツインのお部屋では、窓側にデスクがあります。
お部屋からの眺望はこんな感じです。
あんまり天気が良くなく、小雨まじりの天気が少し残念でしたが、TBSのBigHatやスカイツリー(写真右奥)が正面に見えるお部屋となっています。
虹をうまく写すことができました!
コーヒーカップはウェッジウッドです。 ヨックモックのお菓子が添えられていました。
最近ミネラルウィーターはペットボトルのものから、アルミ缶ののものに変更されたようですね。
もちろん、ザ・リッツ・カールトンのロゴ入りです。
アメニティは、リッツ定番のAspreyですね。
ヒゲ剃り用のシェーバーとシェービングクリームがスプレー缶で用意されています。
このキットが引き出しの3か所に同じように準備されています。
また、ターンダウン後にはミネラルウォーターの前にリッツカールトンのロゴの入ったチョコが置かれていました。
感染症対策についてですが、各フロアの入り口に除菌スプレーが置かれているのはもちろん、チェックイン時のお部屋の案内も今は実施されていないようです。
また、お部屋の中には除菌スプレーとマスクが置かれていました。
その他の設備
食べ過ぎが気になったため、ジムに行って汗をかいてきました。
④ディナー前のオードブルを頂いたあとで、ちょっとカロリー方が気になったので、46階のジムに行ってみましたが、なんとランニングマシーンもフル稼働で、かつロッカーも空いていない!?ということで、初日はジムの利用をあきらめました。
翌日、①ご朝食のあとで、ジムに再訪してみました。
まあまあ混雑していて、ランニングマシーンが開いているタイミングでちょっと写真を撮ってみました。
ちょっと見えにくいかもしれませんが、窓の向こうには六本木ヒルズが見えています。
スタッフの方がアルコール消毒を片手に、マシンを常に清潔に保っていただいているおかげで、安心してマシンを利用することができました。
十分に対策が実施されているといった感じでしたね。
ガレリア(お土産とお食事)
ガレリアの地下から地下鉄六本木駅に向かう通路に金沢の「福光屋」というお店が有り、目についた柿の葉ずしがとてもおいしそうだったので買って帰ることにしました。
こちらが、ガレリアで購入した唯一のお土産ですね。
それと、実はラウンジアクセスの中で、「④ディナー前のオードブル」と「⑤スイーツ&コーディアル」の間で、お腹に貯まるものが欲しくなり、「フォーナム」というベトナム料理のお店で、ハイナンチキンライスをガッツリと胃袋に放り込みました。 (食べ過ぎたなぁ~)
まとめ
六本木にある東京ミッドタウンの45階から上位のフロアにある、ザ・リッツ・カールトン東京。
マリオット系ホテルのカテゴリー”8”に位置付けられる、最上級のラグジュアリーホテルの名に恥じない贅沢なつくりや調度品、充実のサービスや素敵なお部屋、またスタッフの方々の対応もとても気持ちがよかったです。
また、完全なコロナウイルス対策が実施されており、安心して利用させていただくことができました。
可能であれば、年に1回はルーティンで泊まってみたいものですね~。