【2021】ANA国際線機材(78M)のプレミアムクラスにアップグレード、羽田⇔福岡を往復してみた
ANA国際線機材(78M)のプレミアムクラスに乗って、羽田⇔福岡を往復してきました。
エコノミークラスからプレミアムクラスへアップグレードする方法のご紹介、ANAプレミアムチェックインカウンターやANAラウンジの現在の状況、そして国際線機材のプレミアムクラスでのお食事内容について、実際に体験してきた情報を共有をさせていただきます。
こちらのフライト情報が少しでも皆さんのお役に立てるとうれしいです。
まずは、福岡からの再開
こんばんちゃ、しげちゃです。
2018年にANA SFC 修行を解脱し、2019年はプラチナステータスや海外発券チケットへのチャレンジなど、なかなか楽しいフライト生活を送ることができました。
しかしながら、2019年暮れの福岡フライトを最後に、感染症の脅威の前に空を舞うことができなくなり・・・
2021年10月。緊急事態宣言も解除され、会社でも業務上の必要性があれば出張も認められるようになり、2年ぶりにフライトできることになりました!!
さて、どこに飛ぼうか?ということで、2年前の最後のフライトとなった場所からフライト生活を再開させたいと思い、福岡に飛んでみることにしました。
この記事では、以下についての情報を共有させていただきたいと思います。
・エコノミークラスからプレミアムクラスへのアップグレード
・ANAプレミアムチェックインカウンターやANAラウンジの現在の状況
・国際線機材のプレミアムクラスでのお食事
エコノミークラスからプレミアムクラスへのアップグレード
アップグレードポイントの利用
今回は、航空券単体での購入ではなく、ANAトラベラーズダイナミックパッケージを利用した3泊4日のツアーという形でチケットを確保しました。
国内旅行ツアーということで「個人包括旅行運賃」チケットとなり、マイルやプレミアムポイントも通常のチケット購入に比べて換算レートが低くなってしまいますが、プレミアムクラスへのアップグレードを行うことは可能でした。
私はANA SFC会員ですので、毎年アップグレードポイントが“4”ポイント自動的に付与されます。
羽田から福岡へのフライトに対するアップグレードは、このアップグレードポイントを利用しました。
アップグレードにおけるポイント①:タイミング
アップグレードの手続きができるのは「搭乗日の2日前の0:00から」となります。
10月27日の搭乗便ですと、10月25日の夜の0時となります。アップグレードを狙っているライバルの方は結構おられますので、10月の24日の23:55からANAのサイトにログインをし、スタンバイしておく必要があります。
手続きはスマートフォンのANAアプリ、あるいはANAのPCサイトから、予約しているフライト情報のページから行うことができ、手続き可能な時間になると「アップグレード手続き」のボタンが選択できるようになります。
国内線でのアップグレードを行うにはアップグレードポイントが”4″ポイント必要となります。
アップグレードにおけるポイント②:プレミアムクラスの座席数
無事に「アップグレード手続き」ボタンを押せたとしても、空席が無ければアップグレードすることができません。
仮に空席が無かったとしても、前日にキャンセルとなり空席が出てくる可能性もありますので、定期的にチェックしてみることでチャンスを掴めるかもしれません。
ただ、かなり確立は低いですね。
アップグレードの確率を上げるにはどうすればよいか考えてみました。
単純な答えとしては、プレミアムクラスの座席数が多い機体を選択することです。
羽田⇔福岡便で利用されている機体は、ボーイング767-300(76P)、ボーイング787-8(78P)がありますが、それぞれプレミアムクラスの座席数は10席、12席となっています。
通常予約で購入されている方も一定数おられるでしょうから、まだ残っている席がある確率とアップグレード狙いのライバルの数を考えると、確率はなかなか厳しそうですね。
ですが、この路線には国際線機材のボーイング787-8(78M)が投入されています。同じ787-8ですが、識別記号は78“M”となっています。
この機材ですとプレミアムクラスの座席数が42席と他の機材の4倍ほどの座席数となります。
フライト時間の調整がつくようであれば、この78Mの機材を選択することで、プレミアムクラスへのアップグレードの確率を高めることが可能となります。
クレジットカード決済の利用
アップグレードポイントなんて持っていないよぉ、という方もご安心ください。
クレジットカードでの決済も可能です。開始の5分前にログインしてスタンバイする際には、決済予定のクレジットカードも手元に置いておきましょう。
セキュリティコードの入力でもたついてしまうことがありますので、事前に確認をしておくことをお勧めします。
ANAプレミアムチェックインカウンターやANAラウンジの現在の状況
羽田空港
緊急事態宣言が解除されて約1月ほどが経過した10月27日(水)、平日の早朝にも関わらず羽田空港には意外と人がいましたね。
私はANA SFCを持っていますので、通常の搭乗手続きのルートではなく、ANA Premium Check-In を利用することができます。
機内持ち込み荷物だけを持った軽装なビジネスマンの方がほとんどで、私のようにスーツケースを預けるような人は、家族連れの1組しかいませんでしたね。
保安検査ゲートを抜けるとそのすぐ横に、ANAラウンジが待っていてくれました。 おぉー、お久しぶりです!
福岡到着後にいろいろとやらなければならない用事があったので、いつもの駆けつけビールは控えることにしましたが、ビールサーバーも以前のように忙しく仕事をしているようでした。
福岡空港
帰りの福岡空港にも、羽田空港と同じく ANA Premium Check-In が用意されていますので、こちらのゲートから保安検査を受けることにします。
福岡空港では、Premium Check-In の入り口でサーモセンサーによる体温チェックが行われていました。
日曜日のお昼のフライトだったのですが、ANAラウンジはビジネスマン風の方々を中心に、まあまあ人がいましたね。
以下のドリンクコーナーから、好きな飲み物を自由にいただくことができます。
今回は、もちろんビールを注ぎます。 昼間っから3杯いただき、ほろ酔い気分になりました。
この日は天気も良く、ANAラウンジの大きな窓からは、航空機が離着陸する様子を目前で楽しむことができます。
①10月27日(水) : ANA241 羽田(7:30発) ⇒ 福岡(9:25着)
プレミアムクラスへのアップグレードを狙って、国際線機材の78Mでフライト時間を探したところ、7:30発というかなり早い時間帯での便を予約することになりました。
OKAタッチを繰り返していた修行僧時代を思い出しました ^^;
ANAラウンジでくつろぐ時間も欲しかったので、始発に近い電車に乗り、新宿のバスタから羽田までリムジンバスで向かうことに。
まだ人影もまばらな、朝5:30頃の新宿南口です。
新宿バスタは初利用だったのですが、ここからANAが発着する羽田の第2ターミナルまで、大体30分掛からずに到着することができました。
渋滞のない時間帯ということもあるのでしょうが、6:10に羽田到着。こんなに早く羽田に行くことができるとは非常に便利ですね。
このリムジンバスの便利さを知っている人も多いのか、意外とバスの席は埋まっていました。
国際線機材の78Mのプレミアムクラスにアップグレードし、最終的に”4K”という座席を予約できました。 外の景色を楽しみたかった事から、翼よりも前の窓側の席を確保しました。
座席は足元がかなり広々としていた快適でしたね。
さあ、それでは滑走路に向かいましょう。
お食事はサンドイッチとスープにフルーツという控えめな内容となっていて、エネルギーは336kcalとなっていました。
朝食としては十分ですね。
このフライトは”クラスO”となっており、獲得できたのは438マイル(ボーナス+155含む)で、プレミアムポイントは567となりました。
フライトの様子は、別途動画をご覧ください。
②10月31日(日): ANA252 福岡(12:30発) ⇒ 羽田(14:10着)
博多駅から地下鉄で2駅目という、非常にアクセスが良い福岡空港。
行きと同様、帰りも78Mのプレミアムクラスにアップグレードし、”4K”という座席を予約することができました。
福岡に来た時と同じ座席となりますね。
帰りはお昼ご飯ということで、高菜ご飯や豆腐ハンバーグ、お魚料理と種類が豊富で、エネルギーは562kcalとなっていました。
ラウンジではビールをいただきましてので、機内ではスパークリングワインを頂くことにしました。
最高のランチになったことは言うまでもありませんね。
このフライトは”クラスS”となっており、獲得できたのは878マイル(ボーナス+311含む)で、プレミアムポイントは1,134となりました。
フライトの様子は、別途動画をご覧ください。
福岡でお勧めのホテル
今回の福岡旅行で滞在した2つのホテルについてご紹介します。
ANAクラウンプラザホテル福岡
1つ目がANAクラウンプラザホテル福岡ということで、今回は航空券とのセットでの国内ツアーとして利用してみました。
博多駅のすぐそばにあり、非常に便利なシティホテルでオススメです。
ヒルトン福岡シーホーク
博多駅からは少し離れていますが、博多湾を一望できるシーサイドに建つ当ホテルは1000室を超える客室を持つ大型ホテルとなっていて、帆船の甲板で食事をしているような開放感を得られるシアラでの朝食は最高でした。
まとめ
2019年暮れの福岡フライトを最後に、感染症の脅威の前に空を舞うことができなくなりました・・・
しかし、2021年10月。緊急事態宣言も解除され、会社でも業務上の必要性があれば出張も認められるようになり、2年ぶりにフライトできることになりました!!
ということで、2年ぶりのANAフライトは、国際線機材でのプレミアムクラスということで、非常に優雅で快適な空の旅となりました。
国際線機材を選択することで、エコノミークラスからプレミアムクラスへのアップグレードの確率を上げることができました。
また、ANAプレミアムチェックインカウンターも通常通りにサービスが始まっており、ANAラウンジでも依然と同様にアルコールサービスが提供されていました。
そして、プレミアムクラスのお食事も感染症が流行る前と同様のサービスが適用されていると感じました。
変化している点としては、食事中以外は常にマスクを着用することと、アルコール除菌シートが配布されること、ぐらいですかね。
さて、感染症が収まっている間は少しでも経済活動に貢献するべく、ルールを守った安全な旅の検討をしてみたいと思います。