露天風呂付きのお部屋にアップグレード、伊豆マリオットホテル修善寺に宿泊してみました
温泉地として有名な修善寺にほど近い、伊豆マリオットホテル修善寺に滞在してきました。
こちらのホテルは、温泉施設のあるマリオット系ホテルとなっており、天気の良い日には富士山や天城山を望むことができる、風光明媚でとても自然豊かな環境に位置しています。
お食事やラウンジサービスの現状、感染症対策への取り組み等についてのレビューを共有させていただきたいと思います。
こちらの滞在記が少しでも皆さんの検討の参考になるとうれしいです。
伊豆マリオットホテル修善寺 (Izu Marriott Hotel Shuzenji)
こんばんちゃ、しげちゃです。
伊豆マリオットホテル修善寺はラフォーレリゾート修善寺のエリア内にあるマリオット系ホテルで、ホテルカテゴリーは”5”(2021年)となっています。
2017年にラフォーレ修善寺のホテル棟の部分を改装し、マリオットホテルとしてリブランドされました。
そして、東京エディション虎ノ門、東京マリオットホテル、JWマリオット奈良などのマリオット系のみならず、コンラッド東京やシャングリラ東京などのラグジュアリーホテルをいくつも運営されている、森トラスト・ホテルズ&リゾーツによって安定したオペレーションが実施されています。
2階のフロアにはラウンジが用意されており、ソフトドリンク、スナック、スパークリングワインやビール等のアルコールを含むドリンク類、スナックやホットミールを頂くことができます。
また、1階には温泉スパ大浴場があって、水着着用エリアとお風呂エリアに分けられており、それぞれの施設を利用することができます。
今回は利用しませんでしたが、岩盤浴の設備も用意されていました。
更に、ラフォーレ施設内にも温泉施設が設けられており、こちらの施設も利用することができます。
その他、24時間利用できるフィットネスジムも2階に用意されており、食べ過ぎて鈍った体にもしっかりとカツを入れることもできますよ ^^/
ホテルの立地
鎌倉幕府の2代将軍である源頼家のお墓や北条政子が建てた指月殿などの史跡が多く残る修善寺温泉街。そこから車で約15分ほどの場所にホテルは位置しています。
電車でのアクセスにおいては、伊豆箱根鉄道を使って終点の修善寺駅まで行き、そこから送迎バスに乗り換えて約25分で到着することができます。
また、自家用車の場合は、伊豆縦貫道を経由して天城北道路を大平インターチェンジで降りて約15分くらいでホテルに到着できます。
当ホテルは、少し森の中に入ったラフォーレリゾート修善寺のエリア内にありますので、自家用車かレンタカーを使ってアクセスされるのが便利かと思います。
ラフォーレリゾート修善寺
この伊豆マリオットホテル修善寺は、元々ラフォーレ修善寺のホテル棟をリブランドしたものになります。
つまり、ホテル棟以外の設備はラフォーレとしてそのまま残っていることから、宿泊者はそれらの施設も利用することが可能です。
また、広い敷地内での移動においては、シャトルバスが定期運行されています。
以下はラフォーレリゾート修善寺の全体図となりますが、伊豆マリオットホテル修善寺は一番右側のエリアに位置しています。
ラフォーレにも宿泊施設が有るようでしたが、こちらはコテージタイプが多いようですね。
また、ラフォーレの中にも温泉大浴場「森の湯」があり、こちらの温泉を利用することも可能です。(上記の図⑦)
伊豆マリオットホテル修善寺の中にも温泉スパ施設はありますが、露天風呂はありませんので、開放感を楽しみたいのであれば、ラフォーレの方の温泉大浴場を利用されるのが良いかと思います。
ランチは野外でのバーベキューにしようと思い、図③の上にある「BBQ GARDEN」に行ってみましたが、こちらは夏季限定の施設のようで、私が訪れた時期は残念ながらまだ利用できませんでした。
チェックイン
金曜日の午後から半休を取り、自宅から車を飛ばして、18:00前にホテルに到着しました。
駐車場のスペースはとても広く、利用料金も無料です。
駐車されている車の台数から見ると、そんなに混んではいないかな?という感じでした。
カウンターに並んでいる他のお客さんはいなかったので、チェックイン手続きはすんなり完了しましたが、16時のレイトチェックアウトは難しいということで、13時チェックアウトになりました。
今回はスーペリアツインという一番スタンダードなお部屋を予約していましたが、テラスに温泉の露天風呂が付いたデラックスツインのお部屋にアップグレードしていただきました。
こちらのお部屋は人気がありプラチナステータス以上の方にアサインされることの多いお部屋の様で、なるべく早めにお部屋のクリーンナップをしたいといことから、レイトチェックアウトは難しくなっているのだと理解しました。
それと、今回は連泊だったことから、感染症対策の一環として「スタッフと宿泊客の接触の機会を減らす」べく、お部屋のクリーンナップを省略すると1000円ディスカウントされるようなキャンペーンが実施されていましたので、こちらにも参加してみることにしました。
お部屋のご紹介
今回は、テラスに温泉露天風呂が付いたデラックスツインのお部屋となっています。
シャワールームの横にお風呂が付いているお部屋もあるようですが、このお部屋はテラスにお風呂が有って、外との境にある“すだれ”を持ち上げることで、冷たい外気が一気に入ってきて、まさに露天風呂といった感じでとても気持ち良かったですね。
お部屋は721号室となっていましたが、フロアは3階の最上階となっていました。 (3階建ての建物です)
部屋番号はラフォーレのコテージエリアを含めた通し番号か何かで管理されているんでしょうね。
ベッドルーム
お部屋に入ると、まず玄関のようなスペースがあり、そこから一段上がった床にフローリングが敷いてあります。
靴を脱いで上がってねっ!という感じで、自然にスリッパに履き替えることになります。
お部屋は、白とグレーウッドのコントラストで渋く、とても落ち着く感じでした。
床はウッドでしたが、ベッドの下にはグレー系の絨毯が敷いてあって、お部屋の統一感を演出していました。
ベッド横の棚の中にはミニバーがあり、コーヒーのドリップ、カップやグラス類が用意されていましたが、冷蔵庫の中はカラッポでした。
あとで説明しますが、後にこの冷蔵庫の中はドリンクでいっぱいになります^^;
東芝製のテレビが壁にビルトインされており、Fire TV StickをHDMI接続するには可変式の延長ケーブルが必要となります。
また、USB端子のないテレビでしたので、ACアダプターからの給電が必要になりますが、コンセントが近くに無かったため、ホテルの方に延長ケーブルをお借りしました。
テレビの横には丸テーブルが用意されていましたが、その逆側には扉のないクローゼットが用意されていました。
また、その下には荷物を載せる台があり、引き出しには浴衣が入っていました。
更にこの横の柱には隠し扉?があって、そこにはアイロン台や靴ベラ等が収納されていました。
水回り
洗面台はこんな感じで、とてもシンプルなつくりとなっていました。
アメニティも一通り揃っています。
あれ、シャンプーやコンディショナーが見当たらないようですね・・・
はい、ご安心ください。シャンプー類は、シャワーブースの中にボトルで用意されていました。
それぞれ、マリオットホテル御用達のTHANNのシャンプー、コンディショナー、そしてボディウォッシュとなります。
THANNのアメニティは香りが良くって、個人的に好きなブランドです。
で、シャワーブースはこちらになります。
滞在中、ここのシャワーブースは1回も利用しませんでした。
というのも、1階には温泉スパ・大浴場があり、お部屋にはテラスに温泉露天風呂がありましたので、利用する機会が無かったというのが正しいですね。
おトイレ
お部屋に入ってすぐのところにおトイレは設置されていました。
TOTO製のタンクレスで勝手に流れるタイプのモデルとなっています。
お部屋の露天風呂(温泉)
このお部屋の目玉となりますが、かけ流し温泉の露天風呂がテラスに設置されています。
部屋との間にあるサッシを開けておくと、ちょろちょろと流れ出ている温泉の水音がなんとも心地よかったですね。
朝風呂の時は、“すだれ”を上にあげて利用してみました。
なんてすがすがしい景色でしょう。
天気も良くって、もう最高です!
ず~っと浸かっていたくなるようなお風呂だったことは、言うまでもありません。
お部屋からの眺望
お風呂からの景色と同じく、天城の山々を望むことができるビューとなっています。
人工の建造物もなく、一面新緑そして青い空でした。
プラチナエリートの特典について
プラチナエリートの宿泊実績を獲得することに成功した私は、次のチタンエリートを目指しているところです。
ゴールドエリートになって、次に最初に目指すのはプラチナエリートとなりますが、それぞれのステータスで得られる特典は以下の通りとなっています。
プラチナエリートになると、ゴールドエリートよりも更に魅力的な特典が追加されます。
特に以下の特典がありがたいですね。
- スイートルームまで(空いていれば)お部屋のアップグレードが可能
- エグセクティブラウンジへのアクセス
- 16時までのレイトチェックアウト(空いていれば)
- 選択できるウェルカムギフト
はい、今回は温泉露天風呂付のお部屋にアップグレードしていただきました!
更に、レストランでのモーニングブッフェを無料(2名分)にて頂くことができました。
その他、ラウンジも利用することができて、アルコールやお料理を頂くことができました。
参考)マリオットのプラチナエリートステータスをいち早く獲得されたい方は、以下を参考になさってください。
プライベート ラウンジ (エグゼクティブ・クラブラウンジ)
伊豆マリオットホテル修善寺には2階にプライベートラウンジが設置されており、プラチナエリート以上の方が利用することができます。
ラウンジの利用案内
こちらが、現時点(2021年4月)でのラウンジのサービス案内となります。
①ラウンジサービス
⇒ ソフトドリンク、お菓子やプチケーキ 12:00pm ~ 21:00pm
⇒ + スパークリングワイン、ビール、お料理 17:30pm ~ 21:00pm
②朝食サービス
⇒ グリル&ダイニングG 7:00am ~ 11:00am
このホテルでのラウンジサービスで、特徴的だったことが1つありました。
ラウンジが密になるのを避けるため「お料理やビールなどの飲みものは、お部屋に持ち帰って楽しんでいただいてもよいですよ」とのこと。(普通のラウンジサービスではタブーですよね・・・)
チェックインの時に対応いただいたスタッフの方にこのように言われ、心配だったのでラウンジ内での担当スタッフの方にも再度確認してみましたが、間違いありませんとのことでした。
ということで、数本のビールとコーラをお部屋の冷蔵庫に入れさせていただき、お風呂上りにおいしく飲ませていただきました。
はい、控えめに言って最高です!
①ラウンジサービス : 2階 プライベート ラウンジ
アルコール提供前と17:30からのアルコール提供開始後ではお料理の内容も少し変わります。
12:00~17:30まで
ラウンジ内の飲み物や食べ物を取りに行く際には、マスクと手袋の着用が必須となります。
飲み物ですが、まず、Mighty Leafの紅茶が用意されていました。
コーヒーマシーンもあり、別途冷蔵庫の中にはオレンジジュースやジンジャーエールが用意されていました。
その他には、スナックやフルーツ類、
そして、プチケーキも置いてありました。
ラウンジの入り口には施錠扉もなくスタッフも不在のことが多いので、ラウンジへのアクセス権を持っていることが分かるように、テーブルに置かれたお皿の上に、カードを載せておくことがルールとなっていました。
さて、それではジンジャーエールとプチケーキをいただきましょう。
17:30~21:00まで
17:30以降になるとシャンパンやビール等のアルコールをいただくことができます。
お料理も簡単なものが提供されます。
この日は、焼きそば、から揚げ、タコ焼き、スパゲティなどが提供され、おいしくいただきました。
それから、小鉢に入ったおつまみ類やチーズ類も提供されていました。
この後、修善寺駅まで人を迎えに、車の運転をしなければならなかったので、アルコールは控えさせていただきました。
②朝食サービス : 2階 グリル&ダイニングG
朝食は、ラウンジではなく2階にあるグリル&ダイニングGというレストランでの提供となります。
マスクと手袋を付けてのフルブッフェでのサービスとなっていました。
寝坊したのでレストランに到着したのは、ラストオーダーが迫っている時間帯で、一部のお料理は補充待ちになっているものもありました。
こちらは飲み物やエッグステーションのあるコーナーです。
小瓶に入ったフレッシュなモーニングドリンクが用意されています。
こちらは、洋食系のレーンとなっていて、
ハムやサラダ、サーモンもしっかりといただくことができました。
その横には、ご飯のお供となる和食系のおかずがありました。
窓際にはご飯とお味噌汁、うどんと飲茶がありました。
もちろん、ブレッド系も充実の品揃えとなっていました。
色鮮やかなフルーツ類もおいしかったですね。
そして、卵料理につては、紙に書いてオーダーすると、テーブルまで運んできていただけます。
全部入りのオムレツをお願いしました。
食べたいものを、あれもこれもと持ってきた結果がこちらになります。
おいしそうですね、いっただきま~す。
夕食 ディナーブッフェ : 2階 グリル&ダイニングG
このホテルの周りで食事をするには修善寺駅の近くまで移動しなければなりません。
ということで、ホテルでのディナーブッフェをいただいてみることにしました。
場所は、朝食会場と同じく、2階にあるレストラン、グリル&ダイニングGとなります。
メインのお料理を1品選んで、あとはブッフェコーナーから好きなものを好きなだけ持ってこれるシステムです。
ブッフェコーナー(メインディッシュを除く)
まずStarter Barのコーナーですが、全種類制覇が難しいほど、多くのお料理が並んでいます。
朝食での品数もすごかったですが、ディナーブッフェでのお料理達の種類も半端ないですね。
横のレーンには和食系のお料理が並んでいます。
そして、その向かい側には、サラダと野菜たち、
生ハムやカモ肉など、洋食系のお料理が所狭しと並んでいます。
そして、一番奥のエリアには、抹茶のティラミスやイチゴのタルトなどのデザートが、これまた所狭しと並んでいます。
とにかく種類が豊富ですね。
食べたいものを、あれもこれもと持ってきた結果がこちらになります。
メインディッシュ
おっと、忘れてはならないメインディッシュのお料理が運ばれてきました。
今回は3名で来ていますので、3種類のメインディッシュをご紹介します。
どの料理も、味はもちろんのこと見た目の美しさにもこだわりを感じました。
伊豆椎茸を巻いた さわやか富士の鶏 山葵風味のグレービーソース
紅富士サーモン伊豆しょうゆ麹マリネ焼き レモンバターソース
沼津魚河岸より 旬魚の木の芽味噌焼き
チェックアウト
プラチナステータスの1つの特典でもあるレイトチェックアウト(16:00まで)ですが、今回は人気のお部屋ということもあり、13時でのチェックアウトとなりました。
今回は追加1名の料金計算があり領収書の内訳についての説明が少しありましたが、すんなりと手続きは完了しました。
お部屋のクリーンナップ省略キャンペーンの割引(1,000円)もきちんと反映されていました。
その他の設備
このホテルには、以下のような追加設備がありました。
・温泉スパ(大浴場・水着着用エリア・岩盤浴)
・フィットネスセンター
・キッズルーム
温泉スパ(大浴場・水着着用エリア・岩盤浴)
1階の奥に温泉スパの入り口があります。
こちらで靴を脱いで入場します。
向かって右手が男性用で、左手が女性用となります。
靴を脱いでまっすぐ進むと、水着着用ゾーンのエリアが見えます。
21:50頃に来てみたのですが、22時までの利用時間となっていることもあり、どなたもいらっしゃらなかったですね。
お風呂のエリアは、大浴場というよりは中浴場という感じの屋内のお風呂のみとなっていました。
やっぱり露天風呂でなきゃ、という方はラフォーレにある「森の湯」を利用されてみてはいかがでしょう。
フィットネスセンター
フィットネスセンターは2階に設置されていました。
お部屋のセキュリティカードをかざすことで入場することが可能です。
そんなに広いお部屋ではないですが、ベンチとダンベルを使ってひと汗かかせていただきました。
もちろん、ランニングマシンやバイクも用意されていました。
キッズルーム
1階のフロントロビーの奥にはキッズルームが設置されていました。
絵本が置いてあったり、大小さまざまなクッションが置かれた空間となっていました。
転んでもケガをしないようなクッションで囲われたエリアがあったりと、小さなお子様連れでも安心して楽しめるのではないでしょうか。
修善寺温泉
天気も良かったですし、部屋でビールばかり飲んでいてもなんですので、修善寺温泉街に行ってみることにしました。
街の真ん中を流れる修善寺川(桂川とも呼ばれるているようです)に沿って、小道が整備されています。
そして、その一角には竹林があり、爽やか風が通り過ぎる、非常に心地の良い小道となっていました。
秋の景色もぜひ見てみたいですね~
こちらは”独鈷の湯”と言って、修善寺川の中州に温泉が湧き出ている場所になってます。
以前、ここの温泉で足湯を楽しむ人達の映像を見たことがあったような気がします。
でも、今は誰も人がいませんね・・・
近くに行くと、足湯は利用できないという看板が立てられていました。
平安時代に弘法大師が開いたお寺がこちらの修禅寺となります。
地名の修善寺と違って、お寺の修禅寺の”ゼン”の字は、漢字が異なるようですね。
まとめ
伊豆マリオットホテル修善寺はラフォーレリゾート修善寺内のホテル棟を改装してリブランドされたホテルとなっており、ラフォーレリゾート内にある施設(露天風呂など)を利用することもできます。
東京エディション虎ノ門、東京マリオットホテルなどのラグジュアリーホテル運営で実績のある森トラスト・ホテル&リゾーツによって安定したオペレーションが実施されています。
このホテルにはラウンジが用意されており、ソフトドリンク、スナック、スパークリングワインやビール等のアルコールを含むドリンク類、スナックやホットミールを頂くことができます。
また、2階にあるレストラン「グリル&ダイニングG」にてブッフェ(朝食・夕食共)をいただきましたが、お料理の種類が非常に豊富で、どれもおいしく大満足でした。
その他、1階には温泉スパ大浴場があって、水着着用エリアとお風呂エリアに分けられていて、それぞれ利用することができます。
また、岩盤浴の設備も用意されていました。
特に今回は温泉露天風呂付のお部屋に宿泊することができましたので、ゆったりした時間を過ごすことができました。
次回は紅葉を楽しみに再訪したいと考えています。
マリオット・インターナショナル(Marriott International)泊まってみたい超豪華ホテルブランドがいっぱい